96.5%の27卒学生がキャリアにAIが影響すると回答!76.4%は企業選びにもAIへの取り組みを重視。【paiza生成AI調査レポート】
ITエンジニア向け転職・就職・学習プラットフォーム「paiza(パイザ)」を運営するpaiza株式会社(東京都港区、代表取締役社長/CEO 片山良平)は、paiza新卒登録者の2027年卒業予定のITエンジニア志望学生を対象に「生成AI時代の就職活動とキャリアに関する意識調査」を実施しました。

【調査結果サマリー】
1.27卒学生の96.5%が、将来のキャリアにAI技術の発展が「影響を与える」と認識
2.就職活動の企業選びにおいて、企業のAI技術に関する取り組みを76.4%が「重視している」と回答
3.企業が採用活動に生成AIを利用することに対し、「エントリーシートの評価検討」で71.5%、「コーディング能力の評価検討」で76.4%が肯定的
1. 27卒のほぼ全員(96.5%)が、自身のキャリアにAI技術の発展が影響すると認識
「あなたの将来のキャリアに、AI技術の発展が与える影響はどの程度だと考えていますか」という問いに対し、「非常に大きい影響を与える」と回答した学生が73.6%という結果になりました。「ある程度の影響を与える」(22.9%)と合わせると、96.5%の学生が自身のキャリアにおいてAIの発展を強く意識していることが判明しました。

AIネイティブ世代と呼ばれる27卒の学生にとって、生成AIは既に学習や情報収集に不可欠な存在となっています(※)。彼らはAIを脅威としてではなく、自身のキャリアを形作る上で「避けられない、巨大な変化の要因」として認識していることが伺えます。企業側も、AIを前提としたキャリア設計を行う彼らに対し、具体的なAI戦略と育成方針を示すことが重要です。
※過去の調査では27卒の生成AI利用率は既に90.4%に上っていることが示されています。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000220.000012063.html
2. 企業選びにおいて、AIへの取り組みを76.4%が重視
「就職活動の企業選びにおいて、企業のAI技術に関する取り組みをどの程度重視していますか」という問いでは、「強く重視している」が27.1%、「多少重視している」が49.3%となり、合計76.4%の学生が企業選びの判断材料としてAIへの取り組みを重視していることが分かりました。

AIネイティブ世代にとって、企業がAI時代にどう生き残るか、どのようにAIを活用して新しい価値を創出するかが、学生にとっての企業の「将来性」を測る重要な指標となっていると考えられます。単なる技術力だけでなく、組織全体としてAIを事業に組み込む戦略を持つ企業が、優秀なAIネイティブ世代の学生から選ばれるようになると推察されます。
3. 企業が採用活動に生成AIを利用することに対し、学生は肯定的

生成AIが自身の能力を公正かつ効率的に評価するためのツールとして機能することに概ね肯定的であり、AIネイティブ世代らしい結果となりました。コーディング能力の評価は76.4%、エントリーシートの評価は71.5%、適正・筆記試験能力の評価は70.2%と採用活動の多くのシーンで生成AIの導入に高い肯定感を示している点は注目すべきポイントだと考えます。
一方、「面接の評価検討」における生成AI活用については、半数以上の学生がAI利用について肯定的ではあるものの他選考プロセスよりかは比較的少ない結果となりました。面接の評価検討に生成AIを導入する場合は、従来通りの人対人のコミュニケーションを共存させることが望ましいと言えるでしょう。
■paiza株式会社 代表取締役社長/CEO 片山 良平 コメント
今回の調査は、AIネイティブ世代である27卒のITエンジニア志望学生たちが、社会に出てからのキャリアを考える際に、「AIが存在しない職場」や「AIの影響を受けない仕事」は想定外である、という前提であることを示す結果となりました。
学生は、生成AIの活用に積極的な企業で働くことを強く望んでおり、逆を言えばAIトレンドへのキャッチアップが遅れている企業で働くことは自身のキャリア成長にマイナス影響があると考えている傾向にあります。採用プロセスにおいても積極的に生成AIを活用している企業の方をポジティブに受け取る学生が多いことも、AIネイティブならではの感覚と言えるのではないでしょうか。
社内で生成AI活用を進めていない場合、企業としての魅力が致命的に下がることを示唆していますので、採用戦略的には生成AIの活用と活用状況のアピールがキーファクターの1つになると考えます。
「世界を変えるのは、異能だ。」と考えるpaizaでは、「異能をのばせ。」をコンセプトに「人と企業に絶え間ない成長を促す唯一無二のプラットフォーム」作りをおこなっています。今後ともこのプラットフォームを通じて、IT人材を採用する企業、IT人材を育成する教育機関、IT人材として活躍する・活躍を目指す個人に役立つサービスの提供を行ってまいります。
■調査概要
テーマ:「paiza新卒」登録者の就職活動実態調査(27卒版)
調査期間:2025年8月22日~9月7日
調査方法:インターネットによる調査
調査対象:ITエンジニア職専門の就職情報サービス「paiza新卒」登録者のうち 2027年度卒業予定の学生
有効回答数:144名
■paizaについて
paizaはITエンジニア向け転職・就職・学習プラットフォームです。オンラインでのプログラミングテスト「paizaスキルチェック」を受験してスキルを証明し、それを使って転職・就職する独自のサービスで、2025年9月現在、paizaの登録者数は約92万人。4,800社を超える企業が採用に利用しています。「paizaスキルチェック」の総受験回数は3,320万回(2025年9月現在)に達しています。
「paiza転職」は、ITエンジニアの“スキルを可視化“し、実力重視で企業とマッチングするITエンジニア向け転職サービスです。そのほか、学生向け就職サービス「paiza新卒」、未経験、若手エンジニア向け転職サービス「EN:TRY」、フリーランスエンジニア向けマッチングサービス「paizaフリーランス」および転職・就職直結型のプログラミング学習サービス「paizaラーニング」を展開しています。現役エンジニアの転職はもちろん、「paizaラーニング」で学んだ後に「スキルを可視化」して転職、就職する例も多数生まれています。
■会社概要
・社名: paiza株式会社
・代表者: 代表取締役社長/CEO 片山 良平(かたやま りょうへい)
・資本金: 140,000千円(資本準備金含む)
・設立: 2012年2月13日
・許認可: 有料職業紹介事業許可13-ユ-305439
労働者派遣事業許可 派13-317888
・URL: https://www.paiza.co.jp
【本件に関するお問い合わせ先】
paiza株式会社 広報部
担当 :岸
Email:contact@paiza.co.jp
※記載されている会社名・サービス名はpaiza株式会社の商標又は登録商標です。
※「paizaスキルチェック」はpaiza株式会社が特許を取得したプログラミングスキル評価システムです(特許番号 第5649148号)。オンライン上で実際にコーディングテストを行い、受験者のプログラミングスキルを6段階(S~Eのpaizaランクを付与)で客観的に可視化するものです。
すべての画像
