ESG投資と障害者インクルーシブな企業の価値「障害とビジネスフォーラム」8月20日(金)開催

The Valuable 500創設者キャロライン・ケイシー氏らが登壇

公益財団法人 日本財団

日本財団(東京都港区、会長 笹川陽平)は、ビジネスにおける障害者インクルージョン (雇用・製品サービスが障害者にも不自由なくアクセスできる)推進の取り組みの一環として、「障害とビジネス」をテーマにしたフォーラムを2021年8月20日(金)に開催します。当日は、本フォーラム及び企業での障害者インクルージョン推進に大きな期待を寄せる、菅 義偉内閣総理大臣のビデオメッセ―ジも放映予定です。

フォーラムは、2019年1月に開催された世界経済フォーラム年次総会「ダボス会議」で発足した、世界的規模のネットワーク組織The Valuable 500(V500)との共催イベントです。現在、ビジネスにおける障害者インクルージョンは、グローバルなビジネスリーダーにとって重要な議題となっています。ESGやSDGsなど企業の社会的責任が問われる中、人権の尊重やD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)の促進は企業の持続的な成長に不可欠な要素となってきています。


このフォーラムでは、民間企業の経営層を主な対象に、障害者雇用や障害のある顧客に対する市場の拡大など、ビジネスに障害の視点を取り込むことが企業価値の向上に繋がることについて、国内外のビジネスリーダーや投資家、V500加盟日本企業とともに議論を行います。V500創設者のキャロライン・ケイシー氏、現会長のポール・ポルマン氏ら計8団体9名を招聘し、障害者インクルージョンが企業にもたらす価値や利益を考える上でヒントとなる要素が詰まった基調講演やトークセッションなど、5つのプログラムを提供します。

障害者を雇用し、彼らに組織の一員として個々の能力を発揮してもらうことは、障害のある社員と雇用する企業双方にとってメリットがあると考えられます。また、障害者の視点をビジネスに取り入れることで、職場環境や製造するプロダクト、サービスへのイノベーションに繋がり、さらには市場の拡大にも繋がります。こうした障害者インクルージョンの取組みは、国際的な潮流であるESG投資の観点から見て、企業としての価値を高めることに繋がっていくとされています。

■開催概要
イベント名:「障害とビジネス」フォーラム
開催日時:2021年8月20日(金)14:00~17:00
開催場所:大手町サンケイプラザ 4階 ホール
(〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目7−2 東京サンケイビル)
開催テーマ:障害とビジネス-ESG投資と障害者インクルーシブな企業の価値
開催形式:現地会場とオンライン生配信のハイブリット形式
参加対象者:民間企業の経営層、企業で経営戦略・D&I推進・人事を担当されている管理職の方、ビジネスにおける障害者のインクルージョンに関心のある方
参加費:無料
一般申込:下記URLより、8月20日(金)までにお申し込みください。
■会場参加申込:https://forms.gle/LBVEwiJKcNaFwncx7(先着200名様)
※会場参加申込は先着順とさせていただきます。
■オンライン視聴申込:https://forms.gle/fbMEzZHztktzAAD8A
※You Tubeで日英同時配信を行います。視聴ご希望の方には、個別にURL等をご案内いたします。
主催:日本財団
共催:The Valuable 500

■ The Valuable 500(V500)とは
V500は、2019年1月に開催された世界経済フォーラム年次総会「ダボス会議」で発足した、障害者が社会、ビジネス、経済における潜在的な価値を発揮できるような改革を世界500社のビジネスリーダーが起こすことを目的とした、世界的なネットワーク組織です。Unilever PLC前CEOのポール・ポルマンが会長を務め、リチャード・ブランソン(Virgin Group会長)やジュリー・スウィート(Accenture PLC CEO)が活動をサポートするなど、グローバルなビジネスリーダーが、この取り組みを推進しています。日本財団はV500のグローバル・インパクト・パートナーとして2021年から2023年までの3年間で500万ドル(約5.5億円)の支援を予定し、同組織の活動を強力に後押ししています。
https://www.thevaluable500.com/

■V500加盟企業
Google LCC、The Coca-Cola Company、BBC、Intel Corporation、Mastercard Inc.、Microsoft Corporation、P&Gなどグローバル企業が加盟しています。フォーチュン500企業の46社、日経構成企業の28社、FTSE100構成企業の36社が含まれます。日本企業は53社が加盟しています。
https://www.thevaluable500.com/the-valuable-500/

■日本財団について
日本財団は、1962 年の創立以来、国境や分野を超えて公益事業をサポートする、日本最大の社会貢献財団です。「みんなが、みんなを支える社会」を実現するため、子ども・障害・災害・海洋・国際協力などの分野に取り組んでいます。
https://www.nippon-foundation.or.jp/

■プログラムのご案内
14:00~ 開会挨拶
笹川陽平(日本財団会長)
14:05~ 菅義偉内閣総理大臣のビデオメッセージ
14:10~ 障害とビジネスを取り巻く国際的潮流に関する基調対談(録画済動画の放映)
キャロライン・ケイシー氏(The Valuable 500創設者)※オンライン登壇
ポール・ポルマン氏(The Valuable 500会長・元ユニリーバCEO)
14:40~ 日本のビジネスリーダーが障害者インクルージョンに取り組む必要性・意義に関する基調講演
平井一夫氏(ソニーグループ株式会社シニアアドバイザー)※オンライン登壇
14:55~ 障害者インクルージョンが企業にもたらす価値に関する対談セッション
藤野英人氏(レオス・キャピタルワークス株式会社 代表取締役 会長兼社長 最高投資責任者)
垣内俊哉氏(株式会社ミライロ代表取締役社長)
15:35~ 休憩
15:50~ 日本企業の取り組み事例ご紹介 2社 各10分
(障害のある社員が職場で活躍するための工夫、障害者雇用が組織にもたらすメリット等)
松村 香氏(株式会社ファーストリテイリング社長室ダイバーシティ推進チーム 兼 人事部部長)
荒 博則氏(昭和電工株式会社 人事部 ダイバーシティグループ グループリーダー)
16:10~ トークセッション
(各社活動紹介、日本企業の障害とビジネス分野での課題と可能性、日本企業へのメッセージ等)
モデレーター:樺沢一朗(日本財団常務理事)
スピーカー:望月 賢一氏(ソニーピープルソリューションズ株式会社代表取締役)
大内智重子氏(株式会社電通執行役員)
コメンテーター:キャロライン・ケイシー氏(The Valuable 500創設者)※オンライン登壇
16:40~ 質疑応答
16:55~ 閉会挨拶
樺沢一朗(日本財団常務理事)
※日英同時通訳
※アクセシビリティ:車いす使用者席、日本手話、文字通訳(日本語)・後日アーカイブ動画の配信を行います。

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会社概要

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URL
https://www.nippon-foundation.or.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都港区赤坂1-2-2
電話番号
03-6229-5131
代表者名
笹川陽平
上場
-
資本金
-
設立
1962年10月