【イベントレポート】生成AI時代のリスキリングサミット2024 共創ステージにて「ESGで描く持続可能な未来」を開催

~リコーやAIインフルエンサーさとり氏など多数有識者が登壇。生成AIの活用やESG経営等の幅広いノウハウ発信で、中小企業の経営支援へつなげる~

株式会社フォーバル

 『「新しいあたりまえ」で、新しい世界を創るFORVAL』を理念に掲げ、ESG経営を可視化伴走型で支援する次世代経営コンサルタント集団の株式会社フォーバル(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中島 將典、以下「フォーバル」)は、2024年9月11日(水)および12日(木)に東京国際フォーラムで開催された「生成AI時代のリスキリングサミット2024」共創ステージにて「ESGで描く持続可能な未来」を開催しました。ここでは、2日間の講演のハイライトと展示ブースの様子をご紹介します。

「ESGで描く持続可能な未来」概要

 「生成AI」「リスキリング」そして「ESG経営」をテーマに掲げたイベントが開催されました。本イベントでは、共創ステージや大型パネル展示を通じて、参加者が各取り組みへの理解を深める機会が提供されました。特に中小企業が生成AIとDX (デジタルトランスフォーメーション)を活用し、ESG(環境・社会・ガバナンス)の課題に取り組む方法について、多様な視点からの講演やパネルディスカッションが行われました。また、地方自治体との連携を通じて、地域社会の持続可能な発展にどのように貢献できるかについても深く学ぶことができる内容となりました。

<基本情報>

・開催日時:2024年9月11日(水)10:00-18:00/12日(木)10:00-17:00

・会場:東京国際フォーラム(E2ホール)

<コンテンツ内容>

・ステージセッション(オンライン同時配信あり)などで、各分野の有識者がESGと生成AIの融合に

 よる新たなビジネスモデルや社会貢献の可能性を探る全12講演を実施

・「中小企業のESG経営」や「地域活性化の取り組み」についての大型パネル展示

イベントのハイライト(一部抜粋)

<DAY1>9月11日(水)

■ 講演 「活躍する職場」を見据えたデジタル人材育成へ ~変革を続けるリコーの挑戦~

株式会社リコー デジタル戦略部 デジタル戦略・人材統括センター所長 中原逸広氏

 2020年にOAメーカーからデジタルサービスの会社への変革を宣言した同社の「人的資本戦略」と「デジタル戦略」の具体的な取り組み、デジタル人材育成の進め方や課題を紹介しました。デジタル人材育成をESG目標に組み込むことで、企業のESG推進が一層促進されます。さらに、その育成に関する現実的な課題は、中小企業経営者にも共感を呼ぶ内容ばかりでした。

<DAY2>9月12日(木)

■ パネルディスカッション「地域を支えるDXアドバイザー制度とその活躍」

コケナワホールディングス株式会社 代表取締役 苔縄義宗氏

サン・エム・システム株式会社 ソリューションサービス本部 本部長   林亨氏

株式会社フォーバル F-Japan本部 業界支援室 業界支援部支援課 石貝優奈

ファシリテーター:株式会社フォーバル Ⅹ開発センター長 五十嵐俊行

トピック① DXアドバイザーの活動について

 はじめに、石貝(写真中央左)からDXマーク認証ならびにDXアドバイザー制度について説明がありました。続いて、各社がDXアドバイザーとしての活動事例を通じて、両制度が地域や企業にもたらす効果とその将来性が解説されました。

 「DXを取り入れていないのは、まるで手で料理をしていることと同じです。正しい使い方を学び、新たな企業の在り方を進める必要性を感じました」苔縄氏(写真中央右)

 「仕組みを作るための“デジタル化支援”と、それを利活用するための“リスキリング支援”というDX人材育成支援の二つの軸をマーケットに訴求していきたいと考えています」林氏(写真右)

トピック② デジタル化からデジタルトランスフォーメーションへ ~課題と推進のポイント~

 社内でDXを推進することは非常に難しいと考えられていますが、一般的にネックや課題になることは何でしょうか?この問いに対する共通の回答は、「DX推進の責任者は経営層でなければならない」というものでした。また、苔縄氏は推進のポイントとして「時代に勝ち続け、生き残っていくためには新しい勉強やトレンドの知識が必要不可欠である」と述べました。林氏もDXの進展について、「日進月歩というより、むしろ秒進分歩ぐらいで進んでいると思う。やはり、取り残されないためには追従する努力が必要だ」と語りました。

