4万人の「自信」を育てた『無敗営業』『営業の科学』の著者が、なぜ、ひきこもり・うつ支援のシンクタンク所長に?

株式会社キズキが「キズキ総研」を設立、高橋浩一氏が初代所長に就任 。4万人の営業パーソンの自信を育んできた知見をもとにキズキのノウハウを体系化し、社会の生きづらさに挑む。

株式会社キズキ

不登校・ひきこもり・うつなど、様々な困難を抱える方々への支援事業を展開する株式会社キズキ(本社:東京都新宿区、代表取締役:安田祐輔)は2025年7月22日、支援現場で10年以上にわたり培ってきた実践知を体系化し、社会に還元するための調査研究組織「キズキ総研」を設立したことを発表します。

初代所長には、4万人の営業を育成し、ベストセラー『無敗営業』『営業の科学』で知られるTORiX株式会社代表取締役・東京学芸大学客員准教授の高橋浩一(たかはし こういち)氏が就任いたします。

一見、異色に見えるこの組み合わせが生まれた背景には、複雑化する社会課題を解決するため、もはや既存の福祉や教育の枠組みだけでは不十分だという強い信念があります。

両者に共通するアプローチ「人の課題に寄り添い、解決策を提示する」ことを核に、「キズキ総研」は、分野横断的な視点から複雑な社会課題の解決策を発信してまいります。

株式会社キズキ 代表取締役・安田祐輔 コメント

私たちは創業以来、制度の狭間で孤立しがちな方々一人ひとりに向き合ってきました。その中で蓄積された、個別の支援ノウハウという『実践知』は、キズキだけが持つ貴重な財産です。しかし、それを社会全体の資産に変えるには、客観的に体系化し、力強く発信していく視点が必要でした。 高橋氏の『課題を抱えたビジネスパーソンに徹底的に寄り添う』という方法論の本質は、私たちの『一人ひとりの困難に寄り添う』姿勢と完全に一致します。彼の卓越した『課題を体系化する力』こそ、私たちの実践知を社会の羅針盤へと昇華させる上で不可欠だと確信し、この度の就任を熱願いたしました。

キズキ総研 初代所長・高橋浩一氏 コメント

世の中には、困難に対して然るべき手が差し伸べられず、多くの人の可能性が摘まれてしまう問題があります。

人はそれほど強くありません。自信がつく前に心が折れてしまう人がたくさんいます。私が個人的に大事だと思うことは、「自信がつくまでのステップ」を創ることです。また、”できるようになるための方法論やノウハウ”は、それこそ山ほど転がっています。

しかし、「ものの見方」がズレていると、うまく使いこなせません。例えば、学校の勉強ひとつとってみても、わかりやすい教材や興味を持たせるコンテンツなど、山ほど転がっています。

それでも、「勉強に興味が持てない」「学校に行きたくない」といった問題はなくならず、増え続けています。

ここには「ものの見方」が大きく関係していると考えています。

これまでの常識で解決できないのであれば、発想を切り替えて新しい方法を模索していかねばなりません。私はこれまで新しい発想によって4万人の営業パーソンを支援する中で、「新しいものの見方を得ることが本人の自信になる」という現場にたくさん立ち会ってきました。

これから、様々な困難を抱える方々への力になれるよう、「新しいものの見方」と「自信がつくアプローチ」についても体系的に情報発信していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

設立の背景:支援現場の「実践知」を、社会の資産へ

キズキはこれまで、不登校、ひきこもり、うつ、発達障害、貧困など、既存の制度だけでは支えきれない方々への支援を、個別指導塾や就労支援事業を通じて行ってまいりました。 日々の支援現場では、教育・福祉・心理といった従来の縦割りな知見だけでは解決できない複雑な課題に直面します。

こうした中で試行錯誤の末に生まれる「実践知」は、極めて価値が高い一方で、個々の支援者の経験則(属人的ノウハウ)に留まりがちでした。 この実践知を形式知化し、広く社会に共有することで、同様の課題を抱える全国の支援の質向上に貢献し、ひいては政策提言にもつなげることを目指し、「キズキ総研」の設立に至りました。

キズキ総研の主な活動予定

1. 現場の実践知を「使えるノウハウ」へ:体系化と発信

支援の最前線で日々生まれる「こうすれば、うまくいく」という成功体験や工夫。それらは個々の支援者の頭の中に眠る貴重な財産(実践知)です。私たちは、その財産を誰もが活用できる「生きたノウハウ」に変えます。

 <主なアウトプット>

■事例集・マニュアル

「こういう時にはこう対応する」という具体的なケーススタディをまとめた事例集や、支援の品質を標準化するマニュアルを作成します。

■研修・セミナー

 支援者や教育関係者向けに、明日から現場で使える実践的な研修プログラムやセミナーを開発・提供します。

2.現場の声”を社会の羅針盤へ:調査・研究と提言

何が本当に課題なのか、どんな支援が求められているのか。その答えは現場にあります。当事者やそのご家族、支援者への大規模なアンケートや詳細なインタビューを通じて“現場の声”をデータ化し、社会が見過ごしてきた課題を可視化します。 

 <主なアウトプット>

■調査レポート

困難を抱える方々のリアルな実態やニーズを明らかにし、社会の現状を可視化する調査レポートを定期的に発表します。

政策提言(白書)

調査結果に基づき、より良い社会制度や支援のあり方を提言する白書を作成し、国や自治体へ届けます。

3.知見を「社会の力」へ:多様なセクターとの連携

研究や提言は、社会で活用されて初めて価値を持ちます。私たちは「開かれた研究機関」として、様々な組織と積極的に連携し、知見が社会の力に変わるためのハブ(結節点)となります。

 <主なアウトプット>

■共同プロジェクト

全国のNPOや支援機関、自治体、企業などと共に、社会課題解決に向けた共同プロジェクトや実証実験を推進します。

ワーキンググループ・勉強会

現場の支援者から政策立案者まで、多様な人々が立場の垣根を越えて学び合い、より良い社会を共創するためのワーキンググループや勉強会を主催します。

所長プロフィール

高橋 浩一(たかはし こういち)

営業コンサルタント/TORiX株式会社代表取締役/東京学芸大学客員准教授。営業改革において国内屈指の実績を誇り、著書『無敗営業』(シリーズ10万部)『営業の科学』(6万部)は営業の本質を問い直す書籍(著者累計20万部)としてビジネスパーソンに広く支持されている。企業向けの講演・研修も多数。また、東京学芸大学客員准教授として、教育分野とビジネス領域の連携を図る活動も推進。今回の就任を通じて、営業改革を通じて蓄積したノウハウを活用し、社会課題の解決に関心を寄せる企業や個人への貢献も期待されている。

株式会社キズキ 概要

■社名:株式会社キズキ 

■代表者:代表取締役 安田祐輔 

■所在地:東京都新宿区新宿6-28-7新宿EAST COURT 2F

■設立:2015年7月(創業2011年) 

■事業内容:不登校・中退者向け個別指導塾「キズキ共育塾」、うつ・発達障害の方の就労移行支援  

 「キズキビジネスカレッジ」等の運営

■URL:https://kizuki-corp.com/

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会社概要

株式会社キズキ

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URL
https://kizuki-corp.com/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都渋谷区代々木1-46-1 キハラビル4F
電話番号
-
代表者名
安田 祐輔
上場
未上場
資本金
-
設立
2015年07月