【クラウドシステムとiPaaSに関する実態調査】多くの企業がクラウド複数導入により、システムごとの更新作業やアカウント管理に課題。ただ、統合・連携に向けたiPaaS導入は約20%という結果に。
■調査サマリー
【調査概要】
・調査概要:クラウドシステムとiPaaSに関する実態調査
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2024年3月13日~3月14日
・調査対象:人事担当者 360名
≪本調査の利用について≫
1 引用いただく際は、情報の出典元として「jinjer株式会社」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
※全9問の質問内容のうち、本リリースでは一部を掲載しています。
調査結果の全容を知りたい方は、下記URLよりご覧ください。
▶調査結果の詳細:https://hcm-jinjer.com/blog/dx/cloud-ipaas-survey/
■調査の背景
昨今、多くの企業がリモートワークへの対応や業務工数削減、生産性向上を目的としたDX推進のため、クラウドシステムの導入に積極的に取り組んでいます。企業によっては、複数のクラウドシステムを導入するケースも見受けられます。ただ、クラウドシステムの導入が進む一方で、システム間での連携やデータの管理方法について課題を感じているという声を耳にするようになっています。
このような背景のもと、クラウドシステムの導入状況、複数システムを導入する中で感じている課題、そしてiPaaS(※)等の連携ツールの利用状況とその課題について、明らかにするべく、「クラウド導入とiPaaSに関する実態調査」を実施しました。
※:iPaaSとは
iPaaS(Integration Platform as a Service)とは、複数のシステム間でのデータの統合を提供するクラウド型のプラットフォームです。iPaaSを通して、異なるシステムごとに管理されているデータを一元的に連携・管理することが可能になるため、業務工数削減を求める企業のあいだで導入が進んでいます。
■調査内容の詳細
約50%の企業がクラウドシステムを導入していると回答。
「SaaS等のクラウドシステムの導入有無」について、「はい(46.7%)」、「いいえ(31.9%)」となり、約50%の企業でクラウドシステムを導入しているという結果になりました。
クラウドシステムを導入している企業のうち、約50%が3つ以上のシステムを複数利用。
クラウドシステムを導入している企業を対象に、「クラウドシステムの導入個数」について質問したところ、「3~4製品(25.0%)」、「5~9製品(14.3%)」、「10製品(10.1%)」となり、約50%の企業がクラウドシステムを3製品以上導入しているという結果になりました。
クラウドシステム導入の課題TOP3
1、人事情報更新の度に、各システムで更新作業が発生する
2、各システムのライセンス等の管理が煩雑
3、各システムのアカウント管理が煩雑
クラウドシステムを導入している企業を対象に、「導入により生じた課題」について質問したところ、上から「入退社や人事情報が変更される度に、各業務システムのアカウント情報を作成・変更しなければならない(45.8%)」、「利用している各業務システムの契約更新日やライセンス数の管理が煩雑である(36.9%)」、「誰にどの業務システムが割り当てられているのかの管理が煩雑である(28.6%)」という結果になりました。
iPaaS等の連携ツールを利用している企業は、約20%という結果に。
「複数システムの導入により生じた課題の解決に向けて、iPaaS等の連携を検討しているか」について、質問したところ、35.7%の企業が「検討している」と回答したものの、「すでに利用している」と回答した企業は22.6%となり、iPaaS導入が進んでいない状況が明らかになりました。
iPaaS等の連携ツールを検討しない企業の約50%が、利用コストがネックとなり、検討していないという結果に。
Q9で「iPaaS等の連携ツールを検討しない」と回答した企業を対象に、「検討しない理由」について質問したところ、50%の企業が「利用に費用がかかるのが懸念」と回答し、約44%の企業が「連携に手間がかかるのが懸念」と回答するという結果になりました。
■jinjer CPO (最高プロダクト責任者)松葉からのコメント
近年、多くの企業がリモートワークへの対応や業務工数削減を目的としたDX推進に力を入れており、その一環として積極的にクラウドシステムの導入を進めています。
調査によると、約50%の企業で3つ以上のクラウドシステムを導入していますが、システムごとに情報更新作業やアカウント管理をする手間が発生しています。また、利用コストがネックとなりiPaaSの利用も進んでいないといった課題も挙げられます。こういった背景から、クラウドシステムを選定する際には、情報を一元管理でき、かつ利用コストを抑えられることが重要視されています。
「ジンジャー」では、人事管理や勤怠管理、人事評価やeラーニングまで幅広いサービスを提供しています。
それらを「1つのデータベース」で一元管理できるため、クラウドシステムを複数導入する必要がなく、コストの削減にも繋がります。
今後も、ユーザーの皆様にとって価値のあるサービスを提供できるよう、開発を進めてまいります。
■クラウド型人事労務システム「ジンジャー」とは
「ジンジャー」は、人事労務・勤怠管理・給与計算などの人事の定型業務から人事評価・eラーニングといったタレントマネジメントまで、1つにまとめて管理できるクラウド型人事労務システムです。
人事情報を1つに統合した「Core HRデータベース」によって、勤怠集計からの給与計算や、社会保険手続きに関する帳票類の入力といった定型業務の効率化・自動化を支援します。
また、それぞれのシステムのデータベースがつながっているため、データベースの自動反映や役割変更に応じた各システムへの権限変更の自動化などを実現します。
▶「ジンジャー」サービスサイト:https://hcm-jinjer.com
■会社概要
会社名:jinjer株式会社
代表者:代表取締役社長 桑内 孝志
所在地:東京都新宿区西新宿 6-11-3 WeWork Dタワー西新宿
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