”2人に1人”が期限切れの常備薬を飲んでしまった経験あり!?使用期限があることを認識していながらも見過ごしがちな「常備薬の使用期限管理」の実態が明らかに

ルルくすり箱プロジェクト「常備薬に関する実態調査」を実施

第一三共ヘルスケア株式会社

 総合かぜ薬「ルル」を販売する第一三共ヘルスケア株式会社(本社:東京都中央区)は、全国20~60代男女500名を対象に「常備薬に関する実態調査」を実施しました。
 「鼻水や咳などのかぜによくみられる症状がインフルエンザと同じ「急性呼吸器感染症(ARI)」として今年4月に5類感染症に指定※1されて初めての冬の到来。11月に入り、患者報告数※2が急増しており、かぜシーズンが本格化しているといえます。こうした状況を受け、いざという時に備えていた薬が使用期限切れで使えないといった事態を防ぐためには、家庭内の常備薬の見直しと使用期限の管理意識を高めることが、これまで以上に重要となっています。 
※1 定点医療機関を受診した患者にせき・鼻水等かぜの症状がある場合は報告対象となる

※2 東京都感染症情報センター 急性呼吸器感染症の流行状況より

<調査サマリー>

TOPIC 1 薬の常備有無・保管に関する実態調査

  • 全体の半数以上(51.0%)が体調を崩した場合に備えて「薬を常備している」と回答

  • 一方で、薬を備えていると回答した人のうち、2人に1人(47.8%)が「常備薬を見直していない(確認していない)」ことが判明

  • さらに「常備薬の見直し状況」を男女別に比較したところ、男性の約6割(57.3%)、女性の約4割(38.9%)が「見直していない(確認していない)」と回答。男性は女性よりも18.4ポイント高く、男性の方が常備薬の期限を見落としやすい傾向が見られた

  • 常備薬の保管場所については、約4割(38.8%)が「専用の箱」で管理している一方で、「引き出し」(27.8%)や「空き箱などの簡易的な箱」(25.2%)で保管しているという結果になり、人によって保管方法にばらつきがあることが分かった

TOPIC 2 常備薬の使用期限に関する行動調査

  • 全体の9割以上(92.2%)が「薬の使用期限があることを知っている」と回答

  • 一方で、全体の約5割(48.2%)が「使用期限切れの薬を飲んだことがある」と回答した

【解説】くすりの使用期限を守る重要性について

  • 期限の切れたくすりは変質したり、効き目が低下する可能性がある

  • また期限内でも、高温多湿など適切でない条件で保管されていた場合は変質しているおそれもある

―調査概要―

■調査名称:第一三共ヘルスケア「常備薬に関する実態調査」     

■実施時期:2025年9月26日(金)~10月3日(金)

■調査対象:全国20~60代の男女500人(性年代別均等割付)
■調査方法:インターネット調査

■調査委託先:ネットエイジア株式会社   

※グラフの構成比(%)は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計が必ずしも100%にならない場合があります。

<調査結果詳細>

TOPIC 1 薬の常備有無・保管に関する実態調査

  • 半数以上(51.0%)が体調を崩した場合に備えて「薬を常備している」と回答

  • 薬を備えていると回答した人のうち、2人に1人(47.8%)が「常備薬を見直していない(確認していない)」ことが判明

 体調を崩した際に備えて薬を常備しているかを尋ねたところ、約1割(7.0%)が「万全に備えている」、約4割(44.0%)が「まあまあ備えている」と回答し、あわせて全体の約5割(51.0%)が「薬を常備している」ことが分かりました《グラフ1》。
 さらに、薬を備えていると回答した人に対し、常備薬の見直し(使用期限や効果などの確認)の有無を聞いたところ、2人に1人(47.8%)が「見直していない(確認していない)」と回答しました《グラフ2》。薬を備えている一方で、定期的に確認する必要性が十分に浸透していない実態が明らかになりました。

  • 「常備薬の見直し状況」を男女別に比較したところ、男性の約6割(57.3%)、女性の約4割(38.9%)が「見直していない(確認していない)」と回答

 また、「常備薬の見直し状況」を男女別に比較したところ、男性の約6割(57.3%)、女性の約4割(38.9%)が「見直していない(確認していない)」と回答しました《グラフ3》《グラフ4》。男女間で18.4ポイントの差が見られ、薬の確認や管理においては、男性の方が見落としやすい傾向があることが分かりました。

