【台湾情報】EV充電規格が世界的統合へ、台湾充電スタンド部品メーカーを後押し<ワイズ機械業界ジャーナル2023年8月第3週号発行>
〜台湾機械・電子・半導体・自動車・エネルギー業界の最新動向を分析する〜
<最新刊目次>
台湾電子・半導体生産用機械設備製造業の概況と2023年の展望
EV充電規格が世界的統合へ、台湾充電スタンド部品メーカーを後押し
泓徳能源、再エネ電力の総合サービス提供
台湾紡織・アパレルと皮革生産用機械設備製造業の2023年上半期概況と展望
<EV充電規格が世界的統合へ、台湾充電スタンド部品メーカーを後押し>
EV充電規格に統一の流れ
電気自動車(EV)の主要な充電規格には、コンボ(米国のCCS1、欧州のCCS2)、日本のCHAdeMO、中国のGB/T、および米テスラの独自規格がある。また、日本と中国が共同開発中の次世代規格Chaojiでは、CHAdeMO、GB/T、CCSの互換性を持たせる計画が進んでいる。
しかし、2022年にテスラはTPC(テスラ独自コネクタ)規格を改良し、NACS(North American Charging Standard:北米充電標準規格)としてその規格を公開した。既に多くの自動車メーカーがNACS規格でのEV投入を発表しており、世界的にはEV充電規格が統合へ向かう流れが明確になっている。この流れはEV市場の商機拡大につながるだろう。
台湾部品メーカー、拡大する北米市場から恩恵
米国政府は2兆2500億米ドルの大型インフラ投資を発表しており、その中には75億ドルが地方政府や民間企業向けのEV充電インフラ整備に対する補助金として充てられる。30年までに、全米に50万カ所の充電スタンドを設置することを目標としている。23年7月末、ホンダの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターやベンツ、BMW、GMなどの自動車7メーカーが、NACSとCCS1に対応した充電ステーション3万カ所を北米に整備するための合弁会社を設立する計画を発表した。また、台湾の充電スタンド部品メーカーも既にNACSとCCS1のサプライチェーンに参入しており、急成長する北米EV市場の恩恵を受けることが期待されている。
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