大河ドラマ「豊臣兄弟!」で朝倉義景役の鶴見辰吾さん 坂井市へ
「東尋坊の荒々しい景色 身が引き締まった」

坂井市龍翔博物館を見学
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」で戦国武将の朝倉義景を演じる俳優の鶴見辰吾さんが2月16日、福井市の一乗谷や坂井市の東尋坊など福井県内ゆかりの地を訪れた。朝倉氏が治めた越前の地を巡り、義景の人間性をや生き方に思いをはせていた。坂井市では龍翔博物館も訪れ、戦国時代の朝倉支配の解説を聴きながら、報道陣に「血の通った朝倉義景がファンに伝われば」などと語った。ドラマでの鶴見さんの登場は4月になるという。
―三国湊の財力が朝倉氏の繁栄を支えた
「広い視野で外を見据えていた義景」に思い深く
ベテラン俳優の鶴見さんは大河ドラマの出演も数多く、最近では2014年の「軍師官兵衛」など戦国を題材にした出演作があり、2009年の「天地人」では福井ゆかりの明智光秀も演じた。今回は20日から福井市の福井県立音楽堂ハーモニーホールふくいで上演される福井発の本格ミュージカル「雪の女王」にも出演、福井ゆかりの2つの出演作に強い意欲を見せている。
この日は精力的に朝倉氏ゆかりの越前の地を巡り、午前中は福井市の県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館や大野市の朝倉義景墓所を訪れた。各学芸員の解説を聴きながら、武将・義景の人物像に思いをはせていた。 坂井市では、『朝倉始末記』に義景が永禄4(1561)年に訪れたという記述が残る東尋坊、それに龍翔博物館を訪れ、坂井市教育委員会の角明浩学芸員が案内した。
東尋坊は生憎、風も強く肌寒かったが、鶴見さん自身が「旅行で来た中学生2年以来」という絶壁の岩場とも“対面”。さらに龍翔博物館では4階の展望テラスから、九頭竜川河口や川沿いに広がる三国湊の街の風景を眺めたほか、展示コーナーで江戸時代の三国湊の蔵並みジオラマや三国の工芸品類、三国祭の巨大な山車(やま)などを見学。角学芸員が三国湊の街中を見下ろしながら、「三国湊はこの九頭竜川河口に古くから水運・海運の拠点として発達し、朝倉氏にも富をもたらした。義景は東北の大名に通好を求めたり、九州の島津氏を通じ琉球との交易にも興味を示していた。この三国湊から越前の外を見据えていた」と解説すると、鶴見さんは「なるほど、朝倉氏の財力の源がこの三国湊にあったのですね」と返していた。

このほか、古代コーナーでは、笠松雅弘館長が坂井市内で出土した縄文時代の舟形土器を見せながら「福井も縄文土器では有数の出土地なんですよ」との説明し、「なるほど~。福井は恐竜化石だけじゃなく、土器もたくさん出るわけだ」とウイットに富んだ答えで周囲を笑わせていた。
このあと、池田禎孝市長も博物館に駆けつけ、鶴見さんとしばし談笑。池田市長も「坂井市はお米が美味しいので有名。昨年、丸岡城に来られた高橋英樹さんにも『美味しいお米をもっとPRした方がいい』と言われまして、鶴見さんもぜひ知ってください」などと地元話で盛り上がっていた。また市長からは市公式キャラクター・坂井ほや丸の人形をプレゼントされ、笑顔を見せていた。

鶴見さんは、報道陣からの取材にも応じ、義景役への意気込みを尋ねられると「信長に攻め滅ぼされた武将のイメージが強いが、越前の地から広い視野で外の世界を見ていた武将ということがよくわかった。もし違う風が吹いていたら、幕府を開いていたかもしれない。惜しいチャンスを逃したと思う。登場は4月になるが、自分としては血の通った人間としての朝倉義景を演じるので、ぜひ見ていただきたい」と語った。
また久々に見た福井を代表する名勝・東尋坊について「荒々しい日本海の景色で、身が引き締まる思いだった。この気持ちで20日からの福井での
雪の女王もぜひ頑張りたい」と期日が迫るミュージカル舞台にも並々ならぬ意欲を見せていた。
ミュージカル「雪の女王」は2月20日~23日の4日間、連日午後2時開演。会場、問い合わせは福井県立音楽堂ハーモニーホールふくい(℡ 0776-38-8288)
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