おにぎりの写真投稿で子どもたちに食の支援を~「おにぎりアクション2025」、28万枚を超える想いが集まる

日本発、世界の食料問題の解決に取り組む、特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International(以下、TFT)は、国連が定めた10月16日「世界食料デー」(世界中の人が食べ物や食料問題について考える日)を記念し、「おにぎりアクション2025」を本年10月7日(火)から11月15日(土)まで開催しました。40日間で合計23万3,321枚のおにぎり写真が投稿され、アフリカ・アジアの子どもたちに116万6,605食を届けることができることをお知らせします。また、特別企画として、「おにぎりアクション FOR JAPAN」を11月18日(火)から11月30日(日)まで開催しました。5万枚の投稿を達成し、日本の子どもへ食の支援を届けることが決定しました。

(特設サイト:https://onigiri-action.com/ )

◆今年のテーマ「つながり」を体現した2か月間

 11回目の開催となる今年のテーマは 「つながり」。依然として世界に残る飢餓の問題や、日本でも生じている飽食・栄養不足などの食課題を背景に、おにぎりアクションを通じて人と人がつながり、問題解決への一歩を踏み出して欲しいと開催。日常の中のおにぎりの写真が子どもたちの未来につながる仕組みで、老若男女問わず参加の輪が広がりました。参加者同士、協賛パートナー、そして支援先の子どもたちまで、人と人、現在と未来がつながるプラットフォームとして今年も盛り上がりを見せ、日本全国47都道府県はもとより、世界47か国(日本を含む)から投稿が集まりました。

 また、「令和の米騒動」と言われた今年は、多くの方が食や生産者への感謝の気持ちとともにおにぎりの写真を投稿し、当たり前だった「米」や「食」に改めて向き合う声が多く聞かれました。

 参加者アンケートには、今年のテーマを象徴する声が多数寄せられています。

  • いち、専業主婦として社会との繋がりを感じられて人の役に立てているような嬉しさがありました。

  • 嬉しかったことです。お店でおにぎりを注文して写真撮影可能か聞いておにぎりアクションのことを話したら、お店のオーナーも協力しますと言ってくれたこと。今後も全国で輪が広げられると良いですね。

  • 学校の社会貢献活動の一つとして参加させて頂いています。生徒たちのより深い学びに繋がっていることを教育者として感じています。

  • 参加する事によって世界中の人たち、日本中の人たちと一緒に取り組めている体験にあたたかい気持ちになりました。

投稿された写真(一部)

◆日本の子ども支援に初挑戦「おにぎりアクションFOR JAPAN」

 本年は、従来のアフリカ・アジアの学校給食支援に加え、日本の子どもへの食支援を行う「おにぎりアクション FOR JAPAN」を特別企画として初開催しました。11月18日の開始以降、日本の子ども支援への強い気持ちで参加者どうしが呼びかけ、励まし合い、最終日前日(29日)の13時頃、目標の5万枚を達成しました。これにより、一般社団法人明日へのチカラが運営する「ドコデモこども食堂」を通じて、333世帯に3000円分の食事チケット(総額100万円分)の支援を実施します。

 目標を達成した際には、「皆で力を合わせて達成できてうれしい」「子どもたちのために少しでも力になれた」といった感動の声が多く寄せられ、一人ひとりの投稿が集まり、大きな力へとつながることが体感される企画となりました。また、「日本の子どものことも気になっていた」という声が多く聞かれ、アンケートでは97%が「ぜひ続けてほしい」または「続けてほしい」と回答しました(12月1日時点)。この一歩が、さらに支援の輪を広げていくきっかけとなることを願っています。

◆協賛パートナーの企画がおにぎりアクションの認知を拡大

 消費者に身近で、信頼性の高い協賛企業・団体が「おにぎりアクション」を呼びかけることで、活動はさらに大きく広がりました。

日産セレナ:販売会社を巻き込み、SNS・店頭双方でおにぎりアクションを盛り上げ、活動の認知拡大に貢献。

エプソン:おにぎりをモチーフにしたペーパークラフトを無料公開。他社とのコラボデザインも展開。

オイシックス・ラ・大地:ボーイスカウトとのコラボや、主催イベントでの「おにぎりねぶた」(東京都立工芸高校定時制ねぶた造形研究部制作)の展示で盛り上げ。

 その他、ニッスイはSNSキャンペーンで消費者へ理解促進、ニコニコのりは社内フォトコンテストの様子を発信、福井県「いちほまれ」は他協賛パートナーとのコラボで盛り上げるなど、各社・団体が積極的に取り組みを行いました。

日産自動車の販売会社でのアクション
小学校でエプソンのペーパークラフトを使った投稿
オイシックス・ラ・大地が開催したイベントでのおにぎりねぶたの展示

◆おにぎりアクション協賛企業・団体

 おにぎりアクションは、以下の協賛企業・団体様のサポートで開催しています。

オフィシャルパートナー:日産セレナ、エプソン、オイシックス・ラ・大地

コーポレートパートナー:ニッスイ、ニコニコのり

自治体パートナー:福井県「いちほまれ」

サポーティングパートナー:キッチンde給食、東京エレクトロン、象印マホービン、東横イン、サンゲツ、ニッコクトラスト、豊田通商、田辺ファーマ、三菱重工業、双日、GMOインターネットグループ、丸東、三菱ケミカルグループ、LEOC、住友電気工業、SI&C、RKKCS、アマノ、住友理工、ジョーンズ ラング ラサール、商船三井、フーディストノート、デリッシュキッチン、シダックスコントラクトフードサービス

ご取材頂けます

◆ TFT「おにぎりアクション」担当者、事務局長へのご取材

◆ 協賛企業・自治体 担当者へのご取材

◆ 明日へのチカラ 代表理事、担当者へのご取材

おにぎりアクションについて ( https://onigiri-action.com/ )

おにぎりアクションは、日本の代表的な食である「おにぎり」をシンボルに、「おにぎり」の写真をSNS(Facebook, Instagram, X(旧Twitter))、またはおにぎりアクションの特設サイトに投稿すると、1枚の写真投稿につき給食5食分に相当する寄付(100円)を協賛企業が提供し、アフリカ・アジアの子どもたちに給食をプレゼントできる取り組みです。過去10回の開催で約214万枚の写真が集まり、累計約1,163万食を提供。

・おにぎりアクション2025開催日程:10月7日(火)~11月15日(土)

・おにぎりアクションFOR JAPAN開催日程:11月18日(火)~30日(日)※目標枚数達成次第終了

特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International

特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International

2007年10月設立。認定NPO法人。“TABLE FOR TWO”を直訳すると「二人のための食卓」。先進国の私達と開発途上国の子どもたちが食事を分かち合うというコンセプトのもと、社員食堂や店舗でTFTヘルシーメニューを購入すると、代金の内20円が寄付となり、飢えに苦しむ世界の子どもに給食1食分をプレゼントすることができます。企業や官公庁、大学、病院など約700団体にご参加いただき、東アフリカと東南アジアの5カ国(ケニア、タンザニア、ルワンダ、ウガンダ、フィリピン)を中心に、学校給食の提供、そして菜園・生産性向上プログラムの支援を実施しています。累計支援給食数は1億1000万食以上にのぼります。
URL https://jp.tablefor2.org/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
http://jp.tablefor2.org/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都
電話番号
-
代表者名
小暮真久
上場
未上場
資本金
-
設立
2007年10月