プロジェクト開始から約2年間でステンレス製ボトル約31,500本分(※1)を回収。回収ボックス設置434カ所へ取り組み拡大中
~スッキリ大掃除できる、年末のボトルお手入れ方法もご紹介~
当社の公式Instagramで行ったアンケートでは、へこんでしまったり、ライフステージの変化で使わなくなり 処分に困るボトルがご家庭にあると答えた方が全回答者の「8割以上」、その本数が3本以上と回答した方が「4割以上」もおられました。ぜひ年末の大掃除で不要品の整理に活用できる簡単なSDGsアクションとしてボトルのサーキュラーエコノミーの活動にご参加ください。また、日頃の汚れをスッキリ掃除できる、ステンレス製ボトルのお手入れ方法もご紹介いたします。
タイガー魔法瓶のサーキュラーエコノミー:取り組み開始から約2年間で約3万本分を回収!
タイガー魔法瓶はステンレス製ボトルのメーカーとして「循環型モノづくり」が責務と考え、ステンレス製ボトルのサーキュラーエコノミー(循環型経済)のアクションにおいて2030年までに使用済みステンレス製ボトルの回収率10%(※2)、リサイクル樹脂を使用したステンレス製ボトルの割合50%(※3)、パートナー100社(企業・自治体・団体含む)との協業を2022年6月に目標として設定しました。
取り組み開始約2年で、全国のパートナー13社とともに協業し、計434ヵ所およびタイガー社内にて不要となったステンレス製ボトルの回収を行っております。また、約2年間での回収量は約10,090㎏となり、この量はステンレス製ボトル約31,500本分に相当します。(※1)
これまでステンレス製ボトルをご家庭から廃棄する場合、回収後の分別がリサイクル工程で大きな負担となっていました。この取り組みでは、素材がステンレスであることが明白なステンレス製ボトルを一定量まとめて回収することで、リサイクル専門業者での再資源化の際に、従来の多種金属が混在した状態からステンレスを取り出す場合と比較して、作業の手間を省くことができます。また、不純物の混入が抑えられるので、純度の高いステンレス原料を確保することができます。
当社の回収ボックスをご利用いただくことで、ステンレスのリサイクル工程の負担を減らし、円滑に「循環型モノづくり」が実現できるよう、今後もご賛同いただける全国各地の自治体やパートナー企業との協業により、持続可能な社会の実現に向けて貢献してまいります。
※1 ボトル1本=0.32kgで換算した場合(当社800mLボトルMCZ-S080に相当)
※2 当社が日本国内で年間販売するステンレス製ボトルの10%相当 ※3 当社が日本国内で出荷するステンレス製ボトルにおいて
年末にボトルをスッキリ大掃除!ステンレス製ボトルのお手入れ方法
■塩素系漂白剤でのお手入れはNG
サビや穴があく原因になりますので、塩素系漂白剤はご使用にならないようご注意ください。
酸素系漂白剤は本体内部の洗浄にはご利用いただけますが、本体外側は塗装がはがれるなどの原因となりますので、ご利用はおやめください。
■本体の内側に「サビのような赤い斑点」や「ザラザラしたもの」があるとき
汚れは水の中に含まれているミネラル成分(カルシウム・マグネシウム・鉄分など)によるものです。これらの汚れには、スーパーや薬局で販売されているクエン酸のご使用をおすすめします。
①クエン酸(約10g)をぬるま湯でうすめて本体に入れる。
②2~3時間後にやわらかいブラシできれいに洗い、水で充分にすすぐ。
③充分に乾燥させる。
■本体の内側に「茶しぶ」や「コーヒー」の汚れがあるとき
汚れは飲み物などに含まれているタンニンや油脂成分によるものです。タイガー真空断熱ボトル用洗浄剤のご使用をおすすめします。
①洗浄剤を入れ、ぬるま湯(約40度)をゆっくり本体に入れる。
②2時間後に洗浄水を捨て、水で充分にすすいでください。
真空断熱ボトル用洗浄剤 TAA-B100
除菌効果もある真空断熱ボトル用洗浄剤。
お湯と一緒にいれるだけでお手入れ簡単です。
コーヒーサーバー、まほうびんの内側の洗浄にもお使いいただけます。
洗浄中の注意シール5枚入り。
ご使用方法の詳細・ご購入はこちらから
https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/product/vacuum-insulated-products/taa-b100/
■パッキンに、においがついたとき
内容物によっては、そのにおいがパッキンに付着することがあります。その場合、パッキンを30分程煮沸すると、においが軽減いたします。また、食器洗い乾燥機や食器乾燥機の使用もOKです。
※取り外してお手入れした後は、必ず元の正しい位置に取り付けてください。
なお、パッキンは消耗品のため、汚れやにおいがとれなかったり、傷んだりゆるんできたら1年を目安に交換してください。
