デル・テクノロジーズ、コンセプトデザインのコンテスト「Reimagined: #BuiltWithPrecision」の受賞者を発表

当資料は、2023年6月27日にシンガポールにて発表されたプレスリリースの抄訳版です。

● インドネシアのハニフ・アルドジャイディ(Hanif Aldjaidi)氏が総合最優秀賞を受賞―列車の廃棄場をコラボレーションと共生の空間として再生
● 第2位はマレーシアのタン・ヨンリン(Tan Yong Lin)氏は、眠れる町の豊かな歴史と象徴的な特徴に敬意を表しつつ活性化
● インドから参加したフレビー・ハリス(Flevy Harris)氏とローハン・ウルス(Rohan Urs)氏がそれぞれサステナビリティー部門賞、デザイン部門賞、マレーシアのヌル・ナドラA.(Nur Nadhrah A.)氏がテクノロジー部門賞を受賞

デル・テクノロジーズは本日、アジア太平洋・日本(APJ)地域で開催したクリエイターコンテスト「Reimagined: #BuiltWithPrecision」の受賞者を発表しました。本コンテストでは、2023年4月11日から5月10日の30日間にわたり、6カ国から参加した12名の才能あふれるクリエイターがDell Precisionワークステーションを駆使し、革新性と創造性を発揮して事前に指定されたランドマーク施設を再生する課題に取り組みました。


応募作品はデル・テクノロジーズの審査員によって審査が行われました。APJ地域のクライアント・ソリューション・グループ担当バイスプレジデントであるポール・カーター、マーケティング担当バイスプレジデントであるキャロル・リンデル、グローバル環境・生産責任担当責任者であるビビアン・タイに加え、グローバルのソーシャルビジネス部門シニアアドバイザーであるパトリック・ジョンズ、モバイル・ビジネス・プロダクトおよびIoT担当デザインディレクターであるポール・ドクジーなどが審査員に加わりました。デザインの評価基準として、コンセプト全体の革新性、デザインのクオリティ、テクノロジーの優れた活用、サステナビリティーの取り組み、現地の文化的背景におけるコンセプトデザインの妥当性などが審査されました。


ポール・カーターは次のように述べています。「参加者はいずれも大変優れた創造性を発揮されており、深い感銘を受けました。テクノロジーが革新を推進し、アイデアに生命を吹き込むことができることがDell Precisionによって示されました。クリエイターの皆さんはDell Precisionワークステーションのパワフルな機能を駆使してデザインの限界をさらに広げ、ランドマークに新たな生命を吹き込むデザインコンセプトを考案し、今日の世界にふさわしい新たな形を示されました。」


インドネシアのバンドン在住の建築デザイナー、ハニフ・アルドジャイディ氏(24歳)が総合最優秀賞に輝きました。「Dell Precision 7670」モバイルワークステーションを活用し、同氏は「Collaborative and Co‐living Space(コラボレーションと共生のための空間)」と題するコンセプトデザインを考案しました。列車が廃棄される「墓場」を活気ある共生とコラボレーションの拠点に変え、使われなくなった車両を図書館やカフェ、スポーツ施設といった生活施設としてクリエイティブに蘇らせるコンセプトです。


総合最優秀賞

上:プルワカルタ駅の列車の墓場の現状
下:様々な人々が利用できる多用途施設にランドマークを生まれ変わらせるアルドジャイディ氏のコンセプト


第2位となったタン・ヨンリン氏はマレーシアのサイバージャヤ在住の27歳の写真家およびデジタルアーティストで、「The Time Capsule(タイムカプセル)」と題したコンセプトデザインには、ペラ州の歴史ある町パパンの新たな形を示す強い思いが示されています。同氏は「Dell Precision 7770」モバイルワークステーションを活用し、町にある重要な歴史的建造物を元の姿に復元するほか、カフェやミュージアム、ギャラリーとして昇華させるコンセプトを作成しました。例えば、パパンの町を象徴するバニヤンの木を保護するためのガラス温室を建設し、地元の人にとっても観光客にとっても魅力的な町へと活性化を図ります。


第2位

 

上:ペラのパパンの町の現状
下:既存の建造物を復元し、新たに現代的な要素を取り込み、町独自の歴史に敬意を表した、ヨンリン氏によるパパンの町の新たな形

 

部門賞受賞者

デル・テクノロジーズは、優れたデザイン、さらには革新的なテクノロジーやサステナビリティーの要素を取り入れたコンセプトも表彰し、以下の3名が特別部門賞を受賞しました。


サステナビリティー部門

受賞者:フレビー・ハリス(20歳)、3Dアーティスト(インド)

ランドマーク:ベンガルールのラッセルマーケット
コンセプトデザインのタイトル:Green Oasis(緑のオアシス)

 ハリス氏が提案する新たな形のベンガルールのラッセルマーケットは、昔からある現在の市場を温室で覆い、訪れる人には快適な環境を提供しつつ、革新的なサステナビリティーの特徴が取り入れられています。


デザイン部門

受賞者:ローハン・ウルス(23歳)、建築家(インド)

ランドマーク:ベンガルールのラッセルマーケット
コンセプトデザインのタイトル:URBAN LUNG 2030(都市の呼吸2030)

 建築科を卒業したばかりのウルス氏は、優れたデザインスキルを発揮し、ラッセルマーケットを変えるこだわりのコンセプトを提案しました。この市場の伝統ある遺産としての価値を維持しつつ、革新を形にする意欲が精緻な3Dレンダリングにより表現されています。


