現場DXの新定番へ、BizStackが進化!業界別AIアプリ群「BizStack Industry Edition」提供開始
第一弾として、セーフィーと共同開発した「水中ポンプ死活監視App」をリリース

現場業務に特化したAIアプリケーションの先駆けとして、企業の業務効率化と安全性向上を支援するMODE, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、日本支店:東京都千代田区、CEO:上田 学、以下、MODE)は、産業ごとのニーズに特化したAIアプリ群を展開する新ブランド「BizStack Industry Edition」の提供を開始します。
第一弾として、クラウド録画サービスシェアNo.1(※1)のセーフィー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:佐渡島 隆平、以下、セーフィー)と協業し、建設業界向けブランド「BizStack Construction Apps」の第一弾となる「水中ポンプ死活監視App」をリリースいたします。
BizStackとは

「BizStack」は、センサーやカメラなどから得られる現場データをリアルタイムに解析し、AIが自然言語で状況を報告・判断支援を行う現場業務特化型のAIアプリケーションです。チャット形式で誰でも直感的に操作できるため、特別なITスキルがなくてもすぐに導入・活用することが可能です。
特に、建設・土木、製造、物流など「現場力」が求められる産業において、業務の属人化や人手不足といった課題の解決に貢献しています。すでに西松建設株式会社や鉄建建設株式会社をはじめとした大手建設会社での導入実績があり、現場データを起点とした業務効率化・安全性向上の取り組みが進んでいます。
日本では2040年に高齢化率が35%に達し、働き手の中心である15〜64歳人口は現在の8割程度になる「8掛け社会」が到来すると予測されています。特に土木・建築業界では、労働需要に対して22%の人材不足が見込まれており(※2)、インフラ維持や災害復旧の遅延が、重大事故のリスクを高める恐れがあります。
こうした状況下で、現場の異常や設備の稼働状況をリアルタイムで把握できるモニタリング技術の導入は、巡視負担の大幅な軽減や、異常の早期検知による対応力向上に寄与します。BizStackは、AIとIoTの融合により、現場の“今”を可視化し、次世代の現場DXを支える中核的なソリューションとして注目を集めています。
背景:パートナーとの共創による販売拡大戦略
MODEは「BizStack」を単なる自社プロダクトとして提供するのではなく、パートナー企業の専門性を活かして、各業界に特化したソリューションを共創する戦略を進めています。パートナー企業が自社の製品を組み合わせBizStack上で構築した独自アプリを展開することで、より多くの現場課題に応えるとともに、既存の販売チャネルや顧客接点を活用し、双方のビジネス成長を加速させる狙いです。
今回のセーフィーとの取り組みは、こうした戦略の初の具現化です。クラウド録画とAIによる現場データ活用を組み合わせた現場監視ソリューションを通じて、建設現場の安全性と生産性の向上に寄与します。
「水中ポンプ死活監視App」の特長
MODEが展開する「BizStack」が、既設の水中ポンプに後付けしたセンサーから取得した稼働データをリアルタイムに監視し、異常が発生した際にはAIによるチャットやダッシュボードを通じて関係者へ即時通知します。
さらに、セーフィーのクラウドカメラから取得する映像と組み合わせることで、現場の状況を視覚的に把握でき、巡視コストの削減や、作業員不在時の遠隔監視にも対応可能です。
なお「BizStack Construction Apps」は、「水中ポンプ死活監視App」のように、MODEとセーフィーが共同で開発・展開していく建設業特化型ソリューション群の総称です。
MODEとセーフィーは、今後も両社の強みを掛け合わせ、建設・土木現場におけるあらゆる機器・設備の稼働状況を迅速かつ正確に把握できるソリューションを展開してまいります。映像とセンサーを起点としたモニタリング技術を活用し、より多くの現場におけるDXを支援することで、安心・安全で効率的な次世代の現場づくりに貢献してまいります。
今後の展開
MODEは今後も「BizStack Industry Edition」のラインアップを拡充し、さまざまな産業分野に特化したアプリ群を、パートナー企業との共創を通じて展開してまいります。各業界に精通したパートナーの専門性と、MODEのAIアプリケーションを掛け合わせることで、現場に根ざしたDXを、より実用的かつスピーディーに実現していきます。
(※1)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査(2024)」より、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア(55.3%)
(※2)リクルートワークス研究所:未来予測2040 労働供給制約社会がやってくる|報告書」(2023年03月28日発行):https://www.works-i.com/research/report/forecast2040.html
クラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」とは
Safieはカメラとインターネットをつなぐだけで、いつでもどこでも映像を確認できるクラウド録画サービスシェアNo.1のサービスです。
「映像から未来をつくる」というビジョンのもと、人々の意思決定に映像をお役立ていただける未来を創造し、企業から個人まで誰もが手軽に利用できる映像プラットフォームを目指しています。
我々は「映像データであらゆる産業の”現場”をDXする」というビジネスコンセプトを掲げ、小売り、土木・建設、製造、医療などのあらゆる現場のDXを率先して推進しています。
セーフィーは、データガバナンスに関する下記指針を遵守すると共に、ステークホルダーの皆様と協調して啓発活動にも取り組んでおります。また、社外有識者よりプライバシー保護などに関する助言を受けながら、指針及び実務上の運用基準の見直しを行っております。
・データガバナンスに関する取り組み:https://safie.co.jp/csr/advisoryboard/
・データ憲章(2022年4月1日発行)
https://bucket.safie.link/pdf/csr/advisoryboard/safie_data_charter_JP.pdf
MODEについて

MODEは、AIアプリケーションの先駆けとして、現場の“今”をAIが理解し、対話形式でサポートする「BizStack」を開発・提供するシリコンバレー発のスタートアップです。建設・製造・物流などの現場で、人手不足や業務の属人化といった深刻な課題に対し、MODEはデジタル技術によって業務の効率化と安全性の向上を支援しています。
■会社概要
会社名:MODE, Inc.
代表者:CEO / Co-Founder 上田 学
所在地:1840 Gateway Dr. Suite 250 San Mateo, CA 94404 USA
設立:2014年7月
事業内容:現場向けAIアプリケーション「BizStack」の企画・開発・提供
映像から未来をつくる
【セーフィー株式会社の会社概要】
会社名:セーフィー株式会社
代表者:佐渡島 隆平
所在地:東京都品川区西品川1-1-1 住友不動産大崎ガーデンタワー
設立:2014年10月
事業内容:クラウド録画型映像プラットフォーム「Safie」の開発・運営および関連サービスの提供
サービスサイトURL:https://safie.jp/
コーポレートサイトURL:https://safie.co.jp/
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