成長著しいアフリカと経済交流を進める神戸市アフリカ月間 in 神戸 アフリカビジネスフォーラム 2025 開催

~アフリカの社会課題を解決する革新的スタートアップ7か国14チームがビジネスコンテストに登場~

神戸市

 2050年には世界の人口の4分の1を占めると予測されているアフリカは、潜在的な巨大市場であり、昨今は、先端技術を活用し急速な発展を遂げています。

神戸市では、人口・経済とも今後の成長が期待されるアフリカと経済交流を進めることで、新たなビジネス機会の創出・拡大やアフリカビジネスのゲートウェイとなることをめざしています。

 このたび、アフリカ各国と神戸市民の交流イベント「アフリカ月間in神戸」において、アフリカに関する新たなビジネス機会の創出の架け橋となるべく、「アフリカビジネスフォーラム2025」を開催します。プログラムの1つである「アフリカビジネスアイデアコンテスト」では、アフリカ・日本を含む世界中から寄せられた230件を超える応募の中から、優れたビジネスプラン・アイデア14件が選ばれました。当日はファイナリスト14名によるビジネスプランの発表が行われます。また、アフリカビジネスに知見を持つ有識者や企業による講演やアフリカ進出事例の紹介も行います。

 アフリカにおけるビジネスや課題解決にご関心のあるみなさまのご参加をお待ちしています。

1.「アフリカビジネスフォーラム 2025 」内容詳細

(1)日時

2025年8月26日(火曜)13時00分~17時10分

(2)メインプログラム(予定)

①基調講演(言語:日本語)

演題「Made With Japan ~価値共創から拓くアフリカビジネスの可能性」

渋澤健氏(シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役)

②アフリカの社会課題を解決するビジネスアイデアコンテスト(言語:英語)

・アイデア部門プレゼンテーション

・スタートアップ部門プレゼンテーション

※発表内容の一覧は2.の通り

③日本企業によるアフリカ進出事例紹介(言語:日本語)

・嶋田庸一氏(株式会社Connect Afya代表取締役)

・赤松慎次郎氏(シスメックス株式会社グローバルマネジメント本部長)

・飯塚修弘氏(TOPPANデジタル株式会社事業開発センター長執行役員兼アフリカ事業開発室長)

(3) 場所

Stage Felissimo Hall(神戸市中央区新港町7-1)

(4) イベント詳細・参加方法

現地及びオンライン参加。参加費無料。

※一部プログラムは英語で進行。字幕翻訳システムによる日本語補助あり。

以下ウェブサイトより、事前参加登録をお願いします。

ウェブサイト:https://kobeafricaforum2025.peatix.com

2.ビジネスアイデアコンテストファイナリストおよび発表内容

(1)アイデア部門

発表企業・チーム(国籍)

事業概要

ABLE INNOVATION(ナイジェリア)

都市ごみを受け入れ、熱回収・発電・資源再利用・水の再生を一体化した統合型廃棄物発電(Waste-to-Energy: WTE)施設および資源回収システムを構築することで電力不足の解消と持続可能な都市環境の実現を目指す。

Career Connect Services Ventures(ナイジェリア)

アフリカの若者に広く就労の機会を設け、地域経済の発展を後押しするため、キャリア支援・スキル開発・企業とのマッチングを一体化したキャリアエキスポを開催する。

Inklumeet(ケニア)

リアルタイムAI手話通訳を搭載したビデオ会議プラットフォームを開発することで、障がい者や通信環境が整っていない地域の人々が、平等に参加できる社会を目指す。

One Stop Shop(ナイジェリア)

女性の雇用創出と社会進出を支援するため、エネルギー効率の良い方法(炉)で衛生的に燻製魚を製造する環境に優しい農業ビジネスを考案。

Pamoja Future(日本)

バナナ繊維を活用したナプキンを現地で生産・販売し、貧困層の女性に手頃な価格で提供することで、月経衛生管理の課題解決と廃棄物の削減を目指す。

Solar Link(ナイジェリア)

アフリカの中小企業に安価で持続可能な電力を提供し、地域経済の活性化を目指すために、日本で使用済みの太陽光パネルをAI検査で再評価し、保証付きのセットとしてアフリカの設置業者に提供するビジネスを考案。

Warrantia(日本)

コートジボワールの小規模農家向けに、活用されていない倉庫と農家のマッチング、最適物流システム構築、農作物を担保とした融資等を掛け合わせた総合プラットフォームを構築することで、小規模農家の収入向上と持続可能な農業エコシステムの構築を目指す。

※発表内容は変更になる可能性があります


(2)スタートアップ部門

発表企業・チーム(国籍)

事業概要

Camelot Agroecology Farm(ウガンダ)

森林破壊やごみ問題、エネルギー不足といった社会課題を解決するため、リサイクルガラスと鶏などの家禽由来の廃棄物から環境に優しいバイオマスブリケット(燃料)を製造するビジネスを考案。

ECOACT TANZANIACO.LTD(タンザニア)

海洋プラスチックなど、低価値でリサイクルが難しい多層プラスチック(multi-layer plastic:MLP)廃棄物を建築資材等へ再生することで環境を守り、持続可能な暮らしを支える社会を目指す。

Genius entreprises(ベナン)

ベナンの経済首都コトヌにある西アフリカ最大の市場「ダントクパ市場」をデジタル化したeコマースプラットフォーム(インターネット上で商品やサービスを売買する仕組み)を運営することで商人の収入向上と買い物の安全・快適化を目指す。

RecyclePay Innovations(ウガンダ)

地域住民がプラスチックごみの回収に応じたポイントを獲得し、それを学費や医療費に充てられるデジタル環境カードを提供することで、環境を守りながら暮らしを支える社会を目指す。

Rology(エジプト)

FDA認可のAI支援型遠隔放射線診断プラットフォームを提供することで、テクノロジーの力で「どこに住んでいても、必要な医療が届く世界」の実現を目指す。

Shecluded Company Ltd

(ナイジェリア)

女性が経済的に自立し、ビジネスを成長させられる社会を実現するため、女性起業家向けに特化したフィンテック(金融×テクノロジーによる革新的サービス)&キャパシティ・ビルディング(人材・組織の能力強化)を考案。女性たちに無担保ローン、金融教育、ビジネス支援を提供する。

株式会社

With The World(日本)

世界67カ国の学校と連携し、国際協働学習を提供することで、アフリカ地域の教育格差を縮小し、次世代リーダーを育成するEdTech事業の展開を目指す。

※発表内容は変更になる可能性があります

3.お問い合わせ先

(事務局)アフリカミーツ関西事務局長半澤美紀

HP:http://afrikameetskansai.org E-mail:info@afrikameetskansai.org

参考|アフリカ月間について

 神戸市では、2016年にはじまったルワンダ共和国との交流をきっかけにアフリカとの経済交流を進めています。急速な発展を遂げているアフリカをもっと身近に感じてもらえるように、アートや食、音楽、ファッションなど、アフリカの文化や人を体験できる「アフリカ月間in神戸」を今年も開催します。

 この「アフリカ月間in神戸」は、8月に開催される「アフリカ開発会議(TICAD9)」のパートナー事業にも位置づけられています。くわしくはこちらのホームページをご確認ください。

https://afrikameetskansai.org/aboutus.html

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会社概要

神戸市

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URL
https://www.city.kobe.lg.jp/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
兵庫県神戸市中央区加納町6丁目5-1
電話番号
078-333-3330
代表者名
久元 喜造
上場
未上場
資本金
-
設立
1889年04月