「必ず故郷へ戻す、そして紛争を終わらせる。」テラ・ルネッサンス、紛争の終結と生活再建へ5,000万円を目標に冬季募金を開始。
認定NPO法人テラ・ルネッサンス(理事長:吉田真衣、所在地:京都府京都市、以下テラ・ルネッサンス)は、アジア、アフリカ、ウクライナで紛争の被害を受けた方々の自立支援を行うため、2025年11月11日(火)~ 2026年1月15日(木)まで寄付を呼びかける冬季募金キャンペーン「紛争を、終わらせる。2025ーその歩みを止めないためにー」を実施します。
テラ・ルネッサンスは、元子ども兵ら500名の帰還など紛争終結への挑戦をはじめ、アジア・アフリカ・ウクライナで人々が希望を取り戻すための自立支援を継続していくために、この冬、5,000万円の資金を募ります。
キャンペーン特設ページ:https://www.terra-r.jp/tokibokin2025.html
目標金額:5,000万円 実施期間:2025年11月11日(火)~ 2026年1月15日(木)

141名の帰還支援が実現。次は、紛争終結へ直結する「500名帰還交渉」へ。
テラ・ルネッサンスは、2001年の設立以来、アジア、アフリカ、ウクライナなど世界10カ国で、紛争や災害の被害を受けた26万人以上の自立支援に取り組んできました。
特にウガンダにおいては、2023年9月に武装勢力LRAに拘束されていた元子ども兵とその家族141名の帰還を実現させました。これは長年の粘り強い交渉と支援の成果です。現在、私たちは次の500名規模の元子ども兵の帰還交渉の大詰めを迎えており、この交渉の成功はLRAの解体、すなわち紛争の終結に直結する最も重要な局面です。
本キャンペーンは、この「紛争を終わらせるための歩み」を支えるため、元子ども兵の帰還支援を主軸としつつ、アジア、アフリカ、ウクライナで紛争後の見過ごされがちな危機にも対応するための資金を募ります。
キャンペーン目標と資金使途(目標額:5,000万円)
お寄せいただいたご寄付は、紛争の終結と、被害を受けた人々の生活基盤を再建するための活動資金として、大切に使わせていただきます。
<寄付の使い道>
◆元子ども兵の帰還と、地域社会の再生を支える挑戦(アフリカ)
【ウガンダ】元子ども兵500名の帰還交渉費用、および帰還後の社会復帰支援(洋裁・木工などの職業訓練、心のケアなど)の実施。
【コンゴ】紛争の再発防止を見据え、元子ども兵や紛争影響下の若者への職業訓練(洋裁、農業など)を実施。貧困による再徴兵リスクを軽減し、地域社会への平和的な再統合を支援。
【ブルンジ】最貧困層の生活改善と自立支援を促進。環境に優しいブリケット(炭の代替燃料)作りや小規模ビジネスの立ち上げを通じた安定した収入源の確保を支援。
◆地雷・不発弾汚染地域の生活再建(アジア)
【カンボジア】紛争後の貧困の連鎖を断ち切るため、自然の力を活かした農業や家畜飼育の支援。
【ラオス】不発弾から幼い命を守るための回避教育と、不発弾リスクの少ない養蜂・キノコ栽培などの生計向上支援。
◆緊急支援と復興拠点づくり(ハンガリー・ウクライナ)
他の支援が届きにくいウクライナ西部で、避難民への緊急食料支援を継続。さらに、戦争終結後の生活再建と心のケアの拠点となる「総合福祉センター」の建設・運営。
その他:活動全般への活用
上記に加え、テラ・ルネッサンスの活動の維持・拡大に必要な経費に充てさせていただきます。
<キャンペーン概要>
紛争を、終わらせる。2025ーその歩みを止めないためにー
・目標金額 5,000万円
・実施期間 2025年11月11日(火)〜 2026年1月15日(木)(66日間)
・寄付方法 クレジットカード、銀行振込、郵便振込、ふるさと納税など。
・特設ページ https://www.terra-r.jp/tokibokin2025.html
◯元子ども兵帰還支援、担当者からコメント
認定NPO法人テラ・ルネッサンス 理事・海外事業部長 小川真吾

