【採用DX事例】キヤノンイメージングシステムズ、paiza転職導入により半年で採用内定3名を実現
~ITエンジニア採用の「ミスマッチ」と「長期化」を解消する新たな手法~
ITエンジニア向け転職・就職・学習プラットフォーム「paiza(パイザ)」を運営するpaiza株式会社(東京都港区、代表取締役社長/CEO 片山良平)は、キヤノン製品のソフトウェア開発を担うキヤノンイメージングシステムズ株式会社(本社:新潟県新潟市、代表取締役社長:廣木 茂、以下キヤノンイメージングシステムズ)が、「paiza転職」を導入し、キャリア採用の課題解決に貢献した事例として発表します。

■導入効果:半年で3名の内定、高効率・高確率な採用を実現
採用強化のために転職サイト、人材紹介会社など、あらゆる手段を駆使していたキヤノンイメージングシステムズですが、paiza転職導入後、わずか半年で3名のITエンジニア採用に成功しました。この成果は、スキルを可視化する採用手法が、特に専門性の高いITエンジニアの採用において、企業と求職者の双方にとってのミスマッチを解消し、効率的な採用プロセスを実現する可能性を示唆しています。
本事例は、IT人材不足に悩む多くの日本企業にとって、新たな採用戦略を構築する上での有効なヒントとなるのではないでしょうか。
■背景:深刻化するIT人材不足と採用の課題
近年、あらゆる産業でDX推進の動きが加速する中、ITエンジニアは企業競争力を左右する戦略的な人材となっています。しかし、需要の高まりに対し供給が追いつかず、「IT人材不足」は深刻化しており、特に即戦力となる経験豊富なITエンジニアの獲得は、多くの日本企業にとって喫緊の経営課題です。
そのようななか、ITエンジニア採用においては、書類だけでは判断しにくい実践的なスキルや経験の見極めが難しく、面接プロセスが長期化したり、内定に至っても入社後のミスマッチで早期離職に繋がったりするといった課題が多くの企業で顕在化しています。
このような状況において、キヤノンイメージングシステムズでも優秀なITエンジニアの採用は喫緊の課題でした。履歴書・職務経歴書だけではスキルの読み解きに限界を感じ、高スキルなエンジニアの採用が難航していました。特に、専門性の高いITエンジニアのスキルを適切に評価することが難しく、効率的かつ確実に即戦力となる人材を見極める新たな採用手法を検討していました。
■paiza導入の経緯:スキルを可視化する「paizaスキルチェック」
キヤノンイメージングシステムズがpaizaの存在を知ったのは、新卒で入社した非常にスキルの高いエンジニアが、「paizaラーニング」で学習したと話したことがきっかけでした。これを機に、ITエンジニアの「本当のスキル」を客観的に評価し、採用のミスマッチを根本から解消するソリューションとして、paiza独自のオンラインプログラミングテスト『paizaスキルチェック』に着目しました。書類選考では見えにくい実践的なスキルを可視化することで、採用プロセス全体の最適化と、高スキル人材の獲得につながることを期待し、2024年10月よりpaiza転職の利用を開始しました。
今後も継続的に「paiza転職」を利用し、即戦力となる経験豊富なITエンジニアの採用を強化していく方針です。
■キヤノンイメージングシステムズ株式会社 執行役員 鈴木宏昌のコメント
履歴書上では立派でも、実際のスキルと会社が求める成果にギャップが生じるケースがありました。ITエンジニアの採用においては、応募者数ではなく、本当にスキルを持ったエンジニアと出会うことが重要です。paizaは、ITエンジニアに特化しており、かつ「paizaスキルチェック」で応募者のプログラミングスキルレベルを事前に把握することが可能です。
したがって、「paizaスキルチェック」で応募者のスキルレベルが事前に把握できるため、面接では、具体的なプロジェクトテーマや、より踏み込んだ技術的な議論が可能になりました。これにより、単にスキルがあるかどうかだけでなく、自社のカルチャーや求める専門性に合致するかを短時間で深く見極めることができ、面談から内定までの期間短縮と、内定後の承諾率向上に直結しています。
新潟県のDX認定事業者として、地域におけるソフトウェア産業のリーディングカンパニーの役割を担う同社は、地域活性化の観点からもpaizaに大きな期待を寄せています。
