【Z世代の最新成人式事情を徹底調査】約4割が振袖等の衣装を着用しスタジオ撮影するが、地元の式典参加は半数に留まる 物価高が影響か、2割以上が両親などから成人式関連の費用援助なく、半数近くはご祝儀もなし
~出張撮影サービス「OurPhoto」が「成人式 最新実態調査 2023」を実施~
【調査サマリー】
成人式を迎えるにあたって実施したイベントは、「地元の式典への参加」が最も多いものの、半数に留まる。次いで「衣装の着用(振袖/袴、スーツ/ワンピース)」(45.2%)、「スタジオ撮影」(38.5%)の回答は約4割。<結果1>
成人式で衣装を着用した8割(80.9%)が「和装(振袖、袴)」を着用。衣装の手配は、レンタルやおさがりの割合が7割を超え(76.6%)、新たに購入するのは1.5割(14.9%)という結果に。<結果4,5>
衣装へのこだわりは、「衣装レンタル店で早いうちから探して予約した」が43.6%と最も多い結果に。<結果6>
「出張撮影」でこだわったことは、「事前にSNSでロールモデルを探してそれに寄せた」、「推しグッズを持ち込んだ」が同率で4割を占める。また「出張撮影」を選んだ理由は「こだわりの詰まった撮影にしたかったから」、「自由な構図や場所で撮りたかったから」がともに40.0%と最も多い結果に。<結果8>
3割近くが成人式関連の費用を「自分で払っていないので詳しく知らない、分からない」。また両親や祖父母からの費用の援助は2割以上(24.3%)が「なし」の一方で、100,000円以上の援助があった割合は3割近く(28.7%)にのぼる。<結果9、10>
費用を節約するための工夫としては、「キャンペーン(紹介割・早割り等)を活用した」(27.4%)が最も多く、次いで「飲み会への参加を控えた」(22.5%)という結果に。また半数近く(45.7%)が新成人になった際にご祝儀をもらっていないことが判明。<結果11,12>
【調査背景】
人生の節目のひとつであり、一生に一度の晴れ舞台でもある「成人式」。しかし近年では新型コロナウイルスの影響で「成人式」の延期や中止が続いたり、成人年齢を20歳から18歳に引き下げられたりと、成人式の在り方や周辺環境に大きな変化がありました。
そこで「OurPhoto」では、新型コロナウイルスの5類移行後初の成人式を目前に、2023年に成人式を迎えた416名を対象に成人式に関する実態を調査しました。
【調査概要】
・調査名:2023年の新成人に聞く「成人式 最新実態調査2023」
・調査対象:全国の2023年に成人式を迎えた男女
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2023年12月15日~12月17日
・サンプル数:416名
【調査結果】
<結果1>
成人式を迎えるにあたって実施したイベントについて聞いたところ、「地元の式典への参加」が最も多かったものの半数に留まる結果となりました。次いで「衣装の着用(振袖/袴、スーツ/ワンピース 等)」の回答も45.2%と半数近くにのぼり、「スタジオ撮影」の回答は約4割(38.5%)ということがわかりました。
<結果2>
成人式を迎えるにあたって実施したイベントの準備や予約などを「いつ頃から始めたか」について聞いたところ、最も多かった回答は「成人式当日」(15.7%)、次いで成人式の「2~3カ月前」(14.2%)、「1週間~1ヶ月(2023年12月~1月初旬)」(13.5%)という結果になりました。
成人式の「1週間~半年前」から準備をしたのは3割以上(36.3%)、「1年以上前から」は2割(19.4%)となります。
<結果3>
成人式当日に大変だったことや苦労したことについては、「特になし」が62.2%と半数以上でした。「着付けや美容院の時間が伸びてしまった」、「自分や家族で着付けをしたがうまくいかなかった」といった「衣装(振袖や袴)の着付け」に関して苦労したという回答は合わせて24.6%でした。
<結果4>
成人式を迎えるにあたって実施したイベントで「衣装の着用」と回答した方に、自身が着用した衣装が「和装」か「洋装」か尋ねたところ、「和装(振袖、袴)」と回答した方が最も多く8割以上(80.9%)を占める結果となりました。男女別で見ると、女性は約9割(89.8%)が和装を着用、男性は洋装が7割を超える(72.7%)ことがわかりました。和装の着用割合は圧倒的に女性の方が多く、成人式の衣装として定着していることがうかがえます。
<結果5>
成人式を迎えるにあたって実施したイベントで「衣装の着用」と回答した方に、衣装をどのように手配したか聞いたところ、回答者の約3割(29.8%)が「衣装レンタル店で借りた」、2割以上が「フォトスタジオのレンタルプランを活用した」、「家族や知人におさがりをもらった」(どちらも23.4%)と回答しました。レンタルやおさがりの合計は7割を超え(76.6%)、新たに購入する割合は1.5割(14.9%)となりました。
<結果6>
成人式を迎えるにあたって実施したイベントで「衣装の着用」と回答した方に、衣装のこだわりについて質問したところ、「衣装レンタル店で早いうちから探して予約した」が43.6%と最も多く、次いで「親や祖父母が着たものを着用した」(28.2%)、「衣装を自分らしくアレンジした」(12.8%)という結果になりました。また7.4%が衣装に「推しカラー」を取り入れていることがわかりました。
<結果7>
