温度を大切にする“温度人”のためのマガジン「ondozine(オンドジン)」を創刊
温度を軸にしたライフデザインの思想と実践を提案
旭化成ホームズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大和久 裕二)は、温度を大切にする“温度人”のためのマガジン「ondozine(オンドジン)」を創刊しましたのでお知らせします。
ondozine(オンドジン)は、地球、地域、家族、心と身体の「しあわせな温度」で暮らすことをテーマに、温度を意識して「測る」だけでなく、温度を「感じる」・温度を「創る」ことの大切さを伝えます。
創刊号では「温度とは?」をテーマに、識者や専門家の声を集め、温度と熱・エネルギー、快適さ、住まいの事例など多角的な視点から「温度」を語っています。住まいづくりを検討する人々に新しい気づきを届け、後悔のない選択と心身ともに快適で幸せな暮らしの実現を目指しています。

■特集内容
・巻頭連載「温度・熱・環境をめぐって」
宿谷昌則さん(東京都市大学名誉教授/工学博士)による「温度とは何か?」の解説。温度の歴史や、熱と温度の違い、温度計の発展などをわかりやすく紹介します。温度は単なる数値ではなく、私たちの暮らしや社会の課題を映し出す鏡であると説きます。
・訪問記「ONDO LIFE」
Asu-haus甲州街道モデルハウスを訪問し、設計者とインテリアコーディネーターへのインタビューを実施。断熱等級7、気密性能C値0.2㎠/㎡という高性能住宅で、エアコン1台で快適な温熱環境を実現するAsu-haus。街や地域とのつながり、自然との共生など生活感のある温度を大切にする空間づくりが紹介されています。
・インタビュー「住まいの温度を意識する」
須永修通さん(東京都立大学名誉教授/工学博士)が、快適な温度・湿度などの条件や「快適」とは何かを解説。温度は「測るもの」であり、日常生活の中で常に意識すべきものと語ります。Asu-hausの提案する温熱性能体系や、快適な住まいのポイントも解説されています。
・連載「心地良さの源泉」
建築家 伊礼智さんによる、開口部(窓)が住まいの温度や心地よさを創り出すことの重要性についての考察。高性能住宅と日本的情緒の両立、外部と内部のつながり、窓のデザインや配置の工夫が紹介されています。
・連載「ondoとぬくもり」
飯田哲也さんが、エネルギーの「質」としての温度、5000℃の電気と20℃のぬくもりについて語ります。再生可能エネルギー社会の展望と、心身が安らぐ温度帯の大切さを提言しています。
■今後について
旭化成ホームズは、創業当時からの思いを継ぐLONGLIFEな商品・サービスの提供を通じて人々の「いのち・くらし・人生」全般を支え続けることを目指しています。
GREENOVATION推進室では、専門家や顧客、ステークホルダーと共に、生活者にとって価値ある調査や研究活動を今後も継続して進めていきます。そこで得られた研究成果や高断熱・高気密住宅の事例、インタビュー記事などを発信します。さらに、地球、地域、家族、心と身体の温度と住まいにまつわる情報誌「ondozine」を定期的にWEBと冊子で発行し、最新の研究成果や実践事例、専門家によるコラムをお届けします。
■参考
GREENOVATION推進室では、2024年から高断熱・高気密住宅Asu-hausの請負事業および、温熱環境や生活者の住まいに関する意識調査、研究発表等を行っています。「温度」という身近でありながら奥深いテーマを単なる数値や快適さの指標としてだけでなく、環境問題、地域や家族、心身のつながり、社会課題とも結びつけ、温度を大切にする暮らし〈ONDO LIFE〉を各分野の専門家と研究しています。〈ONDO LIFE〉の事例と空間の在り方は、最新の断熱・気密性能と日本的な情緒・地域性の融合を体現しており、未来の住宅像を示唆しています。
また、そのために必要な空間の温熱環境やライフデザインに関する調査・研究を、以下の4名の専門家を中心に〈ONDO-LABO〉チームをつくり進めています。
【専門家紹介】
須永 修通(すなが のぶゆき)
東京都立大学 名誉教授/博士(工学)/一級建築士
専門:建築環境学、環境共生建築・住宅、温熱快適性
室 恵子(むろ けいこ)
足利大学 工学部 教授/博士(工学)/一級建築士
専門:環境心理・生理、暖冷房環境の熱的快適性
橘田 洋子(きつだ ようこ)
駒沢女子大学 空間デザイン学部 特任教授
専門:建築空間計画、住宅のエネルギー消費調査、インテリアアーキテクト
入澤 敦子(いりさわ あつこ)
AgingLife Design LLC. 代表 元旭化成ホームズ(株)シニアライフ研究所長
専門:生活提案型商品企画、高齢者住宅、家事関連部材開発
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
