「青森ねぶた祭×Creema アップサイクルプロジェクト」始動!/ハンドメイドマーケットプレイス「Creema」による、ものづくりを通した地域共創・SDGs企画
廃棄される“ねぶた”の和紙をアップサイクルする作品アイデアを募集。クリエイターの技術と創造力で、伝統行事をサステナブルに未来へ繋ぐ
・特設サイト:https://www.creema.jp/event/aomori-nebuta
東北三大祭の一つ「青森ねぶた祭」の街を彩る、勇壮な“ねぶた”の廃材となる和紙を用いたアップサイクル作品を募集
「青森ねぶた祭」は、青森市で毎年8月に行われる東北三大祭の一つで、1980年に国の重要無形民俗文化財に指定された伝統ある祭です。毎年20数台の大型ねぶたが市内を練り歩き、200万人を超える人出でにぎわいます。祭で使われる大型ねぶたは、ねぶた師と呼ばれる職人が趣向を凝らし1年をかけて作り上げ、その大きさは台座を含めて、幅約9m、奥行き7m、高さ5m、重さ約4トンにおよびます。この色とりどりのねぶたは、木の角材を組んだ上に針金や糸で骨組みをつくり、電飾を仕込んだ上に和紙を貼り、墨やパラフィン、染料で着色し模様を描いていくことで完成します。
このように時間と手間暇をかけて作り上げるねぶたですが、6日間にわたって行われる祭の後、引き取られるもの以外は解体し、廃棄処分されている現状があります。今回はそんな廃棄されるねぶたの和紙を素材に用いた、新しい作品を生み出すクリエイターを募集します。
廃材を通して新たな視点から“ねぶた”の魅力を伝える。伝統行事をサステナブルに未来へと繋ぐ新企画
クリーマはこれまでも全国各地の自治体や企業とともに、様々なものづくりを通じた社会課題の解決や、地域共創に取り組んできました。今回のプロジェクトでは、ねぶたの廃材に、クリエイターが確かな技術と創造力で新たな価値を加えるとともに、日常的に使うことのできるアイテムに生まれ変わらせ、それらを「Creema」で販売することにより、さらに多くの人々に届けます。完成した作品は、Creema限定でオンライン販売されるとともに、特設ページやブログ記事・SNS等での紹介を通じて広く発信されるほか、来年開催される日本最大級・クリエイターの祭典「ハンドメイドインジャパンフェス(東京ビッグサイト)」や「青森ねぶた祭」等でのお披露目を予定しています。
本取り組みを通し、廃棄問題とともに、高い技術が必要なねぶた師の後継者不足といった課題解決の一助となり、伝統ある祭がサステナブルに未来へと受け継がれていくことを目指します。
クリーマは今後も、これまで培ってきた Creema のプラットフォーム基盤や発信力、自治体との連携ノウハウを活かし、“ものづくりによる地域共創・社会課題の解決”に取り組んでまいります。
青森県青森市 西 秀記 市長 からのコメント
この度、クリーマから御提案をいただき、市として様々なリソースを提供することで、「青森ねぶた祭×Creema アップサイクルプロジェクト」がスタートすることとなりました。青森の熱い夏を焦した“ねぶた”の和紙を使って、新たなクラフト作品の制作、アップサイクルに取り組み、それらの作品を通じて、ねぶたの魅力、青森市の魅力を再び全国、全世界に発信しようとするものです。
クラフト作家、クリエイターの皆さんには、ねぶたの和紙に新しい命を吹き込んでいただき、素晴らしい価値が新たに創造されることを大変楽しみにしております。多くの方からの素敵な御提案をお待ちしております。
青森ねぶた祭とは
東北三大祭りの一つに数えられる青森ねぶた祭は、1980年に国の重要無形民俗文化財に指定されています。起源には諸説あり、一説では、奈良時代に中国から渡来した「七夕祭」と、「眠り流し」と呼ばれる災厄を追い払う風習が習合したと言われています。
毎年8月2日~7日、勇壮な大型ねぶた20数台が、ねぶた囃子の音色に合わせた踊り手の跳人(はねと)の乱舞とともに青森市内を練り歩く夏の風物詩として、200万人を超える人出でにぎわいます。
