ロボットとフィジカルAIの未来を知る、「Robotics NEXT Tokyo 2025」開催

株式会社 日経BP

 株式会社 日経BP(本社:東京都港区、社長CEO:井口哲也)は、AI(人工知能)によってな大きな進化を遂げつつあるロボット技術の最前線や、ロボット活用における先進事例などの最新情報をお届けするセミナーイベント「Robotics NEXT Tokyo 2025」を2025年10月16日(木)に東京国際フォーラム(東京・有楽町)で開催します。基調講演には米Agility Robotics 共同創業者兼Chief Robot OfficerのJonathan Hurst 氏、Preferred Networks共同創業者 代表取締役 最高技術責任者の岡野原 大輔氏を招聘します。

 Physical AI/Embodied AIに代表される大規模言語モデルのロボットへの適用、世界で勃興するヒューマノイドのスタートアップなど、これまでにない動きが技術とビジネスの両面で起きつつあります。本イベントではそうした変化の最前線にいる方々にご登壇いただき、ロボット技術の将来を展望します。また、さまざまな業種・分野における企業現場でのロボット導入事例をご紹介するセッションもご用意いたしました。ロボット技術の将来動向を幅広く、かつ深くつかんでいただく場として、ぜひご参加ください。

※本イベントは、日経クロステックが主催するAI/DXの総合展 「日経クロステックNEXT 東京 2025」(10月16日~17日、於:東京国際フォーラム)と同時開催します。

■イベント開催概要

名称:Robotics NEXT Tokyo 2025

日時:2025年 10月 16日(木) 10:00~17:15(予定)

会場:東京国際フォーラム ホールB5

主催:日経Robotics、日経クロステック、日経ビジネス

詳細・参加登録:https://events.nikkeibp.co.jp/event/2025/rnt251016/

本イベントの見どころ(一部)

■基調講演


「ヒューマノイドロボット:物流から家庭へ Physical AIへの道のりを読み解く」

Agility Robotics Co-Founder & Chief Robot Officer Jonathan Hurst氏
 Agility Roboticsはヒューマノイドロボット「Digit」を先駆的に商用化した企業です。同社はDigitを、物流分野をはじめリテール、建設、ヘルスケアといった各業界、さらに家庭へも展開することを見据えています。本講演ではヒューマノイドロボットの現状、そして将来の見通しについて、同社の共同創業者であるJonathan Hurst氏が解説します。Physical AIが今後どのように利用されるかについても語っていただきます。

「AIの進化とロボティクスへの影響」

Preferred Networks 共同創業者 代表取締役 最高技術責任者 岡野原大輔氏
 AI技術がディープラーニングの登場から生成AIまで、この10年でどのように発展してきたかを概説し、今後、様々なタスクで生成AIがどのように進化していくかを展望します。その中で応用先として有望視されるロボティクスへの応用、特にロボット基盤モデルにおいて、どのような可能性と課題があるかについても解説します。

■特別講演
「火力発電所における自動巡視点検ロボットの導入について」

北海道電力 次世代エネルギー部 情報技術グループ 主任 鈴木章一郎氏
 北海道電力は、LNG火力発電所「石狩湾新港発電所」に巡視点検ロボットを導入し、2024年に運用を開始しました。自律移動ロボット上にロボットアームを搭載し、サーモカメラや紫外光ライトを用いて設備点検を行うロボットを、重要インフラである発電所で、どのように役立てているか、ユーザー視点で取り組みを紹介します。

「ロボットとAIが切り拓く細胞医療製品の製造革新」

アステラス製薬 CMCディベロップメント 原薬研究所長 つくばバイオ研究センター長 山口秀人氏
 近年、細胞を用いた革新的な治療法が注目される一方、高薬価がジレンマとなっています。細胞医療製品の進展の鍵の一つが、ロボット×AIによる製造自動化です。本講演では世界の研究開発の動向を探るとともに、製造工程の堅牢化やコストの低減、データ駆動によるプロセス最適化の具体例を紹介し、革新の可能性を示します。

「遠隔操作ロボットが拓く、Physical AIの実用化への展望」

Telexistence 共同創業者 & 取締役CTO / AIRoA 理事 佐野元紀氏
 コンビニ・物流向けに、自動化と人間による遠隔操作を組み合わせたロボットを商用化しているTelexistenceは、なぜロボットAIに取り組むのか。ロボットAIのトップ企業である米Physical Intelligenceとのパートナーシップの背景や、日本のAIロボット協会(AIRoA)への期待なども含め解説します。

「AIRoAでのオープンなロボット基盤モデルプラットフォームの開発の取り組み」

AIロボット協会(AIRoA) CTO / 東京大学松尾研究室 特任助教 松嶋達也氏
 AIロボット協会は、大規模なデータに基づくロボットAI(ロボット基盤モデル)のプラットフォーム構築を目指し、2025年に本格始動しました。複数の企業・研究機関が中心となりロボット遠隔操作データを収集し、大規模モデルとソフトウエアをオープン化します。AIRoAでの取り組みの最前線を解説します。

「Robotics NEXT Tokyo 2025」の詳細・お申込みはこちら
https://events.nikkeibp.co.jp/event/2025/rnt251016/

【お問い合わせ先】

「Robotics NEXT Tokyo 2025」に関するお問い合わせは日経BP読者サービスセンター セミナー係(https://www.nikkeibp.co.jp/seminar/atcl/bp/faq/)にお願いいたします。

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業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門4丁目3番12号
電話番号
-
代表者名
井口 哲也
上場
未上場
資本金
4億円
設立
1969年04月