保育園の利用人数は4年連続で減少保護者の実態調査で判明、入園タイミングは「1歳から」「年度の途中から」が当たり前に

~保活は「入るため」から「選ぶため」にシフトか~

BABY JOB株式会社

保育園探しポータルサイト「えんさがそっ♪」を運営するBABY JOB株式会社(本社:大阪府大阪市)は、8月29日に、こども家庭庁が「保育所等関連状況とりまとめ(令和7年4月)」※1を発表したこと受け、保活の実態を把握するために、保育園を利用する保護者を対象とした「保活に関するアンケート調査」を実施しました。

調査の結果、保育園の利用人数が4年連続で減少傾向にある中、保護者の保活にも変化が見られました。0歳児クラスの4割以上が年度の途中に入園しているほか、1歳児クラスからの入園も4割にのぼり、保護者が柔軟に職場復帰のタイミングを選べるようになってきていることがうかがえます。また、7割以上が複数の園を見学し、SNSで情報収集を行うなど、保育園を主体的に「選ぶ」保活へのシフトが鮮明になりました。

■調査結果のポイント

  • 保育園の利用児童数は4年連続で減少。待機児童数も過去最少に(こども家庭庁発表)

  • 入園は「1歳児クラス以降」が46.8%。 育児休業を長めに取得する傾向か

  • 0歳児クラスの45.7%が4月以外の「期中入園」。 復帰タイミングが多様化

  • 保育園は「選ぶ」時代へ。7割以上が複数園を見学、4人に1人がSNSで情報収集

  • 園選びの新たな基準。「おむつのサブスク」導入が後押しになった保護者は61.5%

■保護者の保活実態:入園タイミングは「1歳から」「年度の途中から」が当たり前に

BABY JOBが実施したアンケート調査では、子どもを預け始めた年齢として最も多かったのは「0歳児クラス(53.2%)」でしたが、次いで「1歳児クラス(40.4%)」が多いことがわかりました。また、0歳児クラスでの入園に限定すると、4月に入園したのは54.3%に留まり、残りの45.7%は5月以降の「期中入園」でした。

待機児童問題が深刻だった時期には「0歳・4月入園」が最も入りやすい選択肢とされていましたが、保育の枠が充実したことで、保護者が自身のキャリアプランや家庭の状況に合わせて、柔軟に復帰時期を選べる環境が整いつつあることがうかがえます。

■保活は「入るため」から「選ぶため」へ:情報収集を徹底し、付加価値も重視

保活のスタイルも大きく変化しており、見学に行った保育園数について尋ねたところ、「2〜4園(49.1%)」が最も多く、「5園以上(22.0%)」と合わせると7割以上の保護者が複数の園を比較検討していることが明らかになりました。

情報収集の方法としては、「自治体のホームページ」や「保育園の公式ホームページ」といった従来の方法に加え、4人に1人以上(30.7%)が「SNS」を活用しており、リアルな情報を多角的に集める傾向が見られます。

さらに、園を選ぶ際の決め手として、保育内容や設備面だけでなく、保護者の負担を軽減するサービスも重視されています。

園で使用する紙おむつに名前を書いて持参するという手間がなくなる「紙おむつとおしりきのサブスク」が導入されていることが入園の決め手になったかという質問に対し、22.9%が「とてもそう思う(大きな決め手になった)」、38.5%が「まあまあそう思う(いくつかある理由のひとつになった)」と回答し、合わせて61.5%の保護者が入園理由の1つとして挙げています。

今回の調査結果から、保育園の受け皿整備が進んだことで、保護者はより主体的に、多様な視点から入園先を「選ぶ保活」へと移行している実態が明らかになりました。

保育園検索サイト「えんさがそっ♪」は、こうした保活の変化に対応し、園の基本情報だけでなく、園内の雰囲気や特色、おむつサブスクの導入状況など、保護者が本当に知りたい情報を分かりやすく提供することで、最適な園選びをサポートしてまいります。

【調査概要】

調査名:保活に関するアンケート調査(BABY JOB実施)

