約9割の保護者がPTA役員の活動に負担を感じている 明光義塾調べ「PTAに関する意識調査」

 個別指導の学習塾「明光義塾」を全国展開する株式会社明光ネットワークジャパン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 光太郎)は、PTAに加入したことがある小中学生の保護者980名を対象に、「PTAに関する意識調査」を実施しました。

  PTAは、子どもたちの健全な成長と教育環境の向上を目的に、保護者と教職員が協力して運営する団体として長年にわたり重要な役割を果たしてきました。しかし近年、保護者の労働環境の変化や家族構成の多様化、さらには人口減少などの影響により、従来のPTA活動の継続が難しくなるケースが増えています。

 そこで明光義塾では、新学期を迎えるにあたり、保護者の皆さまがPTAをどのように捉えているのか、その本音や期待を明らかにするための調査を実施しました。本調査の結果が、現代に適したPTAのあり方を考える一助となれば幸いです。

「PTAに関する意識調査」結果概要

結果概要 ①

・PTAに加入している保護者の約半数がPTA役員を経験している

・PTA役員を経験して良かったと感じた保護者は46.3%

・PTA役員を経験して良かったこと、最多回答は「保護者間のネットワークが広がった」

・約9割の保護者がPTA役員の活動に負担を感じている

結果概要 ②

・PTAに加入したことがある保護者の半数以上がPTAは不要と回答

・PTAが必要な理由、最多回答は「学校行事のサポート」

【Topics】あなたはPTA役員の活動にどの程度負担を感じていますか?(n=480、単一回答方式)

約9割の保護者がPTA役員の活動に負担を感じている

 PTA役員の経験がある小中学生の保護者480名を対象に、PTA役員の活動に対する負担感について調査しました。その結果、「非常に大きな負担を感じている」が35.2%、「ある程度負担を感じている」が53.1%となり、合計88.3%の保護者がPTA役員の活動に負担を感じていることが明らかになりました。

Q1. あなたはPTAの役員になったことがありますか?(n=980、単一回答方式)

PTAに加入している保護者の約半数がPTA役員を経験している

 PTAに加入したことがある小中学生の保護者980名を対象に、PTA役員の経験について調査しました。その結果、49.0%が「役員になったことがある」、51.0%が「役員になったことがない」となり、約半数の保護者がPTA役員を務めたことがあることがわかりました。

Q2. あなたはPTAの役員を経験して良かったと思いますか?(n=480、単一回答方式)

PTA役員を経験して良かったと感じた保護者は46.3%

 PTA役員の経験がある小中学生の保護者480名を対象に、PTA役員を務めて良かったと感じたかを調査しました。その結果、46.3%が「良かった」(良かった:12.3%、どちらかというと良かった:34.0%)と回答しました。約半数の保護者がPTA役員の経験を前向きに捉えていることがわかりました。

Q3. あなたがPTAの役員を経験して良かったと思う要因は何ですか?(n=222、複数回答方式)

PTA役員を経験して良かったこと、最多回答は「保護者間のネットワークが広がった」

 PTA役員を経験して良かったと回答した保護者222名を対象に、その理由を調査しました。その結果、最多回答は「保護者間のネットワークが広がった(43.2%)」、次に「学校運営への理解が深まった(40.5%)」、「子どもの成長を間近で感じられた(35.1%)」となりました。

Q4. あなたはPTAが必要だと思いますか?(n=980、単一回答方式)

PTAに加入したことがある保護者の半数以上がPTAは不要と回答

 次に、PTAの必要性について尋ねたところ、34.7%が「必要だと思う」(必要だと思う:7.9%、どちらかというと必要だと思う:26.8%)と回答しました。一方、51.4%が「不必要だと思う」(不必要だと思う:29.6%、どちらかというと不必要だと思う:21.8%)と回答し、PTAに加入したことがある保護者の半数以上が、PTAを不要と考えていることがわかりました。

【参考調査】PTA役員経験者の43.7%が「PTAは必要」と回答、非経験者を上回る

 PTA役員経験の有無によるPTAの必要性に対する意識の違いを比較したところ、役員経験者の43.7%が「必要だと思う」(必要だと思う:12.5%、どちらかというと必要だと思う:31.2%)と回答しました。一方、役員未経験者では26.0%が「必要だと思う」(必要だと思う:3.4%、どちらかというと必要だと思う:22.6%)にとどまりました。

 この結果から、PTA役員を経験した保護者の方が、PTAを必要と考える傾向が強いことがわかりました。

Q5. あなたがPTAが必要だと考える理由を教えてください。(n=340、複数回答方式)

PTAが必要な理由、最多回答は「学校行事のサポート」

 PTAが必要だと回答した保護者340名を対象に、その理由を調査しました。その結果、最多回答は「学校行事のサポート(43.2%)」、次に「学校と家庭の連携強化(33.2%)」、「子どもの健全な成長を見守る体制づくり(32.1%)」、「学校と地域をつなぐ橋渡し役(32.1%)」となりました。

<調査概要>

調査対象 PTAに加入したことがある小学4年生から中学3年生の保護者980名

調査期間 2025年2月10日~2025年2月12日

調査方法 インターネットリサーチ調べ

※回答率(%)は小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位までを表示しているため、合計数値は必ずしも100%とはならない場合があります。

【担当者コメント】

近年、PTA活動のあり方を見直す学校が増えています。今回の調査では、PTA役員経験者の半数が「経験して良かった」と回答した一方で、多くの保護者がその活動を負担に感じているという結果がわかりました。保護者の皆さまは、PTA活動に限らず多忙な日々を送られていることと思います。明光義塾では、そんな保護者の皆さまに安心して子どもたちの学習をおまかせいただけるよう、今後もより充実したサポート体制を築いていきたいと考えています。

明光義塾が展開する教育情報サイト「明光プラス」では、調査結果から読み取れる内容について、より詳しく紹介しています。ぜひ併せてご覧ください!

■【2025年調査】980名の小中学生の保護者に聞いたPTA活動と必要性の意識の実態とは?

URL:https://www.meikogijuku.jp/meiko-plus/for-parents/pta-pr.html

※本リリースによる調査結果をご利用いただく際は、「明光義塾調べ」と付記のうえご使用くださいますようお願い申し上げます。

■株式会社明光ネットワークジャパンhttps://www.meikonet.co.jp

事業内容:企業としてPurpose(パーパス:存在意義)を“「やればできる」の記憶をつくる”、Visionを“「Bright Light for the Future」人の可能性をひらく企業グループとなり、輝く未来を実現する”と掲げ、個別指導塾「明光義塾」を始め、さまざまな教育サービスを運営・フランチャイズ展開しています。

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会社概要

URL
https://www.meikonet.co.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都新宿区西新宿7-20-1 住友不動産西新宿ビル 29F/30F
電話番号
03-5860-2111
代表者名
岡本光太郎
上場
東証1部
資本金
9億7251万円
設立
1984年09月