みんぱくとナレッジキャピタルのコラボレーション新講座SpringX 超学校 「コトバとつきあう」 開催!

8月9日(火)より月に一回・4か月連続オンライン講義

一般社団法人ナレッジキャピタル(代表理事:宮原 秀夫)、株式会社KMO(代表取締役:小田島 秀俊)ならびに、国立民族学博物館(館長:吉田 憲司)は、2022年8月9日(火)より、全4回のオンライン講座「SpringX 超学校 みんぱく×ナレッジキャピタル コトバとつきあう」を配信します。
SpringX 超学校は、イノベーション人材を育成するために、幼児から大人まで幅広い年齢の方がさまざまな分野のスペシャリストから「本物の知」を学べるプログラムです。本シリーズは、国立民族学博物館の特別展「Homō loquēns 『しゃべるヒト』~ことばの不思議を科学する~」(会期:2022年9月1日(木)〜11月23日(木・祝))とのコラボレーション講義です。
https://kc-i.jp/activity/chogakko/minpaku2022/

ヒトの活動のあらゆる部分に関わっているコトバは、言語学だけではなく、文化人類学、脳科学、認知心理学、工学系、教育系など幅広い分野で研究されています。
完全には解明されていないヒトが発話するメカニズムに音声工学がどこまで迫っているのか、脳科学のアプローチから判明した母語と外国語を使うときの脳活動の違いなど、4名の講師がさまざまな視点からコトバの不思議と最新の研究成果を解説します。

各講座は日本手話の同時通訳付きで実施します。
また、受講アンケート回答者には特別展の観覧割引特典があります。

他にはない学びをぜひご体験ください。
 
  • 〈SpringX 超学校 みんぱく×ナレッジキャピタル 「コトバとつきあう」 開催概要〉
  • 開催日時:【第1回】 8月9日(火)  【第2回】 9月2日(金) 【第3回】 10月7日(金) 【第4回】 11月4日(金)  各回とも19:00~20:00
  • 配信方法:YouTube Live・Zoom ※Zoomは日本手話通訳配信用
  • 参加費:無料
  • URL:https://kc-i.jp/activity/chogakko/minpaku2022/
  • 主催: 一般社団法人ナレッジキャピタル、株式会社KMO、国立民族学博物館
    ※内容は変更になる場合があります。最新情報は、ナレッジキャピタル公式サイトをご参照ください。
 
  •  SpringX 超学校 みんぱく×ナレッジキャピタル 「コトバとつきあう」
ヒトと切っても切り離せないコトバをさまざまな分野から科学する全4回の無料オンライン講座です。

●YouTube Liveで講義を生配信すると共に、Zoomでは日本手話の同時通訳付きで配信します。(Zoomはライブ配信のみで、アーカイブはありません。)
●各回の受講アンケートにご回答いただいた方は特別展「Homō loquēns 「しゃべるヒト」~ことばの不思議を科学する~」を団体割引料金で観覧いただけます。
※アーカイブ視聴でも可(アンケート回答期限:11月11日(金))

<講義詳細> https://kc-i.jp/activity/chogakko/minpaku2022/

 
  • 【第1回】 ヒトとコトバと展示編
「コトバ」は、ヒトの活動のあらゆる部分に関わっているため、コトバを扱う研究は言語学だけではなく、文化人類学、脳科学、認知心理学、工学系、教育系など幅広い分野で研究されています。たとえば、どうして人間は声を出すことができるのでしょうか?言語を処理するときに起こる脳の活動って?
言語研究の幅広さについてお話するとともに、開催に先駆けて特別展「Homō loquēns 『しゃべるヒト』~ことばの不思議を科学する~」についてご紹介します。

【開催日時】8月9日(火) 19:00~20:00
【講師】菊澤 律子/国立民族学博物館 人類基礎理論研究部 教授・総合研究大学院大学 文化科学研究科 教授


言語の記述や史的変遷とその研究手法、言語情報に基づくオセアニアの先史研究を専門とする言語学者。2011年から進めている手話言語学研究推進事業を土台とし、近年は、生物としてのヒトと言語のあり方と、その結果としての社会習慣や文化現象にも関心を持つ。人間文化研究機構「コミュニケーション共生科学の創成」プロジェクト代表。2022年民博秋の特別展実行委員長。

【URL】 https://kc-.jp/activity/chogakko/minpaku2022/detail20220809.php

 
  • 【第2回】 音声の工学シミュレーション編
ヒトが声を発するとき、身体の中ではどのようなことが起きているのでしょうか?私たちは母音や子音を組み合わせて発話する時、「舌をこんなふうに動かそう」「声帯をこうして震わせよう」ということは意識していません。しかし、無意識のうちに声帯や舌などの器官をとても緻密な精度で制御することで発話しているのです。ヒトが発話するメカニズムは、まだ解明されていないこともたくさんあります。このヒトの発話メカニズムについて物理的な観点から、どの程度明らかになってきたのかについてお話します。