※せんとパッキンが一体になったボトル(MMP-W,MMZ-W)については煮沸しないでください。せんの破損や変形の恐れがあります。
ステンレス製ボトルの回収スポット
2023年12月1日時点で、全国各地434ヵ所およびタイガー社内にてステンレス製ボトルの回収を実施しております。
<使用済みステンレス製ボトル回収スポット>(2023年12月1日時点、順不同)
・京都府亀岡市内の市役所、学校(※)
・大阪府門真市内の市役所、学校(※)
・東京都小金井市の市役所(※)
・岡山県岡山市内の公民館
・国立大学法人神戸大学
・THE THOUSAND KYOTO
・斗々屋 京都本店
・PAPIER TIGRE
・BOSS E・ZO FUKUOKA(福岡ソフトバンクホークスとの取り組み)
・ノエビアスタジアム神戸(アイナック神戸の試合開催時)
・イオン、イオンスタイル 295店舗
・イオンスーパーセンター 9店舗
・イズミ 3店舗
・ハンズ 15店舗
・フジ・リテイリング 4店舗
・平和堂 53店舗
・ホームアシスト 1店舗
・ホームインプルーブメントひろせ 30店舗
・ホームセンターさくもと 4店舗
・サンデー 10店舗
合計434ヵ所
▼店舗名およびその他設置場所はこちらから
https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/feature/sdgs/shop
各自治体の回収場所(学校、公民館等)についてはまとめて1か所とカウントしております。
その他、イベント等で期間限定で回収を実施しているスポットもございます。
※各市外からの使用済みステンレス製ボトルの持ち込みについては受け付けておりません。
タイガー魔法瓶はサーキュラーエコノミーの取り組みでSDGs(持続可能な開発目標)への貢献を目指しています。
参考資料|タイガー魔法瓶が構築した再資源化モデル
ご家庭で不要になったステンレス製ボトルを地域の学校や企業の場において回収し、リサイクル専門業者へ集約。集まったリサイクル原料から再生ステンレス材および再生PP(ポリプロピレン)樹脂製品を生産します。
再生ステンレス材は新たな製品へと生まれ変わり再びお客様の元へ、再生樹脂製品は当社の各生産工場にて活用するといった再資源化モデルを構築します。
モノを消費・使い捨てにするのではなく、再資源化することで、環境負荷低減と持続可能な経済成長を両立させるサーキュラーエコノミー(循環型経済)の実現を目指します。(再生ステンレス材を利用した製品は、真空断熱ボトルのみとは限りません。)
サーキュラーエコノミー特設ページはこちら
https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/feature/sdgs/
ステップ1
ステンレス製ボトルの回収
自治体や販売店に回収ボックスを設置しています。
ステップ2
リサイクル専門業者にて再資源化
ボトル本体とせんに分けられ、ボトル本体からステンレス原料、せんからはPP樹脂(ポリプロピレン)原料が、再資源化されます。
ステップ3
リサイクル原料を使用し、ステンレス材・樹脂製品生産
ステンレス原料は、ステンレスメーカーへ引き渡され、新たなステンレス材に生まれ変わります。PP樹脂(ポリプロピレン)原料は、樹脂製品メーカーへ引き渡され、樹脂製品(当社工場で使用する樹脂製ボックス)に生まれ変わります。
ステップ4
再生されたステンレス材を活用し製品化。お客様の元へ
ステンレス材は、みなさんの身近にある様々なステンレス利用製品に生まれ変わり、ご家庭へ。
※再生ステンレス材を利用した製品は、真空断熱ボトルのみとは限りません。
参考情報|タイガー真空断熱ボトルの4つの約束
健康配慮、人権配慮、環境配慮を実現するためにタイガー真空断熱ボトルでは、「NO・紛争鉱物」「NO・フッ素コート」「NO・丸投げ生産」「NO・プラスチックごみ」の4つの約束を掲げています。
「4つの約束」について詳しくはこちら:
https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/about-us/sustainability/
温度を見つめ、未来をつくる。タイガー魔法瓶 創立100周年ステートメントムービー 公開中!
あたたかいこと。つめたいこと。
温度は、私たちのこころに、どれだけのやすらぎと、力をくれるだろう。
家庭の団らんから、宇宙の探査まで。
たった1℃がくれる、大切なものに寄り添って。
タイガー魔法瓶は創立100年を迎えました。
そして、次の100年へ。
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