乳がん検診の重要性を考える「ピンクリボンセミナー」を開催

無料セミナーで知識を深め、早期発見を促進

医療法人医誠会

2024年10月25日 17時00分

医療法人医誠会（本社：大阪府大阪市、代表者：谷幸治）は、2024年10月19日（土）に神戸みなと温泉蓮にて、がん化学療法看護認定看護師の穴谷理佳による乳がんに関するセミナーを開催しました。本セミナーでは、乳がんについての講義やセルフチェックの指導が行われ、参加者11名が乳がん検診の重要性を再認識しました。現在、2人に1人ががんになる時代において、早期発見と早期治療がますます重要となっています。

乳がんは、女性がかかるがんの中で最も多い病気であり、早期発見が命を救う大きな鍵となります。乳がん検診を受けることで、早期にがんを発見し、治療を行うことが可能です。

「忙しくて検診を受けられなかった」、「まさか自分がなるとは思っていなかった」、「しこりがあったが大丈夫だと思っていた」などと、受診を躊躇する声が聞かれる中で、「早く受診していれば」と後悔するケースも見られます。本セミナーは、こうした女性たちに対して、乳がんに関する正しい知識と検診の重要性を伝えることを目的としています。

本セミナーでは、穴谷看護師が乳がんについてや、最近はMRIで無痛の乳がん検診が受けられることなどを詳しく講義しました。

また、模型を使用したセルフチェックの指導も行われ、参加者は実際に自分で確認する方法を学びました。質疑応答の時間も設けられ、参加者からは「デリケートでなかなか人に聞くことができない内容を知ることができた」「具体的な症状など、日頃なかなか意識が向かないので、意識すること、目を向けることの大切を改めて感じました。」といったコメントがありました。

当日のセミナー内容については、YouTubeからもご覧いただけます。

神戸みなと温泉蓮にてピンクリボンセミナー開催！ - YouTube

医療法人医誠会では、引き続き乳がん検診の重要性を広める活動を続けていきます。今後の関連イベントには以下のものがあります。

11月16日（土）

第24回健康フォーラム「未来医療への挑戦」

「ゲノムのある診察室」

ゲノム医療を基盤とする個別化医療

乳がんについての講演を、当院乳腺外科の中内医師が行います。是非ご来場、またオンラインでご視聴ください。

▼詳細

https://www.mirai-process.org/forum.html

医療法人医誠会

医療法人医誠会は1979年に大阪市で創立され、ホロニクスグループとして大阪を中心に全国で病院、クリニック、介護老人保健施設などを運営しています。医誠会国際総合病院は47診療科、総職員数1,893名の体制※で、低侵襲治療、先進・先制医療、医療ＤＸ、本格的タスクシフト・タスクシェア、中央管制システム導入に取り組み、先進的かつ国際標準の総合病院を目指しています。地域医療に貢献するとともに、国際医療ツーリズムにも挑戦します。また、救急医療では、24時間365日の体制で救急医療を提供しています。初期救急から2.5次救急患者を対象に診療を行い、必要に応じて各診療科が支援する救急医療体制をとっています。救急車6台（ドクターカー４台・救急車2台）、医師１２名、看護師２４名、救急救命士３０名で、「断らない救急」「待たせない救急」をスローガンに、様々な救急患者さんを受入れ、重症度によって医師・看護師が同乗する救急救命士3名体制の無料施設間搬送を行い、広域医療に取り組んでいます。その結果、令和３年度救急搬送件数が大阪府第１位、全国第１０位となりました。（出展：令和3 年度DPC 導入の影響評価に係る調査「退院患者調査」の結果報告について） ※ 2024年4月現在