トリナ・ストレージ、グローバル市場での信頼性をさらに強化
~PV Techの最新バンカビリティ評価で格上げ、Elementa 2がDNV※1およびUL Solutions※2の認証を取得~
世界有数のエネルギー貯蔵製品・ソリューションプロバイダーであるトリナ・ストレージはこのたび、製品の安全性・信頼性・バンカビリティ(資金調達適合性)において、国際的な二大機関であるDNV※1およびUL Solutions※2からの認証を同時に取得しました。さらに、PV Tech Researchが発表した2025年第1四半期の「Battery Storage Techバンカビリティレーティングレポート」において評価が向上し、欧州市場における「主要市場サプライヤー」に選出されました。これらの成果は、トリナ・ストレージがグローバル市場での存在感を一層高めていることを示すものです。
※1ノルウェーに本部を置き、主にエネルギー、海事、インフラ分野で活動している独立した第三者認証機関
※2アメリカに本部を置き、安全性、セキュリティ、サスティナビリティに関する課題解決を支援する独立した第三者機関

二重認証により、製品技術と信頼性を証明
トリナ・ストレージの主力製品である「Elementa 2」は、用途に応じて4MWhおよび5MWhの2種類を提供しています。
-
4MWhモデルは、306Ahセルを搭載し、DNVによる包括的評価を経て、UL 1973、IEC 62619、IEC 63056の各国際規格へ準拠しており、UL 9540Aによる熱暴走試験にも合格しています。多層型の電池管理システム(BMS)、インテリジェントな防火保護、液冷温度制御などの設計により、安全かつ安定したシステム運用が実現されています。
-
5MWhモデルは、314Ahセルを搭載し、UL Solutionsによる評価に基づき、UL 1973、IEC 62619、UN38.3、UL 9540Aといった主要規格への準拠が認証されており、4MWh同様に多層型の電池管理システム(BMS)、自動消火システム、液冷システムを備え、システムの信頼性をさらに向上させています。
また、DNVおよびUL Solutionsの専門チームがトリナ・ストレージの滁州製造拠点を訪問し、スマート製造ライン、品質管理体制、サプライチェーン管理などに関する厳格な現地監査を実施した結果、同拠点では高い自動化と安定した製品品質が確保されていることが確認されました。
PV Techレポートでの評価向上、欧州市場での存在感を強化
製品やソリューションの高い信頼性だけでなく、トリナ・ストレージは企業としての市場競争力や経営基盤の強さも、国際的に認められています。PV Tech Researchが2025年4月16日に発表した「Battery Storage Tech バンカビリティレポート」において、トリナ・ストレージは格上げされた評価を受け、「欧州主要市場サプライヤー」として選出されました。これにより、英国、ドイツ、イタリアなど欧州の戦略市場における着実な展開が評価された形となります。
さらにレポートでは、生産能力、出荷量、財務健全性、バンカビリティすべての項目で好成績を収めており、Elementaシリーズを通じたシステム一貫自社開発体制や、プロジェクト遂行能力が高く評価されました。
財務面においても、上場企業である親会社トリナ・ソーラーの支援により、安定した資金調達能力、強固なキャッシュフロー管理、積極的な投資姿勢を備えており、今後もグループ全体の多角化収益の中核として、さらなる成長が期待されています。
トリナ・ストレージは、今後もグローバルパートナーとともに、高品質で安全かつ高効率なエネルギー貯蔵ソリューションの提供を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
▽トリナ・ストレージについて
トリナ・ソーラーは2015年よりエネルギー貯蔵技術の研究を開始し、ストレージ事業を本格的に展開してまいりました。2021年からは、電池セル・製品・ソリューションを一体化した垂直統合型のBESS(蓄電システム)ソリューションプロバイダーとしての明確なポジショニングを確立しています。
現在、トリナ・ストレージはグローバルにおいて100社以上のパートナーと連携しながら、業界をリードする研究開発・製造能力を有しています。研究開発体制としては、蓄電池研究所、電力エレクトロニクス技術研究開発センター、蓄電工学技術センター、デジタルエネルギー研究所の4つの専門機関を設立し、アメリカのUL、ドイツのTÜV SÜD、中国のCNASなど、国際的な第三者認証も取得済みです。製造面では、中国・安徽省滁州および江蘇省塩城にスマートスーパーファクトリーを構え、大規模な製品量産と高効率な納品体制を実現しています。
さらに、2024年末時点において、トリナ・ストレージのバッテリースキッドおよび蓄電システムは、北米、ヨーロッパ、アジア太平洋、ラテンアメリカ、中東・アフリカ、中国本土を含む世界6大市場をカバーし、累計出荷量は10GWhに達しました。世界各地での導入実績を重ねながら、今後も高性能かつ高信頼の蓄電ソリューションを提供してまいります。
▽ トリナ・ソーラー(SH 証券コード:688599 )について
トリナ・ソーラーは太陽光発電およびスマートエネルギーのトータルソリューションを提供するグローバルリーダーです。1997年に太陽光発電システムのインテグレーターとして設立されたトリナ・ソーラーは現在太陽光発電製品、太陽光発電システム、スマートエネルギーソリューションの3つの事業を世界170ヶ国以上において展開しています。トリナ・ソーラーは「新しい産業エコシステムを創造し、太陽光発電を中心としたスマートエネルギーソリューションの先駆けになる」という戦略目標を掲げ、電力システム改革を支援し、将来的なゼロカーボン世界の実現を目指しています。
日本においては、2010年にトリナ・ソーラー・ジャパンを設立してから、国内需要に合わせて最先端のフルライン製品を展開。パートナーの皆様と多数の実績を達成してきました。
Trina Solar トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社
〒100-0004 東京都千代田区大手町2丁目6番4号常盤橋タワー2606
【本件に関するお問合せ】
トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社マーケティング部 胡 wenjing.hu@trinasolar.com
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像