paiza、福岡女子商業高校と教育連携協定を締結!IT業界の未来を担う女子生徒の育成を加速
~第3回ITキャリアイベントも開催、実践的な学びでジェンダーギャップ解消と地域貢献へ~
ITエンジニア向け転職・就職・学習プラットフォーム「paiza(パイザ)」を運営するpaiza株式会社(東京都港区、代表取締役社長/CEO 片山良平)は、「挑戦を、楽しめ。」を教育方針に掲げる福岡女子商業高校(所在地:福岡県那珂川市、校長 柴山翔太)と、この度、教育連携協定を締結しました。本協定に基づき、当社が提供するIT学習プラットフォーム「paizaラーニング 学校フリーパス」を活用した継続的なプログラミング教育の支援に加え、キャリア選択に役立つ情報提供を強化することで、IT業界のジェンダーギャップ解消と地域におけるIT人材不足の解消に貢献してまいります。

本協定締結後初の具体的な取り組みとして、京都女子大学、山形西高校での開催に続き今年で3回目となる女子生徒・女子学生を対象としたIT人材育成イベント「ITは私のミライを広げてくれる」を2025年7月16日(水)に実施いたしました。イベントでは現役エンジニアの生の声を聞き、生徒たちが実際にプログラミングに触れることで、ITキャリアへの具体的なイメージを深めることができました。
■本協定締結の背景と目的:IT人材不足とジェンダーギャップ解消への貢献
現在のIT業界は、2030年に最大79万人の人材不足に直面すると予測されており、特に福岡県を含む九州地方の企業では、情報サービス業の72.9%がITエンジニア不足を感じているとされています(※1)(※2)。加えて、ITエンジニアの男女比が8:2と大きなジェンダーギャップが存在し、女性ITエンジニアのロールモデル不足や、学校教育と業界キャリアの乖離が課題となっています。(※3)
paizaは「人と企業に絶え間ない成長を促す唯一無二のプラットフォーム」を目指し、ITエンジニアの転職・就職・学習を支援するプラットフォーム「paiza」を運営しています。特に、全国の教育機関に無料提供している「paizaラーニング 学校フリーパス」は、高校、大学、専門学校を中心に2024年度は648校、クーポン発行数が20万人を突破するなど、未来のエンジニア育成に貢献しています。
これまでも福岡女子商業高校とは、この「paizaラーニング 学校フリーパス」の導入を通じて連携してきましたが、この度の教育連携協定締結により、より一層の協力体制を構築し、IT業界が抱える課題解決に向けて具体的な行動を起こしてまいります。特に、未来のIT業界を担う女子生徒がITの可能性を「知り」、未来のキャリアを「考える」きっかけを提供することで、女性のIT分野への進出を強力に後押ししていきます。
(※1)「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」(経済産業省)
https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/daiyoji_sangyo_skill/pdf/001_s02_00.pdf
(※2)「九州企業のDXの現状と政策動向」(2023年12月経済産業省九州経済産業局)
https://lfb.mof.go.jp/kyusyu/content/list/028/miyafo-ramu_kouennsiryou_1_20231219.pdf
(※3)2020年版 情報サービス産業 基本統計調査(一般社団法人情報サービス産業協会)図表2-49
https://www.jisa.or.jp/Portals/0/report/basic2020.pdf
■教育連携協定の内容
本協定では、以下の取り組みを連携して推進してまいります。
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「paizaラーニング 学校フリーパス」を活用したプログラミング教育の深化
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ITキャリア教育機会の提供
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IT業界への理解を深める情報提供
■第3回IT人材育成イベント「ITは私のミライを広げてくれる」開催レポート

本協定締結後、初の具体的な取り組みとして、2025年7月16日(水)に福岡女子商業高校にて、第3回目となるIT人材育成イベント「未来のITキャリアを描く」を実施しました。
【開催概要】
13:30-14:20 講演
14:20-14:40 移動・休憩・準備
14:40-15:30 プログラミングワークショップ(各教室)
15:30 帰りのHR
16:00-17:00 AI部・有志との座談会
【イベント内容と参加生徒の声】
イベントでは、当社代表の片山良平が、IT業界で働くということにおいて、ITの可能性やキャリアパス、オフィスや文化にいたるまで生徒の皆さんに働くイメージを持ってもらうための講演をしました。また、株式会社LayerX バクラク事業部 エンジニアリングマネージャーの新多真琴氏をお招きし、ご自身のキャリアパスや業務内容、女性エンジニアとしての経験談をお話しいただきました。生徒たちは真剣な眼差しで耳を傾け、IT業界への具体的なイメージを深めている様子でした。