事前準備、撮影、前撮りや成人式当日などをすべて含めた「成人式のイベント」にかかった費用については、「自分で払っていないので詳しくは知らない、分からない」という回答が29.8%と最も多く、次いで「10,000円~49,999円」(18.5%)、「100,000~199,999円」(16.3%)という結果になりました。
<結果8>
両親や祖父母から費用に対する援助があったか聞いたところ、2割以上が「なし」と回答しました。次いで「10,000~49,999円」(23.7%)、「50,000~99,999円」(17.5%)という結果となりました。100,000円以上の援助があったと回答した方の合計は28.7%と3割近くにのぼります。
<結果9>
費用を節約するために工夫したことについて最も多かった回答は「キャンペーン(紹介割・早割り等)を活用した」(27.4%)でした。「飲み会への参加は控えた」(22.5%)、「ヘアメイクやネイルは自分で、もしくは知り合いに依頼した」(20.9%)といった回答もそれぞれ2割を超える結果となりました。
<結果10>
新成人になった際に御祝儀をもらったかどうかについて聞いたところ、「もらっていない」と回答した方が半数近く(45.7%)を占めることが分かりました。次いで「10,000~49,999円」(24.8%)、「50,000~99,999円」(10.1%)となりました。
<結果11>
新成人になって変わったことや実感はあるか聞いたところ、9割以上が「いいえ」と回答しました。「ある」と回答した方の具体例については、「責任感が強くなった」「お酒が飲み飲めるようになった」といった声が多くを占めていました。
<結果12>
成人式を迎えるにあたって受験勉強や就職活動への影響があったか質問したところ98.3%が「いいえ」と回答しました。「はい」と回答した方に具体的な内容を聞いたところ、「就活の合間に前撮りを入れて大変だった」、「成人式後に資格試験があり、成人式に出るか迷った」という声が寄せられました。
<Appendix①>
成人式を迎えるにあたって実施したイベントで「出張撮影」と回答した方に、その満足度について聞いたところ、「とても満足した」「満足した」と回答した方の合計は8割(80.0%)という結果になりました。またいつ撮影を実施したかについては、成人式を迎えるまでの半年間に撮影した方が半数近く(46.7%)でした。さらに「誰と撮影を実施したか」聞いたところ、最も多かった回答が「親」(53.3%)、次いで「祖父母」(26.7%)、「きょうだい」・「自分のみ」(20.0%)でした。
<Appendix②>
成人式を迎えるにあたって実施したイベントで「出張撮影」と回答した方に、「出張撮影」でこだわったことや工夫したことについて聞いたところ、「事前にSNSでロールモデルを探してそれに寄せた」、「推しグッズを持ち込んだ」という回答が同率で4割を占めており、最も多い結果となりました。また「出張撮影」を選んだ理由について尋ねたところ、最も多かった回答が「こだわりの詰まった撮影にしたかったから」(40.0%)、「自由な構図や場所で撮りたかったから」(40.0%)でした。
【考察】
OurPhoto株式会社 代表取締役 田中 偉嗣
この度の調査で、成人式に関する最新の実態がみえてきました。
特に費用面については、成人式を迎えるにあたって3割近く(28.7%)が「100,000円を超える援助が両親や祖父母からあった」と回答しているものの、「なし」と回答した方も2割以上(24.3%)いることがわかりました。ご祝儀についても、「もらっていない」と回答した方が半数近く(45.7%)を占めております。さらに費用の節約のための工夫については、「飲み会への参加を控えた」という回答が22.5%と2割を超える結果であることから、昨今の物価高騰が少なからず影響しているのではないかと感じました。
また成人式といえば「振袖や袴」などの衣装を着用し「地元の式典への参加」するイメージがありますが、今回の調査では「地元の式典へ参加」は半数に留まる結果となりました。一方で「衣装の着用(振袖/袴、スーツ/ワンピース 等)」の回答は45.2%にのぼり、「スタジオ撮影」の回答も38.5%と4割近いことから、人生の節目に衣装を着用して記念撮影をする方はまだまだ多いと考えられます。
今回「こだわりの詰まった撮影にしたかったから」、「自由な構図や場所で撮りたかったから」といった理由から「出張撮影」を選んだ方もいらっしゃいました。撮影時に「推しグッズを持ち込んだ」という推し活ブームを感じる回答や、「事前にSNSでロールモデルを探してそれに寄せた」といったSNS利用率98%※といわれるZ世代ならではの回答もありました。他人と被らない「自分」だけのオリジナリティのある撮影が可能な「出張撮影」は、多様な考え方や価値観を大切にする傾向のあるZ世代とマッチするのではと感じております。
※引用元:株式会社テスティー「SNS利用に関する調査」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000206.000013425.html
今後も「OurPhoto」は、誰もが何気ない日常をもっと気軽に素敵な思い出として残せるように、フォトグラファーに写真を撮ってもらうという特別な体験を身近に提供いたします。そして、人生のあらゆるシーンに寄り添い、新しい写真文化の創出を目指してまいります。
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