テクノロジー部門

受賞者:ヌル・ナドラA.(30歳)、建築デザイナー(マレーシア)

ランドマーク:ペラ州のパパンの町
コンセプトデザインのタイトルPapan Cultural Restoration Renaissance(パパン文化の復興ルネサンス)

 ナドラ氏のコンセプトデザインの中心にあるのは、パパンの町の豊かな文化遺産を活性化させることです。3Dデジタルスキャンを現代の保全ツールとして使用し、技巧と技術を融合させ、パパンを知識、技能、ストーリーが集まる活力ある拠点に変えていくコンセプトを提案しました。


キャロル・リンデルは、次のように述べています。「3名の部門賞受賞者の卓越した創造性と革新性は驚異的です。ハリス氏はラッセルマーケットをベースとしてサステナビリティーをデザインにシームレスに組み込み、この市場を活力あふれる、環境に優しい魅力的な場所に変えました。一方、ウルス氏は、この市場の遺産と美を保存し、創造性とこの場所に対する敬意を見事にひとつにしました。そしてナドラ氏は、技巧と技術を融合させ、パパンの町を知識、技能、ストーリーの中心地に変えました。一人ひとりが才能と情熱をもって、選択したランドマークの新たな形を提示されたことに非常に感銘を受けました。」


受賞者全員には、今年発表された(https://www.dell.com/en-us/blog/collaborate-perform-and-impress-with-new-dell-devices/)新型Precisionモバイル ワークステーションが贈呈されます。総合最優秀賞のアルドジャイディ氏には「Dell Precision 7780」、第2位のヨンリン氏には「Dell Precision 7680」のモバイル ワークステーションがそれぞれ贈呈されます。部門賞の受賞者3名にはそれぞれ「Precision 5680」モバイルワークステーションが贈呈されます。また、全受賞者に、世界初のZoom認定[*1]コラボレーションキーボードである「Dell Premierコラボレーションキーボード(KB900)」と新型Dell Premier充電可能マウス(MS900)で構成される、「Dell Premierコラボレーションキーボード/マウス・セット(KM900)」も贈呈されます。


  • 新しい「Dell Precision 7780 / 7680」、そして世界最小の16インチ[*2]のフットプリントを実現した「Dell Precision 5680」は、パフォーマンスとグラフィック性能が向上し、オフィスでもスタジオでも外出先でもグラフィック負荷の高いアプリケーションやソフトウェアを稼働させることが可能で、クリエイター、デザイナー、エンジニア、その他の専門分野のパワーユーザーの高い要求に対応します。新たに、最新第13世代インテル® Core™プロセッサーとNVIDIA RTX Ada世代Laptop GPUを搭載しています。

  • 「Dell Premierコラボレーションキーボード(KB900)」は洗練されたデザインで、Zoom会議の管理を簡単に行える専用タッチコントロールを搭載し、マイクやビデオのオン・オフ、画面共有、チャット画面の表示が行なえます。さらに、手が近づいたことを感知して光るスマートバックライト機能、プログラム可能な15のキー、1分の急速充電で1日[*3]、または1回の充電で最大20日[*3]使えるUSB-C充電などの機能が搭載されています。このキーボードは、手になじむよう慎重に設計された「Dell Premier充電式マウス(MS900)」とセットで使用可能です。このマウスはTrack on Glassセンサーを採用し、ほぼあらゆる表面でシームレスに動作するほか、スムーズに動く高度な4方向スクロール機能で、より直感的な操作が可能です。このマウスはフル充電で最大3カ月[*3]使用可能です。キーボード、マウスともワンクリックでシームレスかつより安全に接続できるDell Pair[*4]に対応し、送信を暗号化することでデータの安全性を確保します。


 「Reimagined: #BuiltWithPrecision」デザインコンテストの概要と受賞者、受賞者のコンセプトデザインについては、以下の動画やマイクロサイト(https://www.dell.com/en-sg/lp/built-with-precision)、オンラインのプレスキットをご参照ください。

動画URL:https://drive.google.com/file/d/1gRO6bKJB8lahMmhVV8qfl4HS2ukHXpDN/view


関連情報


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*1 Dellが実施した、競合他社の個人向けZoomルームキーボードの公開情報の分析による(2022年8月)
*2 Dell 16インチモバイルワークステーション 5680、HP Zbook Studio G9、Lenovo Gen4、Apple Macbook
Pro 16の比較分析による(2023年2月)
*3 バッテリー寿命は1日平均8時間の使用を想定して算出しています。ユーザーや使用状況により異なる可能性があります。
*4 最初のペアリングに基づく
※Bluetooth®のワードマークとロゴはBluetooth SIG, Inc.が所有する登録商標であり、デル・テクノロジーズはこれらのマークをライセンスに基づき使用しています。その他の商標および商品名は、それぞれの所有者に帰属します。


■デル・テクノロジーズについて

デル・テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革することを支援します。同社は、データ時代における業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。


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Dell Technologies, Dell, EMCおよびDell EMCが提供する製品及びサービスにかかる商標は、米国Dell Inc. 又はその関連会社の商標又は登録商標です。その他の製品の登録商標および商標は、それぞれの会社に帰属します。


■記載内容は、2023年7月3日時点のものです。

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会社概要

URL
https://www.dell.com/ja-jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町一丁目2番1号 Otemachi Oneタワー 17階
電話番号
-
代表者名
大塚俊彦
上場
未上場
資本金
3億円
設立
1989年06月