マンパワーグループ調査、「65歳以上の就業」対応企業は約4割
企業の人事担当者400名を対象に、「65歳以上のシニア就業状況」を調査
総合人材サービスのマンパワーグループ株式会社 (本社・東京都港区、代表取締役社長:池田 匡弥、以下マンパワーグループ)は、民間企業の人事担当者400名を対象に、「65歳以上のシニア就業状況の調査」を実施、本日結果を発表します。
- 「65歳以上のシニア就業状況の調査」実施の背景
※1厚生労働省 高年齢者雇用安定法改正の概要
https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000694689.pdf
- 65歳以上のシニア就業の確保:「対応している」は約4割、「対応していない」では約2割
65歳以上の就業確保の対応状況に関しては、全体の約4割が「すでに対応している」(42.8%)と回答しています。「対応を予定している」(15.5%)、「対応を検討している」(18.3%)と3割を超える企業が、シニアの就業確保に努めています。一方、「対応はしていない」(22.0%)とシニア就業の環境整備に未着手の企業が約2割の結果となりました。
- 65歳以上のシニア就業の確保に向けた取り組み:「70歳までの継続雇用制度の導入」が約6割
65歳以上の就業の確保を進めるための取り組みについては、「70歳までの継続雇用制度の導入」(58.2%)が最も多く、全体の約6割を占めています。「70歳までに継続的に業務委託契約を締結する制度の導入」(25.5%)、「70歳までの定年年齢の引き上げ」(24.5%)が続き、企業では主に70歳まで雇用を継続する取り組みを実施していることがわかりました。また、「定年制の廃止」(13.7%)は約1割超であり、働く年齢に制限を設けない制度の導入は進んでいないようです。
- 調査結果より
国の政策として「65歳以上の雇用推進」が掲げられているため、今後は65歳以上の就業機会の確保が努力義務ではなく、義務化されていくことも想定されます。少子高齢化が進む社会環境の中、企業・組織は、今後どのような業務においてシニア層を活用し、どのような受け入れ体制・環境整備を実施していくのかが課題となりそうです。
【調査概要】
調査時期:2022年8月3日~8月4日
調査対象:企業の人事担当者を務める20代~50代の男女
有効回答:400名
調査方法:インターネット調査
■マンパワーグループ「65歳以上のシニア就業状況の調査」
詳細については、下記URLよりご確認ください。
URL: https://www.manpowergroup.jp/client/jinji/surveydata/20221005.html
- マンパワーグループ「TAPFIN(タッフィン)」が提供する定年再雇用者(シニア派遣)を対象とした人材管理ソリューション
✔ シニア派遣の登録や受入をする派遣会社の選定・マッチングを実施
✔ シニア派遣契約の締結・契約管理---派遣料金の合意形成から受入開始~開始後の契約管理をサポート
https://www.manpowergroup.jp/company/press/2021/20210719.html
マンパワーグループ株式会社 会社概要
会社名 マンパワーグループ株式会社
所在地 〒108-0023 東京都港区芝浦3-1-1田町ステーションタワーN 30階
代表者 代表取締役社長 池田 匡弥
資本金 40億円
設立年月日 1966年11月30日
業務内容 人材派遣/請負事業、職業紹介事業、アウトソーシング事業、再就職支援、タレントマネジメント等
ManpowerGroup®は、総合人材サービスを提供する世界有数の企業です。組織を成功に導く「人材」の採用、評価、育成、管理に関わるサービス提供により、変化する働く世界の組織変革を継続的に支援します。マンパワーグループブランドであるManpower®、Experis®、Talent Solutions® を通じて、70年近くにわたり、世界75ヵ国・地域における働く人々と企業・組織に価値あるサービスを提供してきました。また、ダイバーシティ&インクルージョンの観点から、最も働きやすい企業として、常にその多様性が評価されてきました。2021年、マンパワーグループは、「世界で最も倫理的な企業」の1社に選ばれて12年目となりました。
会社サイト https://www.manpowergroup.jp/
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