東京建物の「ライブオフィス」にGATARIのMixed Realityプラットフォーム「Auris」を導入
オフィス空間と没入感ある音声ガイドの融合で新たな体験価値を提供
東京建物株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:野村 均、以下「東京建物」)は、Mixed Reality(MR)※1スタートアップの株式会社GATARI(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:竹下 俊一、以下「GATARI」)が開発したMixed Realityプラットフォーム「Auris」を東京建物本社ビルの「ライブオフィス」に導入することとなりましたので、お知らせします。「Auris」のオフィスビルへの導入は本件が初めてとなります。
「Auris」は、空間のスキャンから編集、クラウドへの保存、マルチプレイヤーでの復元、体験までをスマートフォンのアプリケーション上でワンストップで実現可能にした世界初のMixed Realityプラットフォームです。リアルなオフィス空間には一切の施工をせず、スマートフォンなどのカメラデバイスを通して現実空間を読み込むことにより、デジタルツイン※2技術で読み込んだデータをデジタル空間上に再現させ、操作することができます。さらに、デジタル空間上で構築したデータ/コンテンツを現実空間に反映させるまでの一連の動作がシームレスに実現され、まるで現実空間をアップデートさせたかのような状態を生み出します。これらの技術により、体験者はスマートフォンとイヤホンを携行して興味のある物やエリアに近づくだけで、解説を聞くことができます。
東京建物では、ハードとソフトの両面で快適な環境を備えたオフィスで実際に社員が働いている様子を見学・体験できる「ライブオフィス」を提供してきました。「Auris」の導入により、体験者はより能動的な体験として物件の特徴を知ることができるようになり、多言語対応も容易になります。リアルなオフィス空間とデジタル技術のシームレスな融合により、新たな体験価値を提供してまいります。
※1 Mixed Reality:リアル空間とデジタル空間がシームレスに融合し(ミックスされ)、リアルなモノとバーチャルな情報を等価に表示・操作することができる状態のこと
※2 デジタルツイン:物理世界を同スケールでデジタル空間に再現した3Dデータのこと
- ライブオフィスについて
※見学・体験については東京建物による招待制となっております。
- 「Auris」について
「Auris」は、スキャンした施設のデジタルツインとカメラで取得した現実の風景を照合して位置測位を行うため、屋内外を問わず、環境にビーコンやセンサーの設置などを行う必要がなく、文化財なども傷付けずに、既存設備を生かした状態で空間の体験価値を向上させることができるMixed Realityプラットフォームです。2021年11月には特許(第6975489号)を取得し、これまでに乃村工藝社や湘南ベルマーレ、東京都等との協働を重ねてまいりました。カメラからユーザーの位置情報を三次元的に高精度で取得することで、自然な体の動作に合わせて音響演出が変わるといった細やかなインタラクティブ性を実現した没入型の一人称音楽体験を届けます。
「Auris」公式HP:https://auris-ar.com/
- 会社概要

所在地 | 東京都中央区八重洲1-4-16 |
代表者 | 代表取締役 社長執行役員 野村 均 |
設立 | 1896年10月1日 |
事業内容 |
オフィスビル・商業施設等の開発、賃貸および管理 マンション・戸建住宅の開発、販売、賃貸および管理 不動産の売買、仲介およびコンサルティング、駐車場の開発・運営 リゾート事業、物流施設開発事業、資産運用事業、海外事業、不動産鑑定業 |
URL | https://www.tatemono.com/ |
【GATARI】

所在地 | 東京都千代田区神田松永町16 ダイキビル4F |
代表者 | 代表取締役CEO 竹下 俊一 |
設立 | 2016年4月 |
事業内容 |
Mixed Realityプラットフォーム「Auris(オーリス)」の開発、 MRコンテンツの制作ほか |
URL | https://gatari.co.jp/ |
以上
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