NYFW2024でランウェイデビューする“ネクストデザイナー”決定ファッション業界の最前線で活躍するバイヤー審査にて選出
－バンタンとパルコが主催する「Asia Fashion Collection」初の展示会が終了－
■未来のファッション業界を担う16ブランドが集結
日本から10ブランド、韓国と台湾から6ブランドの計16ブランドが参加した展示会は、日本の参加ブランドにとってニューヨーク・ファッション・ウィークでのランウェイデビューをかけた最終審査の場でもあり、WWDJAPAN編集長の村上 要氏や阪急阪神百貨店 阪急メンズ東京 GARAGE D.EDIT バイヤーの日比野 智之氏などを審査員に迎えプレゼンテーションを行いました。審査員長を務めた村上 要氏は、「クリエイトするうえで“作る力”と“届ける力”が大事。なぜやりたいのか、何をやりたいのかを意識し続けることは難しいが、参加デザイナーの皆さんはコアとして持てていた。今後は、届けたい人に届けられるよう新しい方法にチャレンジをし、更に磨きをかけてほしい。」と、アジアの未来のファッション業界を担う若手ブランドへの期待が寄せられました。
日本代表に選ばれた長谷 雪花（大阪文化服装学院）の「KIYOKA HASE」、重田 美有（大阪文化服装学院）の「MIARI SHIGETA」、笈川 夏愛（バンタンデザイン研究所 東京校）の「sun below」3ブランドと、韓国代表の「RE RHEE」、台湾代表の「YAXIN ZONE」の計5ブランドは、制作費や技術面、渡航費などのサポートを受けながら2024年2月に行われるニューヨーク・ファッション・ウィークという世界の舞台、またアジアでの販売といったブランド確立に向けた準備を進めます。
【各国の代表ブランド】
代表ルック
〈左から〉【日本】長谷 雪花（大阪文化服装学院）の「KIYOKA HASE」、【日本】重田 美有（大阪文化服装学院）の「MIARI SHIGETA」、【日本】笈川 夏愛（バンタンデザイン研究所 東京校）の「sun below」
〈左から〉【韓国】RHEE Junebok（イ・ジュンボク）・JOO hyunjung（ジュ・ヒョンジョン）の「RE RHEE」、【台湾】CHUNG,YA-HSIN（チョン・ヤーシン）の「YAXIN ZONE」
ブランド情報（ブランド名／デザイナー名／在籍・出身校／Instagramアカウント／ブランドコンセプト）
「KIYOKA HASE（キヨカ ハセ）」〈日本代表〉
長谷 雪花／大阪文化服装学院 在学／@kiyokahase
FREE YOURSELF（自分自身を解放しろ）。モードの中に機能性を入れたアクティブウェアを中心に、装備として衣服を提案。戦う人に勇気を与える戦闘服。
「MIARI SHIGETA（ミアリ シゲタ）」〈日本代表〉
重田 美有／大阪文化服装学院 在学／@miari__shigeta
the magic of falling in love with you “自分に恋する魔法”
洋服は人々にとって物凄く身近でパーソナルなもの。私の服を着る人達には常にハッピーでいて欲しいし、自分自身を大好きになって欲しい。日常にそんなLove my selfなスパイスを加える。
「sun below（サン ベロウ）」〈日本代表〉
笈川 夏愛／バンタンデザイン研究所 東京校 在学／@sun_below_
長年やってきたボクシングを通して、なりたいものになれなかった自分、沢山の見てくれない人達の中で、数少ない見てくれる人、その中で葛藤し続けた人生の経験を基にいろんなかたちで輝ける服を。
「RE RHEE（リ リー）」〈韓国代表〉
RHEE Junebok（イ・ジュンボク）・JOO hyunjung（ジュ・ヒョンジョン）／@rerhee_official
「洗練された高級感と抑制されたトレンド」の調和をとったルックスを表現するデザイナーズブランドです。
「YAXIN ZONE（ヤクシン ゾーン）」〈台湾代表〉
CHUNG,YA-HSIN（チョン・ヤーシン）／@yaxin_zone
様々なアートからインスピレーションを得て、アートに内在する感情的な深みと探求心をカプセル化し、これらの深遠な感覚を具体的な衣服に変換することを目指している。
デザイナー写真
左より
〈韓国代表〉JOO hyunjung、RHEE Junebok、〈日本代表〉長谷 雪花、笈川 夏愛、重田 美有、〈台湾代表〉CHUNG,YA-HSIN
