【協業開始】シムトップス×オムロン、現場帳票の包括的デジタル化を実現

i-Reporter導入前の蓄積帳票も導入後の記録帳票も、タブレット入力とOCRですべてデジタル化

株式会社シムトップス

株式会社シムトップス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:水野貴司、以下 シムトップス)は、オムロン株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長 CEO:辻永順太、以下 オムロン)と、製造業の紙帳票デジタル化を起点とした現場業務効率化・DX推進に向けた協業を開始いたします。

本協業により、オムロンはシムトップスが提供する現場帳票システム「i-Reporter」の販売を開始します。オムロンが提供するOCRソリューション「pengu」と「i-Reporter」を組み合わせることで、i-Reporter導入後の帳票はタブレット端末等でデジタル記録し、導入前に蓄積された紙帳票はpenguでOCR読取してデータベース化することが可能となります。これにより、現場帳票を包括的にデジタル化し、データ利活用を促進します。


また両社は、共催ウェビナーを通じて事例紹介や活用ノウハウを発信するとともに、共同マーケティング・拡販活動を通じて、製造現場のデジタル化に取り組む企業が抱える課題解決のヒントや成功事例を広く共有することで、お客様の現場DX実現を加速させてまいります。

■背景・課題

製造現場では、作業実績や検査記録などを紙帳票で記録する運用が今も多く残っており、転記作業や保管・検索に多くの工数が割かれています。手書きによる記録ミスや転記による工数負担、データ化の遅れにより、品質改善や工程最適化のためのデータ活用が進まないことが、生産性向上を阻む要因の一つとなっています。

こうした課題に対し、シムトップスは現場帳票システム「i-Reporter」を通じて、タブレット端末等による現場帳票のデジタル記録を支援してまいりました。現在、4,500社・22万ユーザー以上の製造・建設・設備保全等の現場でご活用いただいております。

しかし、お客様から最もよくいただくご質問が、

「i-Reporter導入前に書き込んでいた紙帳票のデジタル化はどうすればいいのか」というものでした。

i-Reporterは、導入後の現場帳票の記録をタブレット入力でデジタル化し、データベースに蓄積してデータ利活用を行うことを主としているため、既に倉庫や事務所に保管されている、導入前に蓄積された紙帳票のデジタル化のご提案が十分ではありませんでした。

今回の協業により、i-Reporter導入後の帳票記録はi-Reporterでデジタル入力し、導入前に蓄積された紙帳票はpenguのOCR+RPAでデータベース化することで、現場帳票の包括的なデジタル化とデータ利活用が可能になります。

■今後の展望

シムトップスとオムロンは、現場で生まれる多様なデータを起点に、製造業の生産性向上・品質改善・人手不足解消といった社会課題の解決に取り組みます。OCRとタブレット端末等でのデジタル記録の特性を踏まえた現場での使い分けや、RPAを含めたデータ活用の提案を通じて、「i-Reporter」で記録されたデータの利活用範囲を広げていきます。

単なる業務効率化にとどまらず、現場の細かい業務を現場が自らDX化していく「現場DX」の実現を目指し、製造業全体の競争力強化と持続的な成長に貢献してまいります。

<関連リンク>

現場帳票システム「i-Reporter(アイレポーター)」

https://i-reporter.jp/

pengu - オムロンの「pengu」

https://lp.sdtm.omron.com/

<オムロン株式会社について>

オムロン株式会社は、独自の「センシング&コントロール+Think」技術を中核としたオートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、ヘルスケア、社会システム、電子部品、そしてこれらの事業を通じて取得した多種多様なデータを活用したデータソリューション事業を展開しています。1933年に創業したオムロンは、現在では全世界で約2.7万人の社員を擁し、130ヶ国以上で商品・サービスを提供し、よりよい社会づくりに貢献しています。

詳細については、https://www.omron.com/jp/ja/ をご参照ください。

■現場帳票の電子化なら「i-Reporter(アイレポーター)」

i-Reporterは4,500社22万人以上が利用する国内シェアNo.1の現場帳票システムです。
日報・点検記録・検査記録・作業チェックシートなどの使い慣れた紙・Excel帳票がプログラミング知識不要で、誰でも簡単にデジタル化できます。

i-Reporterの導入で、現場情報のデジタル化・蓄積を実現しながら

・月200分の書類整理がゼロ

・分析時間を15日→2〜3分に短縮

・月37.5時間の帳票管理削減

など様々な改善効果を生み出します。

また、写真・音声・バーコード対応で現場の状況を精確に記録し、リアルタイム共有と自動化により業務効率と品質向上を同時達成します。

(入力機能例)数値の閾値判定
(入力機能例)カレンダー入力
(入力機能例)バーコード読み取り
(入力機能例)フリードロー

i-Reporterの特徴

1. Excelベースのノーコードで簡単導入

既存のExcel帳票をそのままデジタル化できるため、プログラミング知識不要。ユーザーレビューで「敷居の低さ」が高く評価されるなど、現場作業者が直感的に利用できます。

2. リアルタイムデータ共有で工数削減を実現

現場入力データが即座にデジタル化され、月200分の書類整理がゼロ化、分析時間を15日→2〜3分に短縮。承認フローも7日→1日(最速1時間)に短縮し、データの2重入力を完全排除。

3. 豊富な連携機能で高度な自動化を実現

デジタルトルクレンチ、PLC、IoT機器、MotionBoard、Kintone、各種データベースなど、様々な外部機器やソフトウェアとの連携も可能。

4. 多様な入力方法で現場作業を効率化

写真・音声・バーコード・QRコード対応により、作業と入力の並行が可能。月37.5時間の帳票管理削減、作業時間分析を15日→2〜3分に短縮等様々な改善効果を生み出します。

5. 柔軟な導入形態で段階的拡張が可能

オンプレミス版とクラウド版の両方に対応し、5ユーザーから利用開始可能。4,000社21万人以上の導入実績を持ち、国内シェアNo.1の信頼性を提供。

株式会社シムトップスとは

会社名 :株式会社シムトップス

本社住所 :〒141-0021 東京都品川区上大崎2-2

5-2 新目黒東急ビル10階

代表者名 :代表取締役社長 水野 貴司

設立年月日:1991年10月1日

資本金 :1千6百5十万円

売上高 :20億8千7百万円(2024年度売上)

従業員数 :計90名(2025年10月末時点)

▼企業サイト

https://cimtops.com/

▼アイレポちゃん(企業公式キャラクター)X(旧Twitter)アカウント

https://twitter.com/i_reporter_jp

▼株式会社シムトップス 公式Facebookアカウント

https://shorturl.at/cEGIT

※|富士キメラ総研 2024年8月8日発刊

業種別IT投資/デジタルソリューション市場 2024年版

I-2 現場帳票ペーパーレス化ソリューション 市場占有率48.6%(2023年度のベンダーシェア・数量)

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会社概要

株式会社シムトップス

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URL
https://cimtops.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区上大崎2-25-2 新目黒東急ビル10F
電話番号
03-5721-4610
代表者名
水野 貴司
上場
未上場
資本金
-
設立
1991年10月