オピニオンレター Vol.33を発行 「心理学から見る、令和の若者の結婚観 未婚率の増加が止まらないワケ」
文京学院大学(学長:櫻井隆)は、発達心理学、家族心理学が専門の人間学部永久ひさ子教授が提言した、オピニオンレターVol.33「心理学から見る、令和の若者の結婚観 未婚率の増加が止まらないワケ」を発行したことをお知らせいたします。
- オピニオンレター概要
本学では、教員陣の最先端の研究から社会に還元すべき情報を「オピニオンレター」として発行しています。この度発行するVol.33では、心理学という観点から見た、未婚者の結婚観や結婚行動の変化について、最新の調査結果をもとに紹介します。
令和元年の平均初婚年齢は男性31.2歳、女性29.6歳に上昇し「一生結婚するつもりはない」未婚者(18~34歳)の割合は、男性17.3%、女性14.6%と、過去最高に達しています*。「結婚してもしなくても、どちらでもいい」と考える若者が増えており、いまや、結婚「する」「しない」は個人の選択で、生き方の問題として捉えられるようになっています。
そこで本レターでは、こうした未婚者の結婚観や結婚行動の変化と、その背景にある社会環境とライフスタイルとのねじれについて、最新の調査結果をもとに心理学の観点から分析します。
〇オピニオンレター
https://www.bgu.ac.jp/about/activity/opinion_letter/
*人口統計資料集・2021年・国立社会保障・人口問題研究所
- 提言者プロフィール
人間学部心理学科 永久ひさ子教授
発達心理学、家族心理学が専門。研究テーマは、家族の変化と社会文化的要因の関連(社会文化的変動と結婚・子どもをもつ価値の変化、晩婚化・未婚化・少子化)。日本心理学会、日本発達心理学会、日本家族心理学会、日本心理臨床学会に所属。本学の心理臨床・福祉センター「ほっと」センター長。主な著書に『家族心理学』(共編 保育出版社、2017年)、『人口の心理学へー少子高齢化社会の命と心ー』(共著 ちとせプレス、2016年)、『結婚と家族の心理学』(共著 柏木惠子(編)ミネルヴァ書房、1998年)、『夫と妻の生涯発達心理学ー関係性の危機と成熟ー』(共著 宇都宮博・神谷哲司(編著)福村出版、2016年)
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