【開催日時】9月2日(金) 19:00~20:00
【講師】吉永 司/豊橋技術科学大学 機械工学系 助教


1991年大阪生まれ。専門は機械工学(流体力学)。2013年大阪大学基礎工学部システム科学科卒業。2018年同大学院基礎工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。同大学特任助教を経て、2019年豊橋技術科学大学工学部助教に着任し、現在に至る。流体力学および空力音響学をベースに、スーパーコンピュータによる気流のシミュレーション技術を用いて、子音や母音の発話メカニズムに迫るという音声生成分野の研究に従事している。

【URL】https://kc-i.jp/activity/chogakko/minpaku2022/detail20220902.php

  
  • 【第3回】 身体の違いとことばの多様性編
多様な人がいるという認識が当たり前になっている現代。本講義では特に「身体の多様性」と「コトバ」の関係についてお話します。社会には、声を発して聴覚を頼りにコミュニケーションをとる音声言語だけではなく、手・眉・顎・肩の動きのコンビネーションによって意思疎通する手話言語、一連の手の動きを触ることで理解する触手話や、相手の手の甲を指で叩く事でコトバを表現する指点字など、身体の特徴に合わせたさまざまな形態の言語やコミュニケーションが存在します。「なぜ手話は言語であるといえるのか?」という言語の定義や、身体の特徴に合わせた様々な言語コミュニケーションについてご紹介します。自分のなかのコトバ観を一緒に問い直してみませんか?

【開催日時】10月7日(金) 19:00-20:00
【講師】中島 武史/兵庫教育大学 障害科学コース 講師・関西学院大学手話言語研究センター 客員研究員


聞こえない親を一人以上もつ聞こえる子ども「CODA(Children of Deaf Adults)」で、日本語と手話の使用者。2007年より大阪市立聾学校、大阪府立だいせん聴覚高等支援学校で勤務。現在は、兵庫教育大学での勤務と関西学院大学手話言語研究センターの客員研究員を兼ねる。著書に『ろう教育と「ことば」の社会言語学‐手話・英語・日本語リテラシー』生活書院、「コーダイメージと言語意識‐移民の子どもとの類似・相違」『社会言語学』19号などがある。

【URL】https://kc-i.jp/activity/chogakko/minpaku2022/detail20221007.php

 
  • 【第4回】 英語学習の脳科学編
近年、脳の活動を可視化する技術が発展し、脳が言語を処理するときに起こる活動が分かってきました。では、母語を使うときと外国語を使うときでは、脳の活動に違いはあるのでしょうか?今回の講義では「事象関連脳電位(ERP)」という手法を用いて計測した、日本人が英語を聴いたり読んだりするときの脳の活動について紹介します。実は母語(日本人にとっての日本語)と外国語(英語)では、使うときの脳活動が異なることも頻繁にあります。しかし、外国語も学習が進むと脳の活動は母語を使っているときの脳の活動に近づいていきます。大人だけではなく、小学生など子どものデータも用いながらお話します。

【開催日時】11月4日(金) 19:00-20:00
【講師】尾島 司郎/横浜国立大学 教育学部 英語教育講座 教授


専門は、第二言語習得論。英語学習の脳内メカニズムを解明し、研究成果を教育に役立てることを目指す。英国エセックス大学より博士号取得。慶應義塾大学 特任准教授、東京大学 特任研究員、滋賀大学 准教授、横浜国立大学 准教授などを経て、2021年度より現職。SNSを通した一般向けの情報発信や学校のサポートなどにも力を入れている。

【URL】https://kc-i.jp/activity/chogakko/minpaku2022/detail20221104.php
 
 
  • 国立民族学博物館 特別展「Homō loquēns 『しゃべるヒト』~ことばの不思議を科学する~開催概要

展覧会名     特別展「Homō loquēns 『しゃべるヒト』――ことばの不思議を科学する」

会  場     国立民族学博物館 特別展示館(大阪府吹田市千里万博公園10-1)
会  期     2022年9月1日(木) 〜11月23日(水・祝)
開館時間     10:00~17:00 (入館は16:30まで)
休 館 日      水曜日(ただし、11月23日(水)は開館)
観 覧 料      一般 880円 (600円) ・大学生 450円 (250円)・高校生以下無料
*()内は、20 名以上の団体、大学等(短大・大学・大学院・専修学校の専門課程)の授業でご利用の方、3ヵ月以内のリピーター、満65 歳以上の方の割引料金(要証明書等)。
*障害者手帳をお持ちの方は、付添者1名とともに、無料で観覧できます。

解説言語     日本語、日本手話、英語
U R L     https://www.minpaku.ac.jp/ai1ec_even/19085
主  催     国立民族学博物館
お問い合わせ    国立民族学博物館 国立民族学博物館 総務課 広報・IR係
                     Tel 06-6878-8560(直通) Fax 06-6875-0401   Mail koho@minpaku.ac.jp

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会社概要

URL
https://kc-i.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 タワーB 11階
電話番号
06-6372-6530
代表者名
宮原 秀夫
上場
未上場
資本金
-
設立
2012年06月