ルームクリップと佐原、住宅の24時間換気に関する共同調査を実施給気口を「全く開けていない」が12.1%

効果的な換気の実現に向けた取り組みで連携

ルームクリップ株式会社

住生活の領域に特化した日本最大級のソーシャルプラットフォーム「RoomClip( https://roomclip.jp/ )」を運営するルームクリップ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:髙重正彦、以下ルームクリップ)と、自然換気装置の開発・販売を行う株式会社佐原(本社:岩手県一関市、代表取締役:佐原芳樹、以下佐原)は、RoomClipユーザー832名を対象に、住宅の24時間換気に関する共同調査を実施しました。調査では住宅の24時間換気を実施していない人の割合が26.6%、自宅の給気口を日常的に閉めている人の割合が20.8%に上るなどの実態が明らかになりました。今後、両社で連携して住宅の24時間換気の重要性の啓発や、24時間換気をしやすくする環境についての提案を行ってまいります。

※本プレスリリースにおける「24時間換気」とは、自然給気と機械排気を組み合わせる「第3種換気」における24時間換気を指しています。

【調査概要】

・調査方法:オンラインアンケート

・調査対象:RoomClipユーザー

・回答者数:832名

・回答期間:2024年8月23日(金)〜2024年8月29日(木)

【調査結果】

24時間換気の実施状況

  • 26.6%が「24時間換気を行っていない」と回答。

  • 約4人に1人が24時間換気を実施していない実態が判明。

給気口の開放状況

  • 24時間給気口を開けているのは70.8%にとどまる。

  • 給気口を日常的には閉めている人は合計20.8%。

  • 12.1%が「全く開けていない」と回答。

給気口を開けない主な理由

  • 36.8%が「開ける必要性を認識していない」

  • 26.5%が「虫の侵入」を懸念

  • 5.1%が「壁の汚れ」を懸念

【調査結果の分析と今後の課題について】

啓発活動の重要性

24時間換気システムの重要性や正しい使用方法に関する理解が不足していることが明らかになりました。消費者向けの情報提供や教育活動が重要であるといえます。

住まいづくりにおける換気設計の重要性

虫やホコリの侵入、壁の汚れを懸念する声が多く、これらの問題に対応した換気方法の整備と提案が必要です。効果的な換気システムの導入が求められます。

総合的な住環境改善へのアプローチ

24時間換気の実施率向上には、単に換気システムの改善だけでなく、エネルギー効率、音環境、温熱環境など、住まい全体の快適性を考慮した総合的なアプローチも必要といえます。IoTやAI技術を活用したスマートホームソリューションなどの啓発・普及なども有効な手段といえそうです。

【佐原のコメント】

今回の調査により、日本の戸建て木造住宅の約80%を占める「第3種24時間換気システム」に関連する利用上の問題が浮き彫りとなりました。換気は、密閉された住宅内で非常に重要な役割を果たしており、現代の超気密住宅においては、その重要性がますます高まっています。

昭和や平成時代の住宅とは異なり、現在の住宅では換気システムが住まう人々の健康や快適性を保つために以前よりも重要な存在となっています。換気設備は、住宅内の湿気の除去、二酸化炭素濃度の低減、ウィルス感染の防止、臭気の排除、さらにはアレルギーやシックハウス症候群の予防といった、さまざまな健康リスクに対する防御手段として機能しています。

当社では、各大手サッシメーカー様向けに、サッシ窓に組み込むことができる第3種24時間換気用の給気口および排気ファンをOEM開発・販売しております。このサッシ窓用給気口を使用することで、多くのアンケート結果に見られた「虫が入ってくる」という問題を解決し、壁に穴を開けて給気口を設置する必要がなくなるため、住宅の外観を損なう心配がありません。また、雨だれによる給気口カバーからの外壁の汚れや、室内クロスの汚れも軽減することができます。

今後も、当社はお施主様に快適な生活環境を提供し、より良い暮らしを実現できるよう、製品の企画・開発に全力で取り組んでまいります。

【RoomClipについて】 

家具や家電、雑貨などのインテリア写真の投稿、閲覧からアイテムの購入までできる、住生活の領域に特化した日本最大級のソーシャルプラットフォームです。スマートフォンアプリとインターネットのウェブサイトを展開しています。現在写真枚数は600万枚を超えます。RoomClipは日本で最も「実際に人が生活している部屋の写真とデータ」が集まっているサービスです。雑誌やテレビなど年間に100以上の媒体でRoomClipユーザーが紹介されています。

【ルームクリップ株式会社について】

代表者:髙重正彦

設立:2011年11月24日

所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷1-28-1

URL:https://corp.roomclip.jp/

事業内容:「RoomClip(ルームクリップ)」の企画・開発・運営、「KANADEMONO(カナデモノ)」の企画・製造・販売、インテリアの仕入・販売、その他EC・D2Cに関する事業

RoomClip(https://roomclip.jp/

RoomClipビジネス(https://biz.roomclip.jp/business

RoomClip住文化研究所(https://lab.roomclip.jp/

KANADEMONO(https://bydesign.co.jp/

【株式会社佐原について】

代表者:佐原芳樹

設立:1967年5月20日

所在地:岩手県一関市赤荻字亀田143

URL:https://sahara-s.co.jp/

営業品目:

住宅に設置される24時間換気システムの換気商品(給気・排気)の商品開発・⽣産・販売・換気計算サービス

住宅・ビル・店舗など空気の環境を改善する換気商品

形状記憶合⾦(SMA)の温度で通⾵を⾃動制御させる換気商品

住宅のドア及びビル・店舗の排煙窓に⽤いられる⾼機能パネル

窓換気プロモーション(https://sahara-s.co.jp/lp/

SAHARA shop(https://sahara.shop-pro.jp/

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会社概要

ルームクリップ株式会社

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URL
https://corp.roomclip.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区千駄ヶ谷1-28-1 佳秀ビル2階
電話番号
-
代表者名
髙重 正彦
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2011年11月