喉の音をAIで自動観察、高齢者の食事をサポートする『食通』を開発 バイオソノ株式会社に投資を実行
◆投資先企業について
バイオソノは、喉の音をAIで自動観察し、食形態を判定する製品である『食通(しょくつう)』の開発を行っている企業です。介護における「食事」は高齢者(被介護者)の大きな楽しみであり、介護者は、いつまでも、好きなものを、美味しく、楽しく食べてもらいたい[m1] 、と考えています。しかしながら、介護者やご家族にとって、食事の見守りや介助には常に不安が付きまといます。特に、食べ物が喉に残り、それが肉眼で確認できないほど奥にある場合、食事後に気管に入り込む恐れもあることから、聴診器による喉の状態確認など、専門性を伴った対応が必要とされます。
『食通』は、首元に貼り付けたセンサーとAIにより、喉の音を自動的に確認し、時間を掛けずに食事の見守りや介助をサポートする製品です。AIを用いた音響分析技術は、生体音解析による疾患の早期発見などにも応用が可能です。バイオソノは、センサーとAIを用いたIoTプロダクトを通じて、介護用途に限らずヘルスケア、メディカル領域において課題解決に取り組んでまいります。また、支店である南相馬市産業創造センターにデモ生産設備を設け、将来的にデバイス生産機能を福島県浜通り地域に移転し、同地域における雇用創出に寄与していく予定でおります。
商 号 バイオソノ株式会社
代表取締役 遠山 賢
本店所在地 宮城県仙台市若林区清水小路6-1
設 立 日 2022年10月
U R L https://biosono.jp/
◆ふくしまメディカルファンドについて
正式名称:ふくしまメディカルヒルズ投資事業有限責任組合
設 立 日 :2023 年 3 月 31 日
出 資 者 :ゼノアックホールディングス株式会社、株式会社東邦銀行、株式会社大東銀行、株式会社福島銀行、郡山信用金庫、株式会社エフコムホールディングス、FVC Tohoku 株式会社
投資実績:本件投資が4社目となります。現在、数件の投資候補企業の審査を進めており、今後さらに投資候補となる企業をソーシングしていきます。
<投資対象>
・福島県内にて医療機器産業に関連する企業またはその産業に属する起業家(福島県内の医療機器産業に関連する企業との連携が想定される、福島県隣県に所在する企業も含む)
・福島県発明協会が主催するビジネスコンテストで優秀案件と認められた企業
・知財を基盤にしている技術があり、またはその潜在的可能性があると判断される技術を有する企業
・外部資金(ファンド資金等)が入ることによりビジネス成⾧が期待できる事業、技術を有する企業
<ファンドの特徴>
・福島県は医療福祉機器大手の研究開発及び生産拠点とそれらを支える優良な中小企業の一大集積地です。ふくしまメディカルファンドは、福島県内の優良な知財を有する医療福祉機器企業をターゲットに投資・育成に努めていくことで、福島県の産業基盤のさらなる強化を図ります。
・福島県内の有識者を投資先企業のメンターとして迎え、FVC Tohoku 株式会社と連携して企業支援に努めます。
◆FVC Tohoku株式会社(FVCT)について
盛岡市に所在する独立系ベンチャーキャピタルです。地域金融機関と連携した東北各地での「地方創生ファンド」の運営とインキュベーション施設(盛岡市産業支援センター)の受託運営を行っています。投資実行後についても、長期継続的な経営支援を行っています。
<会社情報>
会社名:FVC Tohoku株式会社
W E B:https://fvctohoku.co.jp/
設立日:2015年8月3日(FVC Tohoku運営開始日 2018年10月1日)
所在地:岩手県盛岡市大通3丁目6番12号 開運橋センタービル3階
代表者:代表取締役社長 小川 淳
その他:フューチャーベンチャーキャピタル株式会社(東証スタンダード 8462)100%子会社
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