ETL / ELT ツール『CData Sync』のV24 をリリース
~SQL Server からSalesforce へのリバースETL、dbt Cloud 連携強化、SAP 関数のレプリケーションなど多くの機能追加~
2024年5月30日、CData Software Japan 合同会社(本社:アメリカノースカロライナ州、日本オフィス:宮城県仙台市、代表社員 職務執行者:疋田 圭介、以下CData)は、クラウド・DB データのETL / ELT データパイプラインツール『CData Sync』のV24 のリリースを発表しました。事前にリリースしたフルマネージド版の『CData Sync Cloud』のほか、SQL Server からSalesforce へのリバースETL、dbt Cloud の認証種類の拡張、SAP 関数の同期先へのレプリケーションなどの機能追加を行っています。
CData Sync は、あらゆる業務データをデータ分析のためのデータウェアハウス(DWH)に効率的にロードできるETL / ELT ツールです。400種類以上のSaaS・DB からのデータ取得に対応し、シンプルで高機能なツールとして多くのエンタープライズ企業に利用されています。今回のV24 では、SaaS 提供版の『CData Sync Cloud』のリリース(https://www.cdata.com/jp/news/20240513-sync-cloud/)に加え、以下のような機能追加を行っています。
SQL Server からSalesforce へのリバースETL
リバースETL は、データウェアハウス(DWH)からSaaS アプリケーションへデータを書き戻す機能です。V24 では、Snowflake に加えて、Microsoft SQL Server からもSalesforce への書き戻しが可能になりました(リバースETL ドキュメントはこちら。https://cdn.cdata.com/help/ASK/jp/sync/Reverse-ETL.html)。リバースETL は、データ分析やモデリングの結果を使って業務プロセスを改善し、カスタマーエクスペリエンスを向上し、意思決定を促進します。
SQL Server からSalesforce へのリバースETL の活用事例:
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Marketo とSalesforce のデータをSQL Server で統合してスコアリング、Salesforce に書き戻す。https://www.cdata.com/jp/kb/tech/marketo-sync-sql-salesforce.rst
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SAP とSalesforce のデータをSQL Server で統合してスコアリング、Salesforce に書き戻す。https://www.cdata.com/jp/kb/tech/sap-sync-sql-salesforce.rst
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kintone とSalesforce のデータをSQL Server で統合してスコアリング、Salesforce に書き戻す。https://www.cdata.com/jp/kb/tech/kintone-sync-sql-salesforce.rst
dbt Cloud 統合の強化
dbt Cloud は、DWH に収集したデータを分析に適した形に変換(Transformation)するためのサービスです。CData Sync は、dbt Cloud との連携により、パワフルなTransformation をサポートしています。CData Sync V24では新たなdbt Cloud の認証方法に対応、API キーに加え、サービストークンでの認証に対応しました。また、dbt Cloud の対応リージョンをAustralia(APAC)、EMEA、Custom Single Tenant に拡大しています(詳細はこちら。https://cdn.cdata.com/help/ASK/jp/sync/dbt-Transformations.html)。
SAP ERP:CreateFunctionSchema ストアドプロシージャのサポートで、実行結果のレプリケートが可能に
SAP ERP コネクタはCData Sync コネクタの中でも多くの方にご利用いただいており、ERP データをデータウェアハウス(DWH)に収集して分析活用したい、というニーズは年々高まっています。今回CData Sync V24 に搭載されるSAP ERP コネクタでは、CreateFunctionSchema(ストアドプロシージャ)をサポートしました。これにより、ストアドプロシージャ経由でSAP の関数に基づいたビューを作成できるようになり、関数の実行結果を宛先にレプリケートする、といったシナリオに対応できます。
その他のアップデート
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Oracle シノニムをデータソースとして選択可能に
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動的な期間指定が行えるCData関数(「REPLICATE_LASTMODTIME()」と「REPLICATE_NEXTINTERVAL()」)を追加
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LDAP を使用したシングル・サイン・オン(SSO)のサポート
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CSV 同期先にサブフォルダの自動生成をサポート
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Sync ユーザーのAPI Access Token をプログラミングで発行可能に
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OAuth Connection でhttps 強制時に、TLS の設定なしに (https://)oauth.cdata.com/oauth をCallbackURLとして利用して設定可能に
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Shopify データソースの注文取引情報(OrderTransactions)の差分更新をサポート
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Sync Cloud の通知用のE メールプロバイダーとしてSendGrid をサポート
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Sync の管理DB にOAuth トークンを保存可能に
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レプリケートタスクの実行順序が変更可能に
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変換機能のトリガーで、ジョブ内の特定のタスクを指定することが可能に
CData Sync のハンズオンセミナーを開催
6月12日にCData Sync のハンズオンセミナーを開催します。
タイトル:CData Sync ハンズオンセミナー
開催日時:2024年6月12日 16:00-17:00
開催方法:Zoom でのオンライン開催
<CData Software について:https://www.cdata.com/jp/>
CData Software, Inc. は、クラウドデータのコネクティビティソリューションおよびデータ連携ツールのリーディングベンダーです。300以上のSaaS、NoSQL やアプリケーションデータに標準接続するドライバーとデータ接続テクノロジーの開発に特化し、各種ツール、クラウドサービス、カスタムアプリケーションからのリアルタイム接続を実現します。CData 製品は、世界中の企業のデータ統合ソリューションにて利用されているほか、Salesforce、TIBCO、アステリアなど200以上のデータ製品ベンダーにOEM されています。
※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。
本件に関するお問い合わせ先
CData Software Japan 合同会社 マーケティングデスク
お問い合わせフォーム : https://www.cdata.com/jp/contact/
E-mail : press@cdata.co.jp
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