トヨクモ、モキュラとのウェブカメラ関連新規事業についての業務提携に関する基本合意書締結を発表

トヨクモ株式会社

誰でも簡単に使えるビジネス向けのクラウドサービスを提供するトヨクモ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:山本 裕次、以下トヨクモ)は、モキュラ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:中村 健一郎、以下モキュラ)との将来的な資本提携を見据えた業務提携に関する基本合意書を締結いたしましたので、お知らせいたします。

■業務提携の背景

モキュラは株式会社シャノンの創業者である中村 健一郎氏が創業したクラウドサービスを開発中のベンチャー企業です。中村氏はマーケティングオートメーションツールを開発するシャノンを創業し、同社を2017年に東証マザーズ市場に上場させるまで成長をさせました。そんな中村氏の持つ業界における知見と、トヨクモが培ってきたkintone連携サービスのマーケットを融合し、今回新たなkintone連携サービスの開発を進めるにいたりました。

■サービス内容

モキュラが提供する「人の目クラウド」は、AIがウェブカメラ映像から即時に異常や重要事象を認識し通知するクラウドサービスです。検知データはkintoneと連携し、関係者への共有や業務システムでの活用を可能にします。監視カメラのように“記録するだけ”ではなく、現場に“気づき”を与え、行動を促すことで、DX推進、業務改善、事故予防、そして安心・安全の確保に貢献します。

■活用イメージ例

代表的な利用イメージとしては、以下のようなケースがあります。

ヘルメット着用の検知:建設・製造現場において、ヘルメットを未着用な人を検知した場合には、即時通知から注意喚起へとつなげ安全規則違反の撲滅に貢献し、職場の安全性を確保します。

滞在人数のカウント:店舗や施設において、レジの前に行列が4名以上並んでいる場合や、特定のエリアに10名以上の人がいる場合には通知するなど、混雑状況を把握し、即時通知から現場対応へとつなげ、効率的な運営を実現します。

進入検知:立入禁止エリアへの侵入を検知し、管理者への即時通知から迅速な対応へとつなげ、現場の安全を維持します。

宅配・置き配の受け取り通知:宅配便やフードデリバリーが到着したタイミングを自動で検知し、担当者へ通知します。置き配や荷物の見落としを防ぎ、スムーズな受け取りをサポートします。

勤怠・労務管理の強化:深夜や休日など、本来は申請が必要な時間帯に勤務している社員を自動で検知します。未申請の残業や深夜勤務を即座に把握できるため、労務コンプライアンスの強化や社員の健康管理に活かせます。

備品・消耗品の自動管理:オフィス内の水ボトルやコピー用紙など、消耗品の減り具合をカメラで自動認識します。一定の閾値を下回った時点で通知が送られるため、在庫切れを防ぎ、補充・発注の効率化につながります。

会議室利用の最適化:会議室に実際に何人が利用しているかを把握できます。カレンダーの予約データと照合することで、無断利用の検知や、予約されているのに使われていない空予約の検知が可能になり、会議室運用の効率化につながります。

■kintone連携サービスとしての今後の展開予定

トヨクモは2010年に創業以来、6つのkintone連携サービスを提供しており、サイボウズが設定している評価基準「Cybozu Partner Network Report」においては、星評価を獲得しています。

今回の業務提携により、トヨクモとしてはこのウェブカメラを用いた新しいサービスを、「7番目のkintone連携サービス」として2026年中にリリースを目指し、モキュラと共同で開発を進めて参ります。

なお、2025年10月27日から10月28日にかけて開催されるCYBOZU DAYS 2025のトヨクモブースにて、この新サービスについての説明を実施する予定です。

■トヨクモ代表取締役社長 山本 裕次からのコメント

当社は誰でも簡単に利用できる「情報サービスの大衆化」に取り組んでいます。当社が目指す情報サービスは、必要な人に、必要なタイミングで、必要な情報を提供することです。

私たちが今回検討しているのは、監視を中心として利用していたウェブカメラをAIの力を活用して情報サービスに変革する試みです。

kintoneという柔軟なプラットフォームに取り込むことで、その活用範囲は劇的に広げることができ、これまで人の目で確認する必要があった業務をウェブカメラに任せることで安全性の向上、作業の効率化、迅速な対応が可能になると考えております。

当社の未来を形作る重要な一歩として、この革新的な取り組みに是非ご期待ください。

■トヨクモ株式会社 会社概要

誰でも簡単に使えるビジネス向けのクラウドサービスを提供するSaaS企業です。

クラウドサービスは20,000契約超えを実現しており、従来に無いサービス着眼点、簡単な操作、シンプルな機能と分かりやすいユーザーインターフェイスで、 日常的にパソコンやスマートフォンを活用していないIT初心者の方にとっても、安心して利用できるサービスを提供し、 企業における情報化の第一歩を支援しています。

商号:トヨクモ株式会社(Toyokumo, Inc.)

代表:山本 裕次

設立:2010年8月

URL:https://toyokumo.co.jp

上場証券取引所:東京証券取引所 グロース市場(コード番号 4058)

事業内容:クラウドサービスの開発/提供、新サービスの開発と運用

FormBridge https://www.kintoneapp.com/form-bridge

kViewer https://www.kintoneapp.com/kviewer

kMailer https://www.kintoneapp.com/kmailer

PrintCreator https://www.kintoneapp.com/print-creator

DataCollect https://www.kintoneapp.com/data-collect

kBackup https://www.kintoneapp.com/kbackup

トヨクモ スケジューラー https://www.toyokumo.app/scheduler

安否確認サービス2 https://www.anpikakunin.com/

NotePM https://notepm.jp/

▼ユーザー事例・製品情報・イベントなどトヨクモの最新情報をお届けしています。

トヨクモ公式Facebook:https://www.facebook.com/toyokumo

トヨクモX(旧Twitter):https://twitter.com/toyokumo_

※記載された商品名、各製品名は各社の登録商標または商標です。

お問い合わせはこちら


■モキュラ株式会社 会社概要

誰でも簡単に使えるAIカメラサービス「人の目クラウド」を提供するSaaS企業です。

“映像を行動に変える”新しい情報インフラを通じて、効率的で安心できる社会の実現に貢献します。

商号:モキュラ株式会社(MOCULA Inc.)

代表:中村健一郎

設立:2025年9月

URL:https://www.mocula.co.jp

事業内容:

AIによる画像解析を活用したクラウドサービスの企画・開発・運営

現場のDX、業務効率化、事故予防、安心・安全の確保を目的としたソリューションの提供

■ご参考:社名「モキュラ(MOCULA)」に込めた想い

MOCULA(モキュラ)は、

・MO:「目 (me)」「瞬間 (moment)」「行動 (move)」「組み合わせ (modular)」

・OCULA:「視覚・認識 (ocular)」

から生まれた造語です。

「瞬間を捉え → 視覚的に認識し → 行動を生み出す」

 この連なりを自由に組み合わせ、新たな価値を創り出すという思想を込めています。

MOCULAは監視カメラではなく、人の目が持つ“気づき”と“判断”をAIで拡張し、誰もが簡単に使える情報サービスを目指します。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

トヨクモ株式会社

25フォロワー

RSS
URL
https://www.toyokumo.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区上⼤崎 3 丁⽬ 1 番 1 号 JR東急目黒ビル 14階
電話番号
050-3816-6666
代表者名
山本裕次
上場
マザーズ
資本金
3億8002万円
設立
2010年08月