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株式会社電通総研
会社概要

ISIDとオーストリアAVLが製造業界を支援する迅速で高品質な製品開発に向けて戦略的業務提携を締結

株式会社電通総研

株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:名和 亮一、以下 ISID)と、モビリティテクノロジーのリーディングカンパニーであるAVL List GmbH(本社:オーストリア グラーツ市、会長兼CEO:ヘルムット・リスト、以下 AVL)は、2023年11月22日(水)、製造業界の製品開発をグローバルに加速させることを目的とした戦略的業務提携を締結したことをお知らせします。

両社は、製造業における特定の業務プロセスを対象に、デジタルソリューションとサービスを提供します。本業務提携により、製品開発期間短縮と持続可能性の向上、および既存製品の性能と品質の向上を目指します。

様々な規制へのスピーディな対応、消費者ニーズの多様化、さらなる安全性の確保など、現在の製造業界が直面する課題に対応するため、ISIDとAVLは製品開発における現在のプロセスを全面的に見直しています。製造業ではハードウエア中心からソフトウエア先行の開発へとシフトし、ソフトウエアのアップデートにより商品価値を継続的に向上させる流れが加速しています。
両社は、こういった完成品に対する市場とお客様の要求に応えるため、製品開発で用いられる各種ソフトウエアと、実験設備などのハードウエアとのシームレスな連携や統合に焦点を置いています。
ISIDは、製造業におけるMBSE※1をベースとしたコンサルティング、ソリューション提供、システムインテグレーション力に豊富な実績を有しています。一方で、製品開発において効率的で高品質なプロセスを可能な限り迅速に設計・実装するため、AVLはコンセプト段階から完成品に至るまで、自動車エンジニアリングとシミュレーション、テストにおける専門知識を提供しています。
この度の業務提携により、システム要件から設計、分析、検証、妥当性確認など、開発プロセス全体にわたるデジタル情報のトレーサビリティを確保することが可能となり、プロジェクトに関係する全員が、複雑なシステム、相互関係、および要件の概要を把握することができます。


  • ISID 代表取締役社長 名和 亮一のコメント

この度、モビリティテクノロジーのリーディングカンパニーであるAVL社と、戦略的な業務提携契約を締結できたことを心から光栄に思います。
長年、製造業界の設計開発プロセスをITで支援してきたISIDが、エンジニアリングに強いAVL社と提携することにより、製造業のお客様の課題解決に資する新たなソリューションを生み出せると確信しています。
今後、両社で製造業界のDX推進とイノベーションをグローバルに支援してまいります。


  • AVL 会長兼CEO ヘルムット・リスト氏のコメント

製品開発がますます複雑化する中、仮想シミュレーションと実環境試験をシームレスに統合することに尽力しています。私たちのビジョンは、最先端の高品質な製品を開発するために、両社の長所を組み合わせた技術を創造することです。統合オープン開発プラットフォーム(IODP※2)は、今日の課題に対するAVLの答えです。ISID社と提携することで、私たちはビジョンにさらに近づくことができます。変化し続ける製造業に遅れずについていくというより、今日と明日の課題に対応する包括的で効率的なソリューションを提供することで、未来を切り開こうとしているのです。


両社は、システムの安全性に関する法的規制を考慮しながら、製品の完成度を迅速に高めるためのソリューション開発に共に取り組みます。例えば、開発プロセス全体を通じて信頼性の高いトレーサビリティを備えたエンジニアリングデータの管理は、プロジェクト管理およびリスク管理と連動します。設計の決定や検証プロセスも加速されます。
今後、モビリティの分野では、ISIDとAVLは、ISIDの「iQUAVIS(アイクアビス)」とAVLのソフトウエア技術を組み合わせ、エンドツーエンドの検証・妥当性確認プロセスに基づくシステム開発と統合の最適化に注力します。e-モビリティ※3と自動運転は、共にこの恩恵を受けることが期待されます。

※1 Model-Based Systems Engineering の略。製品開発を成功させるためには、関係するシステムの全体像を段階的に詳細化・具体化し、モデリングを効果的に活用する必要があります。
※2 AVL社が提供するIntegrated and Open Development Platformの略。
※3電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車など、バッテリーや燃料電池といった電力により車両の動力を得る自動車のこと。


  • ご参考資料

関連プレスリリース
2023年9月6日
ISIDとエクスモーションが“Over The Air技術”の普及を見据えた自動車開発支援ソリューションの開発・提供へ

https://www.isid.co.jp/news/release/2023/0906.html


2023年8月31日
ISIDとJEMSが業務提携契約を締結

https://www.isid.co.jp/news/release/2023/0831.html


2023年6月30日
ISIDとIDAJ、MBSE・MBD領域における業務提携を締結

https://www.isid.co.jp/news/release/2023/0630.html


ISIDは、「HUMANOLOGY for the future~人とテクノロジーで、その先をつくる。~」をビジョンに、社会や企業のデジタルトランスフォーメーションを、確かな技術力と創造力で支援しています。
金融、製造、ビジネスソリューション、コミュニケーションITの4領域で培ったソリューションの提供に加え、テクノロジーや業界、企業、地域の枠を超えた「X Innovation(クロスイノベーション)」を推進し、顧客、生活者、社会の進化と共存に寄与するソリューションを生み出し続けます。


AVL List GmbH (以下 AVL) は、オーストリア・グラーツに本社を置き、自動車業界をはじめとするさまざまな業界で開発とシミュレーション、試験を行うモビリティテクノロジーのリーディングカンパニーです。パイオニア精神に基づき、より環境に優しく、安全・安心で快適なモビリティ社会の実現に向けて、コンセプトやソリューション、方法論を提供しています。
AVLは、企画から量産化まで包括的なアプローチを採用して、新しい推進システムやエネルギーキャリアを適用した車両アーキテクチャやプラットフォームソリューションの開発をサポートします。そして、気候ニュートラルなモビリティのビジョンを達成するために、従来の技術からハイブリッド、バッテリーや燃料電池の技術まで、すべてのアプリケーションのための革新的で実現可能なソリューションを推進しています。AVLの製品・サービスポートフォリオは、製品開発のためのシミュレーションや、バーチャライゼーション、テストオートメーション、先進運転支援システム(ADAS)および自動運転(AD)、車載ソフトウエアまで、幅広い分野に渡ってモビリティの課題に対応しています。AVLは、拡張性の高いITとソフトウエア、テクノロジーソリューション、アプリケーションのノウハウを組み合わせて、ビッグデータから人工知能(AI)、サイバーセキュリティ、および組込みシステムの開発に向けたさまざまなツールを揃えています。そして、すべての人にとって安全で快適なモビリティ社会の実現を目指して、車両や環境にADAS/ADに関する包括的なソリューションを提供しています。
AVLでは、情熱がイノベーションを促進しています。世界各国に90か所以上の拠点と45か所のテクニカルセンター/エンジニアリングセンターを展開しており、約10,700人の従業員が新しいモビリティ社会を実現するためにお客様をサポートしています。2021年は16億ユーロの売上高を達成、そのうち12%をイノベーションの加速に向けた研究開発活動に投資しています。

* 本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

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https://www.dentsusoken.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区港南2−17−1
電話番号
03-6713-6100
代表者名
岩本 浩久
上場
東証プライム
資本金
81億8050万円
設立
1975年12月
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