11月4日にGEAR5.0エネルギー・環境ユニット主催「KOSEN水素フォーラム2022」を開催します!

〜 水素エネルギーから見えてくること 〜

 独立行政法人国立高等専門学校機構 佐世保工業高等専門学校(長崎県佐世保市 校長:中島 寛 以下「佐世保高専」)は、水素エネルギーをキーワードにカーボンニュートラル社会を支える地域社会創出・人材育成のため、高専(教職員・学生)・大学・企業関係者が集う「KOSEN水素フォーラム2022」を2022年11月4日(金)に開催いたします。
★KOSEN水素フォーラム案内ページ(佐世保高専HP)
https://www.sasebo.ac.jp/event/2022/10/05/32832

KOSEN水素フォーラムの概要
 国立高専機構GEAR5.0エネルギー・環境ユニットでは、令和4年度より「水素社会実現に向けた社会インフラ構築のための研究開発と人材育成」をテーマに、佐世保高専を中核校として、5高専(豊田高専・鈴鹿高専・奈良高専・久留米高専・大分高専)の協力校と連携して取り組んでいます。
 2022年11月4日(金)のKOSEN水素フォーラム2022では、東京大学先端科学技術研究センターの杉山所長・河野教授による基調講演のほか、GEAR5.0エネルギー・環境ユニットで研究に取り組む高専生によるポスターセッション、企業による技術紹介、パネルディスカッションの実施を予定しています。また、KOSEN水素フォーラム2022の開催にあたっては、経済産業省九州経済産業局・長崎県・大分県・佐世保市などの行政からもバックアップを受けています。
 なお、参加申込者が多数にのぼり会場収容人数を上回ること、および感染症拡大防止の観点から、基調講演とパネルディスカッションについては、Youtubeを用いたライブ配信も実施することとなりました(以下URL参照)。

★KOSEN水素フォーラム2022 ライブ配信URL(Youtube)
https://youtu.be/27TOwoczPxA
※どなたでも当日アクセス可能です

当日のプログラム
1.  主催者、後援者あいさつ 13:00~13:20

2.  基調講演I     13:20~14:20
 「カーボンニュートラルにおける水素と国際ネットワークの役割」
  講師 東京大学 先端科学技術研究センター所長 杉山 正和 氏

3.  基調講演Ⅱ   14:30~15:30
 「ウクライナ危機で加速する水素エネルギーの導入」
  講師 東京大学 先端科学技術研究センター教授 河野 龍興 氏

4.  研究シーズ発表会:ポスターセッション 15:30~16:30
  GEAR5.0エネルギー・環境ユニット参画高専生及び企業による研究・技術紹介

5.  パネルディスカッション  16:35~17:35
 「水素関連技術課題の解決に向けての高専の役割と学生に期待すること」
 GEAR5.0エネルギー・環境ユニット参画高専(佐世保高専、鈴鹿高専、豊田高専、大分高専、久留米高専、奈良高専)及び地元企業

「KOSEN水素フォーラム2022」実施概要
イベント名:KOSEN水素フォーラム2022
開催日:2022年11月4日(金)
会場名:アルカスSASEBO
アクセス:佐世保市三浦町2-3 JR佐世保駅より徒歩5分
申し込み方法:申込フォーム(https://forms.gle/qKeqJ9U9oNNvosGRA)より必要事項を送信
※オンライン参加の場合、申し込みは不要です。
参加費:無料

                  フォーラム会場の様子
                (アルカス佐世保HPより引用)

                   アルカス佐世保の外観
                  (佐世保市HPより引用)

ユニットリーダー・西口廣志准教授からのコメント
 本フォーラムでは水素エネルギー社会の新たな知見を習得し、高専と産業界の連携を作る場の形成を目指しています。カーボンニュートラル社会実現に向けた世界的な動きの中で、都市部だけでなく地方がどのように産学官で連携し、研究で生み出された技術を社会実装させていくかを考え、深めていく良い機会になればと考えています。
 今回、佐世保高専だけでなく、鈴鹿、奈良、豊田、大分、久留米からも多くの学生・教職員に来ていただくこととなっております。また、オンラインを通じても全国の高専や地域の方々からご視聴いただく予定です。今回のテーマは「水素社会実現」でありますが、本フォーラムの内容は水素以外の分野における技術の社会実装においても大きなヒントになると考えております。ご参加いただいた皆様で社会全体の動き・直面する課題を共有し、産業の活性化、若い人材の育成、特に水素社会導入への大きなきっかけとなることを願っております。最後にフォーラム開催にあたり、非常に多くの方々のご協力をいただきました。この場をお借りしてご関係の皆様に厚く御礼申し上げます。

GEARエネルギー・環境ユニットとは
 全国の国立高等専門学校は、未来技術の社会実装教育の高度化事業(GEAR5.0)を推進しています。分野ごとに拠点校と協力校のユニット(K-Drive)を設置し、社会課題の解決に係る研究とともに、地域創生に向け学生が主体的に活動できる教育プログラムを構築することを目標しています。
 GEARエネルギー・環境ユニットは水素社会実現に向けた地域社会での産官学連携の推進による九州佐世保モデルの発信と人材育成を目的としています。具体的には、水素関連技術に関する企業側の課題やニーズの掌握・高専とのマッチングを推進させ、九州地区の長崎県や佐世保市での自治体や企業との産学官連携成功モデルを実現させ、その成果を順次、九州・沖縄地区から西日本、さらに日本へと拡大し、総合知に基づく、水素エネルギー社会構築に向けた社会実装と次世代人材育成の実現を目指しています。また本分野では材料力学系と電気電子・情報工学系教員の融合だけでなく、先端技術分野の教員と社会科学系分野の教員で構成されていることから、多様な「知」が集い合い、「総合知」によって水素社会の普及推進を目指していることも特徴です。 
 

               GEARエネルギー・環境ユニットの全体像

【佐世保工業高等専門学校について】
 佐世保工業高等専門学校は、全国12の国立高専一期校のひとつとして1962年に設立され2022年で60周年となります。本校はこれまで約10,000人の卒業生を輩出しており、技術者や研究者など社会で幅広く活躍しており、各界から高い評価を受けています。佐世保高専では、GEAR プロジェクトとともに、COMPASS 5.0(次世代基盤技術教育のカリキュラム化)として半導体人材教育も令和4年度より進めております。COMPASS 5.0とは、デジタルトランスフォーメーション(DX)時代に向け、あらゆる産業においてITを今以上に活用することが求められる中で、AI・数理データサイエンス、サイバーセキュリティ、ロボット、IoTという分野を、これからの技術の高度化に関する羅針盤(COMPASS)と位置付け、高専教育に組み込むことで、新たな時代の人材育成機関としての高度化を図るものです。
 

学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 佐世保工業高等専門学校
所在地:長崎県佐世保市沖新町
校長名:中島 寛
設立:1962年
URL:https://www.sasebo.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関

【本リリースに関するお問い合わせ先】
独立行政法人国立高等専門学校機構
佐世保工業高等専門学校
総務課総務企画係
TEL:0956-34-8415 (平日8:30-17:00)
e-mail:kikaku@sasebo.ac.jp
 

~2022年度 高等専門学校制度は創設60周年を迎えます~
https://www.kosen-k.go.jp/Portals/0/60th/

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会社概要

URL
https://www.kosen-k.go.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都八王子市東浅川町 701-2
電話番号
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代表者名
谷口 功
上場
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資本金
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設立
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