  • 常備薬の保管場所については、約4割(38.8%)が「薬を収納するための専用の箱」で管理している一方、「引き出し」(27.8%)や「空き箱などの簡易的な箱」(25.2%)で保管していると回答

 常備薬の保管場所について尋ねたところ、約4割(38.8%)が「薬を収納するための専用の箱」で管理している一方、「引き出し」(27.8%)や「空き箱などの簡易的な箱」(25.2%)に保管しているという結果になり、人によって保管方法にばらつきがあることが見られました《グラフ5》。

TOPIC 2 常備薬の使用期限に関する行動調査

  • 全体の9割以上(92.2%)が「常備薬には使用期限があることを知っている」と回答した

  • その一方で、全体の2人に1人(48.2%)が「使用期限切れの常備薬を飲んだことがある」ことが分かった

 また常備薬には使用期限があることについて、全体の9割以上(92.2%)が「知っている」と回答し、広く認知されていることが分かりました《グラフ6》。
 一方で、「使用期限切れの薬を飲んだ経験の有無」を尋ねたところ、2人に1人(48.2%)が「飲んだことがある」と回答する結果になり、常備薬の使用期限については広く認識されているものの、期限切れへの事前準備は限られていることがうかがえました《グラフ7》。

【解説】くすりの使用期限を守る重要性について
  通常、外箱・ラベルに表示されている使用期限は未開封のものであり、適切に保管したときの品質が保証されている期限のことです。期限の切れたくすりは変質したり、効き目が低下していたりすることがあります。また、期限内でも、高温多湿など適切でない条件で保管されていた場合は変質しているおそれがあります。使えなくなったくすりやのみ残してしまったくすりは使わずに捨てましょう。常備薬の期限を確認しやすいよう、くすりは専用の箱(くすり箱)で管理することもおすすめです。
参考:第一三共ヘルスケア「くすりと健康の情報局」くすりの使用期限
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/qa/09.html

『ルル』からのメッセージ

 かぜ薬『ルル』が誕生してから70年以上。様々なかぜの諸症状*に効く“家庭の常備薬”として、多くのお客様に長く愛されてきました。

 家庭の常備薬として親しまれてきた「ルル」は、これからも変わらず家族のそばで見守り続け、QOL(生活の質)向上に貢献してまいります。

*かぜの諸症状(のどの痛み、発熱、鼻水、鼻づまり、せき、たん、悪寒、頭痛、くしゃみ、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和

『ルル』ブランドサイト:
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_lulu/
この医薬品は「使用上の注意」をよく読んでお使い下さい。
アレルギー体質の方は、必ず薬剤師、登録販売者にご相談下さい。

「家族をつなぐ くすり箱プロジェクト」について

 今までも、そしてこれから先もずっと、「くすり箱」が家族をそばで見守り笑顔を未来へつなぐ存在であってほしい。そんな想いを込めたルルの取り組みが「くすり箱プロジェクト」です。伝統や文化をつむぐ職人の手によってつくられたくすり箱の物語。家族でつくるくすり箱ワークショップ。小学校での授業教材の提供など、くすり箱プロジェクトでは、「くすり箱」をテーマにした、複数のプロジェクトを展開しています。

 プロジェクトに関する新規ニュースは、公式サイトTOPページにて随時ご案内していきます。

「家族をつなぐ くすり箱プロジェクト」公式サイト:

https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_lulu/lulu-a/kusuribako-pj/

第一三共ヘルスケアについて

 第一三共ヘルスケアは、第一三共グループ*の企業理念にある「多様な医療ニーズに応える医薬品を提供する」という考えのもと、生活者自ら選択し、購入できるOTC医薬品の事業を展開しています。

 現在、OTC医薬品にとどまらず、機能性スキンケア・オーラルケア・食品へと事業領域を拡張し、コーポレートスローガン「Fit for You 健やかなライフスタイルをつくるパートナーへ」を掲げ、その実現に向けて取り組んでいます。

 こうした事業を通じて、自分自身で健康を守り対処する「セルフケア」を推進し、誰もがより健康で美しくあり続けることのできる社会の実現に貢献します。

* 第一三共グループは、イノベーティブ医薬品(新薬)・ワクチン・OTC医薬品の事業を展開しています。

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会社概要

第一三共ヘルスケア株式会社

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URL
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都中央区日本橋三丁目14番10号
電話番号
03-5255-6222
代表者名
内田高広
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2005年12月