青森ねぶた祭×Creema アップサイクルプロジェクト 応募概要
応募資格: 特設サイトに記載の内容をご確認、ご了承いただいたCreema登録クリエイターの方
募集内容: 廃棄されるねぶたの和紙を使ったオリジナル作品
エントリー期間: 2023年7月30日(日)まで ※詳しくは特設サイトをご確認ください。
特設サイト:https://www.creema.jp/event/aomori-nebuta
< 提供素材イメージ >
青森ねぶた祭 「ねぶた」の和紙
奉書紙と呼ばれるに、墨・パラフィン・染料・水性顔料で模様や色付けされた和紙。針金に糊付けされていたものをカットするため、サイズは概ねA4サイズ(210mm × 297mm)程度。
※サイズは大小ばらつきがあります。
※色は指定できません。
※画像はイメージです
主催:クリーマ 協力:青森市、青森ねぶた祭実行委員会事務局
Creemaとは
Creemaは、創作活動に取り組む全国のクリエイターと生活者が、オンライン上で直接オリジナル作品を売買できるCtoCマーケットプレイスです。「本当にいいものが埋もれてしまうことのない、フェアで新しい巨大経済圏を確立する」ことを目指して、2010年にサービスを開始しました。現在約25万人のクリエイターによる1,600万点以上のオリジナル作品が出品され、その流通総額は約170億円となり、日本最大のハンドメイドマーケットプレイス(※)として市場の拡大を牽引しています。
また、オンライン上だけでなく、東京ビッグサイトでの大規模イベント「ハンドメイドインジャパンフェス < https://hmj-fes.jp/ >」や、音楽とクラフトの野外フェスティバル「Creema YAMABIKO FES」の開催など、クリエイターの作品を生活者がリアルの場で購入できる取り組みも推進し、日本のクラフト文化の醸成に力を注いでいます。https://www.creema.jp/
※国内ハンドメイドマーケットプレイスサービスにおける流通総額(取扱総額)および売上金額・2022年4月〜2023年3月・当社調べ
クリーマが取り組む、ものづくりを通じた地域共創・社会課題の解決
クリーマはハンドメイドマーケットプレイス「Creema」を主軸に、国内外でのクラフトイベント開催や、クリエイターの創造的な活動に特化したクラウドファンディングサービス「Creema SPRINGS」、レッスン動画プラットフォーム「FANTIST」など、多面的にクリエイター活動を応援するクリエイターエンパワーメント事業を展開しています。
これらのサービスを展開する中で、ものづくりに纏わるさまざまな課題が存在することを目の当たりにし、2016年より全国各地の自治体や団体と共に、伝統工芸・地域産品の販路拡大や商品開発、産学連携、移住支援、街おこしイベントなどを行い、クリーマならではのものづくりを通じた地域共創・社会課題の解決に取り組んでいます。
・特設サイト「Creemaぐるっと にっぽんものづくり」: https://lp.creema.jp/nippon-craft
会社概要
商号:株式会社クリーマ
住所:東京都渋谷区神宮前2-34-17 住友不動産原宿ビル7-8F
代表:代表取締役社長 丸林 耕太郎
資本金:1,079百万円 (資本準備金を含む・2023年2月末時点)
社員数:105名 (2023年2月末時点)
事業:クリエイターエンパワーメント事業
・ハンドメイドマーケットプレイス:Creema
・イベント:ハンドメイドインジャパンフェス(東京ビッグサイト)、Creema YAMABIKO FES(御殿場・遊RUNパーク玉穂)等
・動画レッスンプラットフォーム:FANTIST
・クラウドファンディング:Creema SPRINGS
・アライアンス:地方創生、PR支援サービス等
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像