親の在室が一目でわかり、そのまま話しかけられる“デジタル近居”サービス「ちかく」の提供を開始
80代以上が10人に1人の時代の離れて暮らす親子の新しいライフスタイル
なお、本サービスは、2023年5月24日に締結した高齢者向けICTサービス開発に関する両社の業務提携契約に基づく、高齢者の新たなライフスタイルを創出する共創プロジェクトの第一弾となります(※2)。
開発背景
わが国は超高齢社会に入り、65歳以上の高齢者の総人口に占める割合が年々増加を続ける中、10人に1人が80歳以上となり、2030年には80歳以上の高齢者が実に1,500万人を超えると推計されています(※3)。さらに、2040年には、1人暮らしの高齢者世帯は約900万世帯にも上るとされています(※4)。
マーケティング調査の一環で実施した、親が1人暮らしをしている子ども世代へのインタビュー(※5)では、「親と連絡が取れないことが多く、不安になることが多い」「ひとりで体調を崩していたり、倒れていたりしないか心配」など、子ども世代が1人暮らしをしている親に対して、不安を抱えていることがわかりました。一方で、親に見守りサービスの導入を打診しても、「監視されているようで嫌」「自分にはまだ早い」など、見守りサービスに対する親の拒否感が導入の大きな障壁となっていることも判明しました。
こうした背景からドコモとチカクは、まるで近くに暮らしているかのように、お互いをより身近に感じながらも、ほどよい距離感を保つことができるデジタルサービスの開発を進めてまいりました。
サービス概要
本サービスは、家型の端末および専用アプリを利用して、離れて暮らす親の在室状況を確認でき、そのまま手軽にテレビ電話で話すことができるサービスです(※1)。親側は、端末を自宅のテレビに接続するだけで(※6)、テレビの大画面でテレビ電話を楽しむことができます(※7)。端末にはSIMが内蔵されているため、Wi-Fi設定やインターネット工事は一切不要で、すぐにお使いいただけます。また、使い慣れたテレビとリモコンで操作が可能(※8)なので、デジタル機器の操作が苦手な高齢者でも簡単にご利用いただけます。
子側は、アプリから気軽に親の在室状況を確認でき、さらにアプリを通してテレビ電話をかけたり、その会話中に写真を共有することもできます(※1)(※7)(※9)。
さらに、アプリ上で「あんしんモード」(※10)をオンにすると、親の起床・就寝、在室履歴など生活リズムの変化がわかる生活ログ機能(※11)や、事前に設定した時刻を過ぎても親の起床が確認できない場合、アプリに通知が届く起床未確認通知機能、異変を感じたときに、親が端末を操作することなく、テレビを設置している部屋の様子を確認することができる安否確認電話機能もご利用いただけ、よりあんしん感を持ちたい子ども世代のニーズにもお応えしています。
ドコモとチカクは、80代以上が10人に1人の時代に、「ちかく」を通して、離れて暮らす親子の新しいライフスタイルを提案するとともに、今後も超高齢社会におけるさまざまな社会的課題の解決に向け、革新的なサービスを開発・提供してまいります。
(※1)子側は専用の「ちかく」アプリをダウンロードする必要があります。親側のテレビはHDMIを接続できる必要があります。
(※2)「ドコモとチカク、高齢者向けICTサービス開発に関する業務提携契約を締結」(2023年5月24日)
https://www.docomo.ne.jp/binary/pdf/info/news_release/topics_230524_00.pdf
(※3)「統計トピックスNo.138」(総務省)より。
https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1380.html
(※4)「令和5年版高齢社会白書」(内閣府)より。
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2023/zenbun/pdf/1s1s_03.pdf
(※5)チカクによる親が1人暮らしをしている子ども世代へのインタビュー調査(2022年12月~2023年4月。サンプル数54)
(※6)家型の端末購入とは別に、「ちかく」専用の料金プランを契約する必要があります。ご自宅の電波状況によっては繋がらない場合があります。
(※7)月の累計テレビ電話時間が180分超過後は音声通話のみになります。家型の端末1台と子側1アカウントでテレビ電話をすることができます。
(※8)テレビによって利用できないテレビリモコンがあります。その場合は、「ちかく」付属品のリモコンをご利用ください。
(※9)写真共有は、スマートフォンの「ちかく」アプリからテレビ電話中のみ可能です。
(※10)「あんしんモード」を使用するには、親の承諾を取ったうえで、スマートフォンの「ちかく」アプリで「あんしんモード」を有効にしてください。
(※11)起床時刻、就寝時刻、睡眠時間、在室履歴はあくまで推定値になります。
別紙1:「ちかく」の概要
1. 主な特長・機能
【「ちかく」端末】
・ テレビの大画面で、テレビ電話ができる。
・ SIM内蔵で、Wi-Fi設定やインターネット工事は不要。テレビと電源コンセントに繋げるだけで簡単に利用できる。
※ テレビはHDMIを接続できる必要があります。
【「ちかく」アプリ】
・ アプリ内の家の窓の灯りで、親の在室状況がわかる。
・ ワンタッチで、テレビ電話をかけられる。
・ テレビ電話中に、スマートフォン内の写真を親に共有しながら会話をすることができる。
・ もしもという時の見守り機能「あんしんモード」を搭載。
① 親の生活リズム(起床・就寝、在室履歴、睡眠時間)の変化を確認することができる。(生活ログ機能)
② 親が普段どおりに起きてこないと通知が届く。(起床未確認通知機能)
③ 親の操作なしでテレビ電話がつながり、部屋の様子を確認できる。(安否確認電話機能)
※ 「あんしんモード」を使用するには、親の承諾を取ったうえで、スマートフォンの「ちかく」アプリで「あんしんモード」を有効にしてください。
※ 起床時刻、就寝時刻、睡眠時間、在室履歴はあくまで推定値になります。
2. サービス提供開始日
2024年4月中旬以降
3. 販売チャネル
全国のドコモショップ
4. 提供価格
端末販売価格: 3万円台を予定
月額利用料金: 1,980円(税込)
※ 月の累計テレビ電話時間が180分超過後は音声通話のみになります。家型の端末1台と子側1アカウントでテレビ電話をすることができます。
※ ドコモ回線をご利用中のお客さまだけでなく、ドコモ回線をご利用でないお客さまにも上記金額で提供いたします。
5. 製品ページ
https://www.docomo.ne.jp/product/chikaku/
別紙2:「ちかく」体験イベントの概要
概要 | “デジタル近居”サービス「ちかく」を実際に体験いただけます。 |
内容 | ・テレビの大きな画面で行うテレビ電話(子 ⇔ 親) ・スマホの「ちかく」アプリで気軽な見守り(子 ⇒ 親) |
開催日・会場 | ・2024年3月9日(土)、3月10日(日) :千葉県 イオンタウン成田富里 ・2024年3月16日(土)、3月17日(日):神奈川県 イオンモール大和 |
その他 | ・体験アンケートにご回答いただいた方に日用品をプレゼント ・さらに、会場にて端末購入予約をしていただいた方に、端末購入割引クーポンをプレゼント (クーポン割引金額:税込3,300円) |
※ 「ちかく」アプリは体験イベント会場のスマートフォンを使用します。(ご来場いただいた方のスマートフォンではご利用いただけません。)
※ プレゼント内容は変更となる場合があります。
※ クーポンは予定配布枚数終了次第、配布終了となります。
※ 体験イベントは上記日時・会場以外でも開催予定です。確定次第、チカク社公式SNSでお知らせいたします。
ちかく公式 Facebook https://www.facebook.com/profile.php?id=61557265191027
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