【岐阜県高山市】市内の酒蔵『舩坂酒造店』が「NAGOYA DX・生産性向上アワード」で初代グランプリ受賞の快挙!
高山市長を訪問し受賞報告を行いました
令和7年2月17日(月)に開催されました2024年度「NAGOYA DX・生産性向上アワード」で、高山市内で酒造と販売などを営む有限会社舩坂酒造店(高山市上三之町)が初代グランプリを受賞し、3月10日(月)に高山市役所を訪れ、市長に受賞の報告をしました。

「NAGOYA DX・生産性向上アワード」は、名古屋商工会議所が主催する、生産年齢人口の減少や人手不足など企業が直面する課題に先進的に取り組み生産性向上に成功した企業を表彰するもので、今年度初めて開催。愛知・岐阜・三重の76企業からの応募があり、受賞企業6社の中から舩坂酒造が見事グランプリを受賞しました。
舩坂酒造店は、『飛騨高山から世界を酔わす酒テーマパーク』というタイトルで応募。外国人観光客の増加により無料の試飲が増える一方、売上の上がらない対応時間が増加し、またリピーターの満足度も低下していく状況を打破しようと、専用のコインで酒を自動でサーブする機械等を組み合わせた「酒ゲームセンター」を作り、接客なしで1杯から気軽に試飲できるコーナーを設置しました。
このコーナーの設置により、「無料試飲の有料化」と「試飲対応時間を接客時間へ変換」ができたことから、「売上増加(単価UP)」と「労働時間の削減」という生産性の分子分母を一気にダブルで改善することができました。また、企業の生産性が向上すると顧客の満足度が下がることが多くありますが、酒サーバーやガチャガチャ利用の楽しさから、満足度向上とSNS発信でのPR効果も得ることができました。

令和7年3月10日(月)、舩坂酒造店の有巣弘城代表取締役社長が田中明高山市長を訪れ、グランプリ受賞の喜びを報告しました。
有巣社長は「初代グランプリを高山に持ってくることができて嬉しい。地域の企業でもDXや生産性向上の機運が高まっていけば」と、田中市長は「自分たちも新しいことをやってみようという市内の企業が増えれば嬉しいし、舩坂酒造店さんその先駆者になってくださったと地域の誇りに思う」と話しました。
【本件に関するお問い合わせ】
高山市役所広報公聴課
住所:〒506-8555 岐阜県高山市花岡町2丁目18番地
電話:0577-35-3134
FAX:0577-35-3174
メールアドレス:kouhou@city.takayama.lg.jp
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