福岡県北九州市(北九州市役所)「AI活用推進都市」宣言
「AI活用ナンバーワン都市・北九州市」に向けた挑戦
AIの急速な発展と社会実装が進む中、北九州市は、今年4月、政令市で初めて組織名に「AI」を冠する「DX・AI戦略室」を設置しました。
このたび、行政運営の高度化・効率化、社会課題の解決、さらには市民サービスの向上や地域産業の活性化を図るため、全庁的にAIを徹底活用する「AI活用推進都市」宣言を行いました。この宣言に基づき、日常業務へのAIの徹底活用に加え、政策立案の高度化・迅速化や社会課題の解決にもAIを活用し、「AI活用ナンバーワン都市・北九州市」の実現を目指します。

【北九州市が描くAI活用都市への道】
北九州市は「AI活用ナンバーワン都市」を目指し、段階的なロードマップを策定。AI基盤整備から始まり、市民サービス向上に向けた実装を進め、2030年度以降はAIと共に成長する次世代自治体の実現を掲げています。庁内では全職員が生成AIを活用できる環境も整備しました。

今後、AIを活用したプロジェクトをシリーズ化して継続的に推進するとともに、その成果を順次公表予定。
第1弾は都市整備局の「道路反射鏡AI健全度診断」プロジェクト

【北九州市発】カーブミラー点検にAIを活用――全国初の本格運用がスタート
全国に先駆けて「道路反射鏡AI健全度診断」プロジェクトを本格稼働。市内約1万基のカーブミラーをスマホやタブレットで撮影するだけで、AIが健全度を自動診断し、電子台帳へ登録までを一括で行う仕組みをスタートアップ企業と共同開発しました。これにより、点検作業の効率化と評価の客観性が確保され、年間の作業時間と費用が約47%削減される見込みです。今後は他の施設への展開も視野に入れて推進していきます。
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