2023年、20年以上ウガンダで元子ども兵の社会復帰支援事業を営んできた私たちにとって、大きな出来事がありました。かつて武装勢力LRA(神の抵抗軍)に誘拐された141名の元子ども兵とその家族が、ウガンダへ帰還したのです。これを実現したのは、私たちの働きかけに応じてくれた現地NGOや政府など関係機関の協力はもちろんですが、私たちが支援し、自立を果たした元子ども兵自身が、命がけで仲間を説得したからでした。2025年春、帰還した元子ども兵らは職業訓練を終え、自立に向けた大きな一歩を踏み出しました。
そして今、次の帰還支援に向けた各所との交渉が大詰めを迎えています。この交渉が成功すれば、2026年には500名の元子ども兵とその家族を故郷に戻すことができます。これは、アフリカで長く続くLRA紛争を終結させる大きな一歩です。しかし、この500名を故郷に戻すための移動、そして生活や自立支援のためには、多大な資金が必要です。
「紛争を終わらせる」その歩みを止めないために、引き続き皆様のあたたかいご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。
【特別イベント】紛争の「最前線」で何が起きているか。駐在員が語る希望と葛藤の現場
テラ・ルネッサンスの海外駐在員が、今まさに活動が展開されているウガンダ、アジア、ウクライナの「現場の真実」を直接お話しします。
単なる活動報告ではなく、現地で日々奮闘する彼らが何を見て、何に悩み、そしてどこに希望を見出しているのか。
活動の裏側にある生々しい想いや成果、苦悩も含めて、オンライン、あるいは会場で皆様にお届けします。
オンラインは無料・アーカイブ視聴もございます。
ぜひご参加をお願いします。

日時: 2025年11月11日(火) 19:00〜20:00
場所: オンライン(Zoomを予定)
参加費: 無料 アーカイブ配信あり(お申込みいただいた方にURLを後日お送りいたします。)
詳細・お申し込み:https://peatix.com/event/4637375/view

日時: 2025年11月25日(火) 20:00〜21:00
場所: オンライン(Zoom)
参加費:無料 アーカイブ配信あり(お申込みいただいた方にURLを後日お送りいたします。)
詳細・お申し込み:https://ukraine2025terra.peatix.com/view
■ この件に関するお問い合わせ(取材)について
認定NPO法人テラ・ルネッサンス
電 話:075-741-8786 / 問い合わせフォーム:https://forms.gle/1pXJTLAaGfNeoSA46

認定NPO法人テラ・ルネッサンス
「すべての生命が安心して生活できる社会の実現」を目的に、2001年に鬼丸昌也によって設立。現在では、カンボジア、ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダ、コンゴ、ブルンジでの元子ども兵の社会復帰支援を実施。また、日本国内では、平和教育(学校や企業向けの研修)や、岩手県大槌町で大槌刺し子を運営。2022年にはハンガリー、ウクライナにおける避難民への支援を開始。主な受賞歴:地球市民賞(独立行政法人国際交流基金)、社会貢献者表彰(公益財団法人社会貢献支援財団)、日経ソーシャルイニシアチブ国際 部門賞ファイナリスト(日本経済新聞社)、 第4回ジャパンSDGsアワード 副本部長(外務大臣)賞(外務省)、第52回毎日社会福祉顕彰(毎日新聞東京・大阪・西部社会事業団)、第1回SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞「平和の部」(公益財団法人岩佐教育文化財団)、第18回西日本国際財団アジア未来大賞(公益財団法人西日本国際財団)、第10回エクセレントNPO課題解決力賞(エクセレントNPOを目指そう市民会議)、ほか多数。国連経済社会理事会特殊協議資格NGO。
名称:特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス
所在地:京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地jimukinoueda bldg. 403号室
URL:https://www.terra-r.jp
理事長:吉田 真衣
設立:2001年10月31日(2014年5月30日より認定NPO法人)
事業内容:『地雷』『小型武器』『子ども兵』の課題に対するアジア・アフリカでの支援活動、および国内での『平和教育』を中心とした啓発活動 など
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