ウォンテッドリー、「#キャリアビジョン直結型インターン マッチングイベント」を実施
社名ではなく「やりたいこと」を軸にした、企業と学生の出会いの場を提供/学生約70名が参加、参加者の約6割が「キャリアビジョンのヒントを得られた」と評価
本イベントは、学生に、自身のやりたいことや歩みたいキャリアといった「キャリアビジョン」を発見してもらうことを目的に開催。出展企業のブースには、社名ではなく、ビジョンやミッションといった「企業のやりたいこと」を掲げることで、学生がキャリアビジョンをもとに、長期インターンシップ先の企業を探す機会を提供しました。
社名を「隠した」ブースがずらり
「#キャリアビジョン直結型インターン」には、約70名の学生と、8社の企業が参加しました。
イベントは、「フリートークタイム」、「出展企業によるライトニングトークタイム」、「企業と学生の自由交流タイム」の3部構成で行いました。
第1部のフリートークタイムは、学生は社名を知らない状態で各社のブースを訪れ、主に企業のミッションやビジョンといった、会社の「やりたいこと」に関して、各企業の担当者から説明を受けました。学生は、担当者の話に熱心に耳を傾けていたほか、積極的に質問を投げかけていました。
第2部では、出展企業によるライトニングトークを実施。ここで、すべての学生に対して出展企業の社名を明かし、事業内容の説明や、募集している長期インターンシップのポジションなどの説明などが行われました。
第3部では、学生が自由に企業ブースを訪問して話を聞く自由交流を行いました。学生は1部と2部で話を聞いて興味を持ったブースへ行き、長期インターンシップの詳細や、担当者のこれまでのキャリアの歩みといった話を聞くなどして、自身のキャリアビジョンのイメージを膨らませている様子がうかがえました。
実際にイベントに参加した学生と企業からは、それぞれ以下のような感想が寄せられました。また、イベント後に実施したアンケートでは、参加学生の約6割が「キャリアビジョンのヒントを得られた」と回答しています。
◇参加学生の感想
・これまで企業名の先入観で就職活動をしていた。自分の中でやりたいことはすでに固まっており、このイベントで自身のキャリアビジョンにあった企業を探せば良いということに気がついた。また企業名を聞いてからビジョンやパーパスを聞くとあまり頭に入らないが、順番が逆になることでしっかりとビジョンが頭に入り、企業への関心が高まった
・もともと社名にこだわっていなかったので、それに近い感覚で企画されたこのイベントで自分にあった会社を見つけられて良かった
◇参加企業の感想
・採用する側にとっては、ミスマッチを減らすことが一番なので、何をやりたいか興味を持ってもらえるかが大事だと思う。まだ知名度のない会社の場合は、ビジョンに共感してもらうことが必要になってくるので、社名を隠すことには意義があると思う
・社名を隠して学生に会社の説明をすることは、新鮮だった。ビジョンで採用したいと思って、これまでもWantedlyのサービスを使ってサイト上でやりとりしていたが、今回はその雰囲気をリアルで体感できるイベントだったと思う
Wantedlyプロフィール作成のプロが指南!自己分析ブースも大盛況
イベントには、自己分析ブースも設置。同ブースは「Wantedly プロフィール」作成のプロに、プロフィールづくりや、就職活動において重要とされる自己分析の悩みを個別に相談できるもので、多くの学生が訪れていました。実際にブースを訪れた学生からは「本当に参考になるアドバイスをいただけたので良かった」という感想が寄せられました。
【ご参考①】51%の学生が、キャリアビジョンが不明な状態で社会へ
当社が2022年12月に学生を対象に実施した調査(※1)において、就職活動における悩みを聞いたところ、今年の3月に卒業した23卒学生の51%が「やりたいことや歩みたいキャリアがわからない」と回答するという結果に。
就活を終了し卒業後の進路が決定している学生が多くを占めると想定される、卒業間近の12月のタイミングにおいても過半数がキャリアビジョンに悩んでいるという課題が明らかになりました。
※1 )調査期間:2022年12月9日〜12月20日、調査対象:Wantedly登録学生(234名)、調査方法:インターネット調査
【ご参考②】企業選びは「社名」よりも「共感、やりがい」
当社が2023年6月に学生を対象に実施した調査(※2)では、24卒〜26卒の学生の63%が就職先選びで特に重視することとして「有意義な仕事(共感できるパーパスを持っている会社で働くこと)」を挙げました。
一方、「企業名」と回答した学生は11%にとどまり、働く企業が有名かどうか、という点よりも「何のために働くのか?」という点を重視する傾向が見られました。消費行動においてもブランドの思想を重視するZ世代が台頭してくる中で、仕事選びにおいても同様の傾向が見られることが確認されました。
一方で、合同説明会などにおいて「企業名」を見て話を聞くブースを決めたことがあるかどうか、あるいは決めることがあるかどうかを聞いた所、全体の76%が「はい」と回答しました。
仕事との出会いの場において、就職先選びにおいて優先順位が低い「企業名」を元にどの会社の話を聞くか判断している学生が大半を占めているという現状がうかがえます。当社は今回のプロジェクト内にて実施する、企業名を隠す代わりに学生が最も大事にしている企業のミッションやビジョン、つまりはパーパスを軸にした出会いのきっかけを作りたい考えです。
※2)調査期間:2023年6月14日〜6月20日、調査対象:Wantedly登録学生(452名)、調査方法:インターネット調査
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