新刊『人間やめて、動物になってみた』7/28発売──『ざんねんないきもの事典』の今泉忠明さん監修。進化のひみつがわかる初の“人間図鑑”

株式会社高橋書店(本社:東京都豊島区、代表取締役:清水美成)は、2025年7月28日(月)に『くらべてわかる! 進化のひみつ 人間やめて、動物になってみた』(今泉忠明監修、澤田トラジ著)を発売いたしました。
ネコのように人間にシッポを生やしたらどうなるの? ライオンみたいに牙があったら強くなれる? 本書は、人間と動物をくらべながら、人間の体と心のしくみ、進化のふしぎを楽しいマンガ&イラストとわかりやすい解説で学ぶことができる本です。
人間にとっての当たり前を手放し、さまざまな生き物になって見直してみることで、「体のつくり」「五感」「くらし方」「コミュニケーション」「愛」「心」「生き方」など、人間のことが自然とわかる、初の“人間と動物をくらべる”図鑑です。
主人公と一緒に、動物に変身! くらべてみたら、どうなった?

「空を飛んでみたい」「体が再生できたらすごい!」「寝なかったらどうなるの?」――そんなふとした疑問や想いを主人公と一緒に体験! 例えばネコみたいにしっぽを生やしてみたら……地上でくらす人間やゴリラなどの類人猿に実はしっぽはジャマ。もともと進化の過程で消えていったものなので、生やしてみたらバランスがとりづらく転んでしまうかもしれません。
本書では、主人公の二人と一緒にいろんな動物に変身しながら「やってみたら(やめてみたら)…どうなった!?」をくらべてみます。生き物と人間の体や心の役割、仕組みなどを楽しく知り、「人間らしさとは何か」を学ぶことができます。


監修は、『ざんねんないきもの事典』の今泉忠明さん
本書は、シリーズ累計540万部突破の『ざんねんないきもの事典』(弊社刊)でおなじみの動物学者の今泉忠明さんが監修。動物学の視点で生き物と人間と動物をくらべ、生態や進化のひみつを紐解きました。子どもも大人も楽しめる1冊です。
目次
第1章 体のつくりをくらべる
しっぽを生やしてみた/空を飛んでみた/海にもぐってみた/切られた体を再生してみた など
第2章 感じ方をくらべる
肌をカチカチにしてみた/よく見える目にしてみた/耳を大きくしてみた/においに鋭い鼻にしてみた など
第3章 くらし方をくらべる
食べずに冬眠してみた/歯みがきとお風呂をやめてみた/ずーっと起き続けてみた/勉強をやめてみた など
第4章 コミュニケーションをくらべる
ひとりで生きてみた/種をたどってみた/新しい言葉を考えてみた/牙を生やしてみた など
第5章 愛をくらべる
子育てをくらべてみた/老後のくらしを聞いてみた/ミツバチから愛を学んでみた など
第6章 生き方をくらべる
ペンギンの気持ちを探ってみた/自意識があるか考えてみた/時間を越えて旅してみた/生と死をくり返してみた など
■監修 今泉忠明(いまいずみ ただあき)
1944年東京都生まれ。東京水産大学(現 東京海洋大学)卒業。国立科学博物館で哺乳類の分類学・生態学を学ぶ。文部省(現 文部科学省)の国際生物学事業計画(IBP)調査、環境庁(現 環境省)のイリオモテヤマネコの生態調査などに参加する。トウホクノウサギやニホンカワウソの生態、富士山の動物相、トガリネズミをはじめとする小型哺乳類の生態、行動などを調査している。上野動物園の動物解説員を経て、「ねこの博物館」(静岡県伊東市)館長。著書は多数。
■著者 澤田トラジ(さわら とらじ)
専門的な内容をわかりやすく面白く伝えるための仕掛けや表現を追求し、児童書や学習漫画の原作、執筆、編集を行う。これまでに『ざんねんないきもの事典』(一部執筆・構成)、『わけあって絶滅しました。』(構成)、企業向けの『科学漫画サバイバルシリーズ』(シナリオ執筆)等を担当。著書に『楽しくわかる! 体のしくみ からだ事件簿』『ブラックないきもの図鑑 (動物たちの知られざるきびしいオキテ)』等。
■書誌情報
書名:くらべてわかる! 進化のひみつ 人間やめて、動物になってみた
価格:1650円(税込) 著者名:今泉忠明(監修) 澤田トラジ(著)
ページ数:160 判型:B5変形 ISBN:978-4-471-10478-8
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像