ABEJA、アンリアレイジと共同開発推進に関する契約を締結

株式会社ABEJA(本社:東京都港区、代表取締役CEO:岡田 陽介、以下「ABEJA」)は、このたび株式会社アンリアレイジ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:森永 邦彦、以下「アンリアレイジ」)と共同開発推進に関する契約を締結したことをお知らせいたします。今後、両社で連携し、ファッション業界におけるAIを利活用したクリエイティブ及びプロダクトなどにおける生成プロセスの創出に向けた共同開発を推進してまいります。
なお本契約に関連し、ABEJAはアンリアレイジへ出資を行いました。
■ 背景・目的
ABEJAは、「ゆたかな世界を、実装する」を経営理念に掲げ、ミッションクリティカル業務へのAI導入支援のため、基盤システムとなるABEJA Platformの開発・導入・運用を行う「デジタルプラットフォーム事業」を展開しています。ABEJA Platformは、ミッションクリティカル業務における堅牢で安定した基盤システムとアプリケーション群であり、生成AIをはじめとする最先端技術による運用が人とAIの協調により実現可能です。ABEJAは、2012年の創業時よりABEJA Platformの研究開発を進めており、ディープラーニング、LLM、量子コンピューティングなどの先駆的な研究開発の成果を順次ABEJA Platformに搭載し、社会実装に貢献してまいりました。
アンリアレイジは、2003年にデザイナーの森永 邦彦氏によって設立されたファッションブランドで、2005年に法人化されました。2014年よりパリコレクションに進出し、近年では、Fendiといった世界的なラグジュアリーメゾンとのコラボレーションやBeyoncéの衣装デザインをはじめ、日本から世界へ発信するトップブランドとして、確固たる地位を築いています。
アンリアレイジは、ファッションとテクノロジーをクリエイティブ発想のコアに置き、デザインにおいても人間工学や認知工学に基づいた科学的かつ独自のアプローチを用いています。トップブランドのクリエイティビティにおいてプロダクトの独自性が一層重視される中、アンリアレイジは、クリエイティブワークそのものにAIを活用する可能性を検討していました。
ABEJAは、従来よりAIの実装においては、人とAIが協調して運用する「Human in the Loop」の仕組みが必要不可欠であると提唱してまいりました。人の感性が価値形成に大きく影響するファッション産業は、「Human in the Loop」と親和性の高い領域の一つです。
足元のファッション領域では、生成AIの活用によりデザイン作成の自動化が進み、似通ったデザインが増えるなど、デザインが画一化される傾向にあります。一方でABEJAは、今後、生成AIによって生み出される均質的なデザインと、デザイナーなどの職人が磨き上げた高付加価値なデザインとの差はより明確になると想定しています。
ABEJAは、デザインに真の価値をもたらすのは、ブランドとデザイナーの卓越したクリエイティビティであると捉えています。このクリエイティビティにAIを掛け合わせることで、アイディアの創出を飛躍的に拡張し、ブランドの本質的な価値をより多面的かつ具体的な形で表現し得ると考えています。
こうした中で両社は、ABEJAが推進してきた「Human in the Loop」や技術を、アンリアレイジのトップレベルのクリエイティビティに融合させることが、既存の枠組みを超えた新たな価値創造につながると考え、共同開発の推進に関する契約を締結いたしました。
なお、ABEJAは本件における推進体制の強化を目的に、アンリアレイジに出資を行いました。
■ 概要
ABEJAはアンリアレイジと連携し、AI技術を活用したクリエイティブ及びプロダクトなどの生成プロセスに関する共同開発を推進してまいります。具体的な内容は以下を予定しております。
1.クリエイティブ及びプロダクトなどの生成プロセスの具体化
属人的になりやすい従来のクリエイティブ及びプロダクトなどの生成プロセスに対し、ABEJA Platformを用いて、「Human in the Loop」により人の感性や判断をプロセスに組み込むことで、効率性と高付加価値の両立を目指します。本取り組みにあたり、ABEJAはアンリアレイジが蓄積してきた膨大なデザインアーカイブをデータとして収集・解析し、AIが学習するための基盤を構築します。
2.クリエイティブ及びプロダクトなどの生成プロセスに関する事業化の検討
上記のクリエイティブ及びプロダクトなどの生成プロセスを実際の制作現場に適用した後、事業化に向けた検討を進めます。
ABEJAは、本取り組みで構築するクリエイティブ及びプロダクトなどの生成プロセスは、人の感性が価値形成に大きく影響する他のクリエイティブ業務における開発プロセスにも展開可能であると考えております。
■ ABEJAの今後の取り組みについて
ABEJAは、ファッション領域において「Human in the Loop」の仕組みとAIを組み合わせ、人の感性に訴求する価値を形成することは、ABEJAの技術とノウハウの適用可能性を拡張し、将来的なイノベーションの源泉となり得ると考えています。
一方、当該領域は、ABEJAが注力するミッションクリティカル業務とは性質が異なります。
このためABEJAは、単独での事業展開ではなく、マイノリティ出資を通じたパートナーシップをアンリアレイジと構築し、同社の卓越したクリエイティビティとABEJAのノウハウを組み合わせる形で本取り組みを推進いたします。
ABEJAは、引き続きミッションクリティカル業務に注力するとともに、用途や業界の中長期的な拡張性を視野に、マイノリティ出資などを活用しながら積極的な業務連携を推進し、ABEJAの技術やノウハウをより広範に展開してまいります。
■ 株式会社アンリアレイジについて
所在地:東京都渋谷区恵比寿三丁目38番3号AZビル
設立:2005年8月
代表:代表取締役 森永 邦彦
事業:・ファッションブランドの運営
・企業や団体、大規模イベント向けのクリエイティブディレクションワーク
■ 株式会社ABEJAについて
ABEJAは、「ゆたかな世界を、実装する」を経営理念に掲げ、ミッションクリティカル業務へのAI導入支援のため、基盤システムとなるABEJA Platformの開発・導入・運用を行う「デジタルプラットフォーム事業」を展開しています。ABEJA Platformは、ミッションクリティカル業務における堅牢で安定した基盤システムとアプリケーション群であり、生成AIをはじめとする最先端技術による運用が人とAIの協調により実現可能です。ABEJAは、2012年の創業時よりABEJA Platformの研究開発を進めており、顧客企業からの信頼のもと、数多くの導入を進めることで「テクノロジーの力で産業構造を変革する」ミッションに取り組んでいます。
本社:東京都港区三田一丁目1番14号 Bizflex麻布十番2階
設立:2012年9月10日
代表:代表取締役CEO 岡田 陽介
事業:ミッションクリティカル業務へのAI導入支援のため、基盤システムとなるABEJA Platformの開発・導入・運用を行う「デジタルプラットフォーム事業」
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