調査期間:2025年8月29日~2025年9月4日

調査方法:Googleフォームによるアンケート調査

調査対象:保育園を利用している保護者

有効回答数:218名

■保育所等関連状況とりまとめ(令和7年4月)

こども家庭庁が、全国の保育所等の状況を把握することを目的に毎年とりまとめを発表しているものです。保育所等の利用人数や待機児童数の変化とあわせ、その背景要因や対策についてのヒアリング内容をまとめています。

※1)保育所等関連状況とりまとめ(令和7年4月):https://www.cfa.go.jp/policies/hoiku/torimatome/r7/

■保育園探しポータルサイト「えんさがそっ♪」とは

えんさがそっ♪は、保護者がスマホを使って片手で簡単に「保活」を行える保育園探しWebサイトです。

保護者は、「えんさがそっ♪」を利用することで、自宅や現在地付近の保育園を地図上で簡単に検索できたり、気になる保育園をお気に入り登録して後からまとめて見返せたり、お問い合わせや見学の申し込みをすることができます。授乳中や子どもが寝ている間でも、時間や場所を問わずに気軽に活用できるので、「保活」がもっとスムーズに行えるようになります。

えんさがそっ♪HP:https://ensagaso.com/

■BABY JOBが提供する紙おむつとおしりふきのサブスク「手ぶら登園」

『手ぶら登園』は、保育施設で紙おむつとおしりふきが使い放題になる日本初※2のサブスクです。保護者は「紙おむつに名前を手書きして持参する」という手間が無くなり、保育士はおむつの個別管理の手間が無くなるという、保護者・保育士双方の課題を解決するサービスです。2020年には、日本サブスクリプションビジネス大賞のグランプリを受賞しています。

現在BABY JOBが提供する紙おむつサブスクは、8,400施設以上(2025年7月時点)で導入されています。

手ぶら登園の詳細はこちらから:https://tebura-touen.com/

また保護者の負担をさらに軽減するために、紙おむつに加えて「お昼寝用コットカバーサブスク」や「食事用の紙エプロン・手口ふきサービス」を開始しています。

※2)2019年当時、BABY JOB調べ

※手ぶら登園ⓇはBABY JOB株式会社の登録商標です。

■保育園向けキャッシュレスサービス「誰でも決済」

保育園内で発生する現金対応をなくし、保育士と保護者の負担を軽減するキャッシュレスサービスです。保育士はおつりの準備や保管をする手間がなくなり、保護者も様々な支払い方法を選べるので便利になります。このサービスは、こども誰でも通園制度や一時保育でもご利用いただけます。保育園・幼稚園・こども園を中心に多数の園でご利用いただいています。

誰でも決済サイト:https://daredemo-kessai.com/

BABY JOB株式会社

BABY JOB株式会社

すべての人が子育てを楽しいと思える社会を実現するために、保育施設向けの紙おむつとおしりふきのサブスク「手ぶら登園」などを中心に、子育てに関する社会課題の解決に取り組む会社です。

■名称:BABY JOB株式会社
■事業内容:子育て支援事業、保育施設サポート事業等
■代表取締役 上野 公嗣
■所在地:大阪府大阪市淀川区西中島6丁目7番8号
■設立:2018年10月1日
■資本金:1億円
■HP:https://baby-job.co.jp/
■保育施設向け紙おむつとおしりふきのサブスク「手ぶら登園」:https://tebura-touen.com/
■保育士向けオウンドメディア「手ぶら登園保育コラム」:https://tebura-touen.com/column/
■手ぶら登園公式Twitter:https://twitter.com/teburatouen
■保護者向け幼保施設の検索サイト「えんさがそっ♪」:https://ensagaso.com
■えんさがそっ♪公式Instagram:https://www.instagram.com/ensagaso/
■保育施設向けキャッシュレスサービス「誰でも決済」:https://daredemo-kessai.com/

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出産・育児保育・幼児教育
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会社概要

BABY JOB株式会社

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URL
https://baby-job.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
大阪府大阪市淀川区西中島6丁目7−8
電話番号
06-4862-7193
代表者名
上野公嗣
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2018年10月