【WWFジャパン公式オンラインショップ PANDA SHOP × chart project】 OCS認証を取得したサステナブルな「手ぬぐい」を発売
~生物多様性の減少と淡水域の絶滅危惧種の動物たちが描かれた特別なデザイン ~
■本商品について
本商品は、オーガニック繊維製品のトレーサビリティを確認する国際認証である「OCS認証」を取得した商品です。これは、オーガニック生産されたコットンが、農園から紡績・縫製・染色等の過程において、通常生産されたコットンと混ざらずに流通・加工されたことを示しており、また最終製品から農園までのトレーサビリティが確保されたことの証明です。(WWFジャパンは、2023年11月27日にブランド・小売業として「OCSでのブランド認証」を取得。 https://www.wwf.or.jp/press/5471.html )
手ぬぐいには、年々深刻化する生物多様性の減少が減りゆく水面として表現され、その厳しい自然の摂理の中で、ただ前を向いて与えられた今を生きる、絶滅の危機にある淡水の生き物たち(ヤリタナゴ、カワゴンドウ、カバ、ビロードカワウソ、インドガビアル、アマミイシカワガエル、マナヅル、バラシンガジカ)の姿が、tegusu Inc.のデザイナー藤田雅臣氏によって力強く描かれています。
「手ぬぐい chart project(R)・コラボ OCS認証」商品概要
・素材:OCS認証・オーガニックコットン100%
・サイズ:縦90cm 横35cm
・製造:日本製
・価格:3,520円(税込)
・デザイナー(chartist)(※1):tegusu Inc. 藤田雅臣
・商品ページ: https://shop.wwf.or.jp/products/13075600
(※1) chartist(チャーティスト)とは・・・・chart project(R)の作品を作ってくださるアーティストの方のこと。
OCS100のロゴ。OCS認証されたオーガニック原料が95%以上含むことを示しています。
License No: KN0034 Certification body: KE'KEN
■本商品が開発された背景
最も危機的な状況にある生態系のひとつ「淡水域の生態系の劣化」が年々深刻化している実態があります。WWFが発表した「生きている地球レポート2022 https://www.wwf.or.jp/activities/lib/5153.html 」によると、1970年から2022年の間に、水資源の過剰な利用や汚染の影響を受けて淡水系の生物多様性の豊かさを示す数値は生物の個体数は83%も減少し、予断を許さない状況です。そこでWWFジャパンでは、特に淡水域に大きな環境負荷を与えているコットン生産を持続可能にしていく活動を展開しています。その活動のひとつに、身近な製品を通じて消費者への普及啓発を行ない、意識変容を促していくというものがあり、本商品の開発に至りました。
■コットン製品の環境課題について
繊維製品の生産は、水の使用や汚染、不適切な農薬等の使用による健康被害・児童労働等の人権の課題と繋がっていることが指摘される産業で、特にコットンは環境負荷の大きさや、水リスクの高い地域での栽培が集中していることなどから高い注目を集めている原材料です。
(参考)コットンって環境に悪い?サステナブルファッション視点でのコットンの生産と利用
https://www.wwf.or.jp/activities/basicinfo/4580.html
【WWFについて】
WWFは100カ国以上で活動している環境保全団体で、1961年にスイスで設立されました。人と自然が調和して生きられる未来をめざして、サステナブルな社会の実現を推し進めています。特に、失われつつある生物多様性の豊かさの回復や、地球温暖化防止のための脱炭素社会の実現に向けた活動を行なっています。
https://www.wwf.or.jp/
【WWFジャパン公式オンラインショップ PANDA SHOP(パンダショップ)について】
「PANDA SHOP」は、サステナブルな生産と消費を「知って」「買って」「広める」ことができる、ライフスタイル提案型オンライン・セレクトショップです。1992年の通販事業立ち上げから30年間、常に時代の先を行く厳しい原材料調達基準を掲げ、人と環境への負荷が少ない衣食住のアイテムをご紹介しています。お買い上げいただき創出した利益は全て、WWFの環境保全活動資金として活用されます。
https://shop.wwf.or.jp/
【chart project(R)について】
社会課題を表すデータのグラフの線を活かし、その課題が解決されたイメージとしてアート作品に生まれ変わらせるプロジェクトです。社会課題の事実やデータを、「勉強」としてではなく、アートとして身近に感じてもらい、一人でも多くの人が自分の課題として社会課題をとらえ、その解決のためのアイディアを創造してほしいという思いから生まれました。
http://chartproject.org
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