トピック③ DXアドバイザーになって良かったこと

 近年、DXに関する相談が増加する中で、お客さまからの感謝の言葉がDXアドバイザーにとって大きなやりがいとなっていることが明白になりました。またDXの必要性が高まるにつれ、社会貢献の一環としてその重要性を実感することができる点が、DXアドバイザーとしての存在意義を高めていると考えられます。

■ 講演 生成AI時代のSNSリサーチ術とリスキリング

株式会社CYBER BEACH 代表取締役 田中裕一郎氏/AIインフルエンサー さとり氏

 AIプログラミングスクールを運営する株式会社CYBER BEACHの田中氏と、「人とAIの共創社会を作る」をテーマに掲げる、Xのフォロワーが4万人で、YouTubeのチャンネル登録者が1万人を超えるAIインフルエンサーのさとり氏が登壇しました。両氏は、急速なAI技術の発展による変化をデータを用いて解説し、AIの最新技術やビジネスへの活用法なども紹介しました。

(写真:壇上の田中氏とモニターのさとり氏)

 田中氏は生成AIの影響について「生成AIの登場により労働市場は変化しており、自動化が進む中で、人間には創造的な仕事や複雑な問題解決能力が求められています。高付加価値な人材だけが生き残る時代に対応するため、ワークフローの自動化や知的労働への集中が必要です。また、生成AIの知識を迅速に習得し、未来に最適化することが求められています。これが、今回のイベントのテーマであるリスキリングの本質です」と述べました。

 壇上で行われた田中氏とさとり氏のコミュニケーションは、まさに急速に進化するAI技術の未来を具体的に感じさせるものでした。

■ 講演 DXの地産地消を実現する新たなビジネスモデル「F-Japan構想」

株式会社フォーバル F-Japan本部 企画開発室長 柳田尚希

 「F-Japan構想」に関わるフォーバルの取り組みを、事例を交えて解説しました。そして、地域内企業のデジタル変革、デジタルデバイドの解消、デジタル人材育成を推進し、デジタル技術で新産業と課題解決を目指す活動として、DXセンター構想についても触れました。また、自治体との実証実験を重ねている「きづなパートナー」や、ESG経営支援とのつながりも紹介し、フォーバルの幅広い支援活動の全貌をご理解いただける講演となりました。

パネル展示「 ESG経営と地域創生を目指すフォーバルの取り組み」

 パネル展示では、ESG経営、きづなPARKとGDXアドバイザー、F-Japan構想ときづなパートナーの3分野を紹介しました。ESG経営においては投資規模と中小企業の実態を説明し、きづなPARKでは経営状況の可視化とGDXアドバイザーの支援の重要性を解説しました。F-Japan構想では地域創生と高齢化支援の取り組みを紹介し、自治体派遣の状況も示しました。

▸F-Japan構想:https://www.forval.co.jp/f-japan/

▸きづなPARK:https://kdn-park.biz/

株式会社フォーバルについて

 ESG経営を可視化伴走型で支援する次世代経営コンサルタント集団であるフォーバル(資本金: 41億 50百万円、 【証券コード: 8275】)は、中小・小規模企業を対象に「情報通信」「海外」「環境」「人材・教育」「起業・事業承継」の 5分野に特化したコンサルティングサービスをコアビジネスとしています。政府が掲げる4つの原動力「グリーン」「デジタル」「活力ある地方創り」「少子化対策」に則り、自治体・民間企業・教育機関と連携しながら日本全国でDX・GX人材を育て、その人材が地元経済を活性化させるという好循環によって永続的な地方創生の実現を目指す「F-Japan」構想を推進するとともに、近年ますます注目される人的資本をはじめとしたESG経営の可視化伴走支援に取り組んでいます。

■会社概要

社名:株式会社フォーバル

代表:代表取締役社長 中島 將典

設立:1980年(昭和55年)9月18日

所在地:東京都渋谷区神宮前五丁目52番2号 青山オーバルビル14階

※詳細はホームページをご覧ください。

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会社概要

株式会社フォーバル

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URL
https://www.forval.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区神宮前 五丁目52番地2号 青山オーバルビル14階
電話番号
03-3498-1541
代表者名
中島 將典
上場
東証スタンダード
資本金
41億円
設立
1980年09月