ご一緒します、いい人生　リゾートトラストの介護付有料老人ホーム「フェリオ百道（4階フロア）」福岡県で初となるユマニチュードブロンズ認証取得

リゾートトラスト株式会社のグループ企業である株式会社シニアライフカンパニー（本社：東京都渋谷区、代表取締役：伏見　有貴（リゾートトラスト株式会社 代表取締役社長））が運営する介護付有料老人ホーム「フェリオ百道（4階フロア）」（福岡県福岡市早良区）は、一般社団法人日本ユマニチュード学会（東京都目黒区、代表理事：本田美和子）より、ユマニチュードブロンズ認証事業所として認定されました。

ユマニチュード学会のブロンズ認証は、「ユマニチュード®」※1を通じて、質の高いよいケアを実践している組織を、予め定められた評価基準の元に認証する制度です。ブロンズ認証は、福岡県で初めての取得です（日本で14カ所目）。

介護付有料老人ホーム　フェリオ百道

※1「ユマニチュード®」とは、フランス人の体育学教師イヴ・ジネストとロゼット・マレスコッティが生み出したコミュニケーション・ケア技法です。この技法は、認知症の方を「あなたは私にとって大切な存在です」と伝えるための包括的なケア技術です。基本となる「見る」「話す」「触れる」「立つ」を「ケアの4つの柱」とし、そのケアを一つの物語のように一連の手順で完成させる「ケアの5つのステップ」で構成されています。

日本ユマニチュード学会：https://jhuma.org/

本件のお知らせ：https://jhuma.org/jissen/

【介護付有料老人ホーム　フェリオ百道】

閑静な住宅地「福岡市早良区百道」に、緑豊かな自然が調和するフェリオ百道。「ユニットケア」を採用した手厚い介護体制による個別ケアのほか、24時間看護スタッフ常駐、専従専任の機能訓練指導員によるリハビリが特徴です。専門スタッフによる「学習療法」と、黒松（福岡市の保存樹に指定）などの木々が生い茂る中庭や屋上庭園を活用した「園芸療法」にも力を入れています。

名称： フェリオ百道　

類型： 介護付有料老人ホーム

（特定施設入居者生活介護／介護予防特定施設入居者生活介護）

URL： https://www.felio.life/felio-momochi/

住所： 福岡県福岡市早良区百道1-25-19

【フェリオ百道　認知症に対する取組み】

認知症の症状の進行予防と改善に向けた取り組みである「学習療法」を、2009年4月に導入。学習療法実践士の資格を持つスタッフとご入居者がほぼマンツーマンで、簡単な読み書きや計算を行い、コミュニケーションを図ることで、脳の活性化を目指しています。2014年には、学習療法実践モデル施設としての認定を受け、現在も力を入れて実施しています。

【ユマニチュードブロンズ認証取得にあたって】

フェリオ百道は「ユマニチュード®」の技法を積極的に取り入れており、特に認知症の方に対して優れた効果を発揮しています。「ユマニチュード®」の「見る・話す・触れる・立つ」の4つの柱と5つのステップを実践し、認知症の方との信頼関係を築くことで、安心して生活できる環境を整え、より豊かな生活を実現できるよう取り組んでいます。

フェリオ百道　スタッフ

ユマニチュードブロンズ認証取得にあたっては、ケア品質が厳格な基準を満たす必要があります。また、フロアすべてのスタッフが「ユマニチュード®」の技法を理解し、実践するための徹底したトレーニングが求められるとともに、フロア内でのコミュニケーションやケアの方法が一貫していることが重視されます。さらに、認証プロセスでは外部の専門家による評価が行われ、ケア品質が詳細に審査されます。

フェリオ百道（4階フロア）は、スタッフ一人ひとりの高い意識と努力によってユマニチュードブロンズ認証取得に至りました。今後も、入居者の皆様に安心して暮らしていただける環境づくりと、豊かな人生の実現に向けての取組みを強化します。

【そのほかの取組み】　

フェリオ百道では、高齢者のフレイルを防ぐ取り組みも重視しています。フレイルとは、加齢に伴い心身が虚弱となる状態を指し、健康的な老後生活を送るためには予防が不可欠とされます。

入居者の「目指す将来や意思・意欲」の実現に向け、専従専任の機能訓練指導員が個別の機能訓練計画「Willプログラム」を作成。それに基づき、多職種が連携して個別・集団・生活リハビリを実施し、一人ひとりに最適な機能訓練（リハビリ）を提供しています。

「食」の観点では、リゾートトラストグループのメディカル事業に関わる老年病専門医監修の「フレイル予防食」を提供し、良質なたんぱく質の摂取でフレイル予防を目指しています。栄養面はもちろんのこと、入居者の口腔機能状態に合わせた全6種類の食事形態を提供（通常食、一口大食、軟菜食、ソフト食、ミキサー食、ゼリー食）。また、リゾートトラストグループのホテル料理長と連携したオリジナルメニューの提供、季節ごとの旬の食材を使用したメニューなど、「生きる力」の源である「食の楽しみ」を感じていただけるよう、食事の時間を大切にし、入居者同士の交流も促進しています。

【リゾートトラストのシニアライフ事業】

リゾートトラストグループは、会員制リゾートホテルの運営で培ったホスピタリティの精神を受け継ぎ、2006年よりシニアライフ事業を開始するとともに、高齢者向けの多様なサービス・施設を拡大しています。ホテル・会員制ビジネスで培った上質な生活環境とサービス、介護のプロフェッショナルによるきめ細やかなケア加え、メディカル事業による検査・健康管理、医療機関とのネットワークなど、「医療－介護」の相乗によって、「人生100年時代の健康長寿、パーソナル・ウェルビーイングへの貢献」を実現します。

【ご参考】一般社団法人「脳の健康を守る総合研究所」「認知症ポータルサイト」を開設

2024年9月に発足した一般社団法人「脳の健康を守る総合研究所」は、3月10日（月）に「認知症ポータルサイト」を開設しました。同ポータルサイトの開設により、認知症の患者様やご家族が、診断や治療に関する医療情報から予防や介護における対応方法まで、幅広い情報を同一のサイトから収集が可能となります。また介護施設運営者が認知症の予防方法に関して発見を得られ、専門的な情報を取得できることも見込まれます。上記の取組みを、リゾートトラストのシニアライフ事業へ反映してまいります。

認知症ポータルサイト： https://www.nou-kenkou.jp

なお、本件については、福岡市ホームページでもご紹介されています。

https://www.city.fukuoka.lg.jp/fukushi/humanitude/health/00/04/humanitude/humanitude_introductionsupport.html