続くプログラミングワークショップでは、生徒たちは実際に手を動かしてコードを書き、ITスキルの楽しさや奥深さを体験しました。「難しかったけど、動いた時に感動した!」「もっとプログラミングを勉強したいと思った」といった声が聞かれ、ITへの興味を大きく広げることができました。

さらに、第5回AI甲子園inやまがたの優勝校である福岡女子商業高校「AI部」の生徒や有志の生徒との座談会も実施。同世代の先輩からIT学習の経験談や将来の夢を聞くことで、参加生徒たちはITへの興味や将来の夢をさらに育んでいました。

【参加生徒の声】
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今まではIT業界に就職するなんて全く考えていなかったけれど、今回のお話を聞いてIT業界のことを知らなかったからなんだと思いました。これからもIT業界に関わらずいろんな職業に興味を持ちたいと思いました。(1年生/特進コース)
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エンジニアってめっちゃくちゃ頭いい人でパソコンかたかたしているイメージが強かったけれど、話を聞いてたのしそうな職種だなとおもったし、IT系は自分に向いてないんだろうなと勝手に思ってたから今回めっちゃ興味持ちました。(2年生/情報コース)
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IT企業に就職を全く考えていなかったけど、これからの時代を考えると進化していくIT企業で働いてみるというのもいいと思いました。(2年生/ビジネスビューティーコース)
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私達から切っても切り離せないものになっているので、需要はいつまでもあるし安定していそうなので少し興味をもった(3年生/商業コース)
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これからの時代AIが当たり前の世界になっていくと思うから、AIと共に過ごす、IT業界で働くということも意識していこうと思った。(3年生/特進コース)
■本イベントのイベントレポート記事
Tech Team Journal (TTJ)にて本イベントの内容詳細をお届けいたします。
https://ttj.paiza.jp/archives/2025/08/26/16644/
「世界を変えるのは、異能だ。」と考えるpaizaでは、「異能をのばせ。」をコンセプトに「人と企業に絶え間ない成長を促す唯一無二のプラットフォーム」作りをおこなっています。今後ともこのプラットフォームを通じて、IT人材を採用する企業、IT人材を育成する教育機関、IT人材として活躍する・活躍を目指す個人に役立つサービスの提供を行ってまいります。
■LayerXについて
LayerXは「すべての経済活動を、デジタル化する。」をミッションに掲げ、SaaS+Fintechを軸に、AIを中心としたソフトウェア体験を社会実装するスタートアップです。法人支出管理や人的資源管理などの業務効率化AIクラウドサービス「バクラク」を中心に、デジタルネイティブなアセットマネジメント会社を目指す合弁会社「三井物産デジタル・アセットマネジメント」、大規模言語モデル(LLM)関連技術を活用し企業や行政における業務効率化・データ活用を支援する「AI・LLM事業」などを開発・運営しています。
■paizaについて
paizaは「人類の可能性を最大化する。」という存在理由のもと、「異能をのばせ。」をコンセプトに、ITエンジニアに特化した転職・就職・学習プラットフォーム事業を運営しております。オンラインでのプログラミングテスト「paiza スキルチェック」を受験してスキルを証明し、それを使って転職・就職する独自のサービスで、2025年6月現在、paizaの登録者数は約89万人。4,700社を超える企業が採用に利用しています。「paizaスキルチェック」の総受験回数は3,220万回(2025年6月現在)に達しています。
ITエンジニアにより一層の活躍する場と自己実現の機会を提供することでITエンジニアを更に憧れられる職業にするとともに、ITエンジニアを志す人材がスキルを磨く手段を提供することで、ITエンジニア育成のエコシステムを創造することを目指しています。
■会社概要
・社名: paiza株式会社
・代表者: 代表取締役社長/CEO 片山 良平(かたやま りょうへい)
・資本金: 140,000千円(資本準備金含む)
・設立: 2012年2月13日
・許認可: 有料職業紹介事業許可13-ユ-305439
労働者派遣事業許可 派13-317888
・URL: https://www.paiza.co.jp
【本件に関するお問い合わせ先】
paiza株式会社 広報部
担当 :岸
Email:contact@paiza.co.jp
※本文中に記載されている会社名・製品名・サービス名は、各社の商標又は登録商標です。
※「paizaスキルチェック」はpaiza株式会社が特許を取得したプログラミングスキル評価システムです(特許番号 第5649148号)。オンライン上で実際にコーディングテストを行い、受験者のプログラミングスキルを6段階(S~Eのpaizaランクを付与)で客観的に可視化するものです。
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