■開催概要
名称：アジアファッションコレクション展示受注会、国内最終審査会
日時：2023年10月20日（金）、21日（土）
会場：渋谷ヒカリエ 8F COURT（東京都渋谷区渋谷2-21-1）
〈日本代表選考 最終審査について〉
審査方法：プレゼンテーション審査
審査基準：〈クリエイティブ〉 ブランドとしてのオリジナリティ、デザイン性、完成度
〈ビジネス〉 市場性、時代性が考慮されているか
〈コミュニケーション〉 ブランド発信力・デビューに向けてアクティブに活動できるか
プライズ：2024年2月NYFW参加、ブランド事業化支援
審査員：村上 要（WWDJAPAN編集長） ※審査員長
神谷 将太（株式会社三越伊勢丹 伊勢丹新宿店 婦人子供商品部 マネージャー）
川﨑 吉朗 （LITMUS 代表取締役）
小池 秀平（株式会社TOKYO BASE STUDIOUS MENS div. BUYER）
長尾 悠美 （Sister代表）
日比野 智之（株式会社阪急阪神百貨店 阪急メンズ東京 GARAGE D.EDIT バイヤー）
真部 大河（株式会社シックスティーパーセント 最高経営責任者兼共同創業者)）
芳之内 史也（FASHIONSNAP .COM 編集委員／ディレクター）
渡部 宏（株式会社ニュースタア 代表取締役インキュベーター）
■AFCについて
2013年に始まったAFCは、これまで日本・韓国・台湾・タイなどの若手デザイナー計48ブランドのニューヨーク・ファッション・ウィークでのランウェイデビューを支援しています。10回目となる昨年度は、コロナの影響でニューヨーク・ファッション・ウィークへのデザイナー渡米が3年ぶりとなり、Vogue GlobalやHarper's BAZAARといったファッションメディアが来場し、盛況を博しました。AFC参加を通して、現在日本では岡本大陸（DAIRIKU）、林史佳（Fumiku）や和中碧（AOI WANAKA）などが気鋭ブランドとして注目されています。
公式HP：https://asiafashioncollection.com/
■今後のスケジュール
最終確認会：2024年1月予定
ニューヨーク・ファッション・ウィーク公式ランウェイ：2024年2月
■協賛
東レ（ウルトラスエード）、イスコ
■後援
KOREA FASHION INDUSTRY ASSOCIATION、台湾テキスタイルフェデレーション、WWD JAPAN、FASHIONSNAP .COM
■関連リリース
・2023年 ニューヨーク・ファッションウィーク ランウェイショー開催報告：https://vantan.jp/information/press/detail.php?e_id=8637&year=2023
■AFC実行委員会
VANTAN （バンタン） http://www.vantan.jp/
1965年創立。「世界で一番、社会に近いスクールを創る」をビジョンとし、現役で活躍しているクリエイター講師による授業をはじめ、長期の有償インターンシップ、企業とのコラボレーションといった「実践教育」を通して即戦力となる人材を育成している（東京・大阪・名古屋・福岡）。ファッション、ヘアメイク、ビューティ、グラフィックデザイン、映像、ゲーム、eスポーツ、アニメ、パティシエ、調理、プログラミング、エンターテインメント領域のクリエイター、インフルエンサーなどの分野で全日制の専門スクール、高等部、社会人・大学生向けのキャリアカレッジ、大学部を展開。これまでに20万人以上の卒業生を輩出している。
株式会社パルコ https://www.parco.co.jp/
ファッション、演劇、映画、文学、音楽、アート。これまで私たちは、カルチャーを通じて、生きることの美しさ、自由であることの素晴らしさを表現してきました。未来をつくるイマジネーション、想像力の可能性を探求してきました。時代に寄り添い、刺激しあうこと。感覚を信じてデザインし、描きだすこと。
人や場、つながりの中心となり、クリエイトしていくこと。それは、想像を超えた感動で、世界を変えるために、今、私たちが抱いている未来のビジョンです。
個の想像力や情熱を原動力に、多様な個性と価値観をつなぎ、次世代とともに新たな時代をつくっていきたい。感性で、世界を切りさく。
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