■paiza株式会社 取締役 営業本部長 山村鉄平のコメント
キヤノンイメージングシステムズ様が抱えていた「履歴書だけでは見極めにくい実践的スキルの評価」という課題に対し、「paizaスキルチェック」という独自のソリューションで貢献できたことを大変喜ばしく思います。この事例が示すのは、単なる採用ツールの導入ではなく、企業がIT人材採用において直面する本質的な課題に対し、データとテクノロジーを組み合わせることで、いかに効率的かつ質の高い採用を実現できるかという点です。単に一企業の採用成功に留まらず、日本全体のIT人材不足という構造的課題に対し、企業がテクノロジーを活用してどのように立ち向かうべきか、具体的な成功事例として一石を投じるものではないかと考えております。
今後もpaizaは、このような革新的な採用手法をさらに多くの企業に広めることで、企業の成長と社会課題の解決に貢献してまいります。
■キヤノンイメージングシステムズ株式会社について
キヤノン製品のソフトウェア開発を担う企業として1990年に新潟の地に創業。キヤノングループの一員として、キヤノンのコア技術である「イメージングテクノロジー(映像技術)」を礎に、プリンター、カメラ、産業機器、メディカル機器など幅広いキヤノン製品のソフトウェア開発に携わっています。
2022年には新潟県内企業としては初の「DX認定事業者」の認定を取得。DX推進のビジネスチャンスを掘り起こし、市場ニーズにマッチした案件の事業化を推進するとともに、新潟におけるソフトウェア産業のリーディングカンパニーとして、地域経済の活性化にも貢献しています。
「世界を変えるのは、異能だ。」と考えるpaizaでは、「異能をのばせ。」をコンセプトに「人と企業に絶え間ない成長を促す唯一無二のプラットフォーム」作りをおこなっています。今後ともこのプラットフォームを通じて、IT人材を採用する企業、IT人材を育成する教育機関、IT人材として活躍する・活躍を目指す個人に役立つサービスの提供を行ってまいります。
■paizaについて
paizaはITエンジニア向け転職・就職・学習プラットフォームです。オンラインでのプログラミングテスト「paizaスキルチェック」を受験してスキルを証明し、それを使って転職・就職する独自のサービスで、2025年6月現在、paizaの登録者数は約89万人。4,700社を超える企業が採用に利用しています。「paizaスキルチェック」の総受験回数は3,220万回(2025年6月現在)に達しています。
「paiza転職」は、ITエンジニアの“スキルを可視化“し、実力重視で企業とマッチングするITエンジニア向け転職サービスです。そのほか、学生向け就職サービス「paiza新卒」、未経験、若手エンジニア向け転職サービス「EN:TRY」、フリーランスエンジニア向けマッチングサービス「paizaフリーランス」および転職・就職直結型のプログラミング学習サービス「paizaラーニング」を展開しています。現役エンジニアの転職はもちろん、「paizaラーニング」で学んだ後に「スキルを可視化」して転職、就職する例も多数生まれています。
■会社概要
・社名: paiza株式会社
・代表者: 代表取締役社長/CEO 片山 良平(かたやま りょうへい)
・資本金: 140,000千円(資本準備金含む)
・設立: 2012年2月13日
・許認可: 有料職業紹介事業許可13-ユ-305439
労働者派遣事業許可 派13-317888
・URL: https://www.paiza.co.jp
【本件に関するお問い合わせ先】
paiza株式会社 広報部
担当 :岸
Email:contact@paiza.co.jp
※本文中に記載されている会社名・製品名・サービス名は、各社の商標又は登録商標です。
※「paizaスキルチェック」はpaiza株式会社が特許を取得したプログラミングスキル評価システムです(特許番号 第5649148号)。オンライン上で実際にコーディングテストを行い、受験者のプログラミングスキルを6段階(S~Eのpaizaランクを付与)で客観的に可視化するものです。
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