アラブ首長国のバラカ原子力発電所向けサプライチェーンの強化とネットゼロに向けた覚書を締結

アラブ首長国原子力会社の原子力発電所運転・保守の合弁子会社であるNawah Energy Companyと東芝エネルギーシステムズが、覚書を締結しました。この覚書は、保守管理、サプライチェーンの強化、産業育成、カーボンニュートラル達成に向けた協力関係の推進に焦点をあてたものです。

Nawah Energy Company

東芝エネルギーシステムズ株式会社


 アラブ首長国原子力会社(ENEC)の原子力発電所運転・保守の合弁子会社であるNawah Energy Company(Nawah)と東芝エネルギーシステムズ(東芝ESS)が、覚書を締結しました。この覚書は、保守管理、サプライチェーンの強化、産業育成、カーボンニュートラル達成に向けた協力関係の推進に焦点をあてたものです。

 

 本覚書はアブダビで、NawahのSaleh Al Shehhi COOと東芝ESSの四柳端代表取締役社長により調印されました。本協定の目的には、クリーンエネルギーへの転換を加速させるため、将来的な協力の機会を検討することも含まれています。

 

 日本とUAEはともに、2050年までにカーボンニュートラルを達成するという気候変動に関する公約を掲げています。また、世界のエネルギー安全保障を確保し、気候変動問題に対処するため、原子力分野における積極的な取り組みが不可欠です。

 

 より広範な企業の成長戦略の一環として、ENECは先進的な原子力技術の研究開発に重点を置き、国内外の原子力エネルギーへの戦略的投資を模索し、育成しています。これは、UAEの同部門の成長・発展目標に沿うものであり、国家エネルギー戦略と多様化計画を支援するものです。

 

 Nawahは、サプライチェーンおよび運営するバラカ原子力発電所の安全な操業を強化する計画を推進しています。東芝ESSは、このような計画をサポートし、バラカ原子力発電所の継続的な安定操業を可能にする機会を検討していきます。

 

 バラカ原子力発電所は、現在3基の原子炉が商業運転中であり、4基目は運転準備段階にあります。同発電所は、小型原子炉(SMR)や次世代原子炉の開発を含むクリーンエネルギー転換における技術革新の象徴となっています。


MOU調印の様子

東芝ESSの四柳端代表取締役社長(左)およびNawahのSaleh Al Shehhi COO東芝ESSの四柳端代表取締役社長(左)およびNawahのSaleh Al Shehhi COO

※東芝エネルギーシステムズの詳細はこちらをご覧ください。

https://www.global.toshiba/jp/company/energy.html


※東芝エネルギーシステムズの原子力事業の取り組みについてはこちらをご覧ください。

 https://www.global.toshiba/jp/products-solutions/nuclearenergy.html

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会社概要

URL
https://www.global.toshiba/jp/company/energy.html
業種
製造業
本社所在地
川崎市幸区堀川町72-34
電話番号
044-576-4707
代表者名
四柳 端
上場
未上場
資本金
226億円
設立
2017年10月