テレワークを実践する会社員、「ワーケーションに取り組んでみたい」が62.0%
〜休暇と合わせて地域の観光、自然、食べ物を楽しみたい一方で、休暇と仕事を合わせることへの制度的不安も〜
株式会社あしたのチーム(本社:東京都中央区、代表取締役社⻑:髙橋恭介、 以下 あしたのチーム)は、ワーケーション支援事業を通じて地方創生に取り組む、株式会社We'll-Being JAPAN (ウェルビーイング・ジャパン、本社:東京都中央区、代表取締役社長:野口 茂一、以下 ウェルビーイング社)、株式会社日本旅行(本社:東京都中央区、代表取締役社長:堀坂明弘、以下 日本旅行)と3社共同で、テレワーク導入企業の会社員332名を対象に「会社員のワーケーションに対する考え方及び姿勢」に関する調査を実施いたしましたのでお知らせいたします。
- 調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年8月13日〜同年8月18日
有効回答:テレワーク導入企業の会社員332名
- 自社での「ワーケーション」制度の導入に興味を持つ会社員は6割
・非常に興味がある:23.8%
・少し興味がある:38.2%
・あまり興味がない:20.8%
・全く興味がない:16.6%
・既に自社で導入している:0.6%
- ワーケーション制度への不安として、「休暇が結局仕事になる可能性がある」や「どこまで勤怠をつけて良いのかわからない」などの声が約半数
・休暇が結局仕事になる可能性がある:51.5%
・どこまで勤怠をつけて良いのかわからない:47.1%
・オンオフの切り替えが難しい:44.2%
・仕事環境の整備が難しい:37.9%
・同僚から遊んでいると思われる:37.4%
・人事評価に影響しそう:28.6%
・不安や課題は一切ない:5.3%
・その他:2.4%
- ワーケーション制度への不安として、「きちんと評価されるか」などの声
<自由回答・一部抜粋>
・51歳:会社が制度として認めてくれるか。
・52歳:雇用主から自分の仕事ぶりを信用してもらえるかどうかわからない。
・61歳:やはり、リモートで仕事をしていると言う部分を会社としてどの範囲まで認められるかどうかと言う部分が課題だと思います。
・53歳:会社の人とコミュニケーションが取りづらい。急に出社する事態が起きたとき、対応するのが大変。
・66歳:仕事とそれ以外の両方が中途半端になり、両方ともに良い結果が残せない可能性がある。
・38歳:給料下がりそう。
・35歳:きちんと評価されるか。
- ワーケーション制度への期待として最も多かったものは、「リフレッシュすることで生産性が向上する」で約半数
・リフレッシュすることで生産性が向上する:47.3%
・家族との時間やプライベートな時間の確保がしやすくなる:38.9%
・長期休暇等で旅行などに行きやすくなる:34.3%
・モチベーションがあがる:23.5%
・わからない/特にない:21.4%
・その他:2.4%
- ワーケーションのメリットとして「色々な場所に行くことで、会社にいたらできない自分の見識を広げる機会になる」や「都会の煩わしさから解放される」の声
<自由回答・一部抜粋>
・44歳:色々な場所に行くことで、会社にいたらできない自分の見識を広げる機会になる。
・52歳:育児や介護などがなくても全ての人がリモート勤務がありうるという前提を作るきっかけになる。
・61歳:時間を有効に使えるメリット。
・53歳:新たな趣味やスポーツを始めてみる。
・56歳:国際空港が住処になりそう。
・57歳:気分転換。
・52歳:都会の煩わしさから解放される
- 一方で、「実際にワーケーションが導入される確率は低い」と感じる会社員は約7割
・非常に低い:38.2%
・低い:30.3%
・高い:12.1%
・非常に高い:3.9%
・わからない:15.5%
- 導入が期待できない理由は「労務管理がしにくい」や「労務管理や労災について制度整備ができないことを理由に二の足を踏んでいる」の声
<自由回答・一部抜粋>
・50歳:環境が整っていないから。
・59歳:労務管理や労災について制度整備ができないことを理由に二の足を踏んでいる。
・48歳:セキュリティの担保が難しそう。
・45歳:管理するのが難しいと思うから。
・52歳:対人関係が重要視される事業だから。
・47歳:紙書類のやり取りがある。
・60歳:労務管理がしにくい。
・50歳:管理が難しいから。
・49歳:管理体制を整えるのが難しいから。
- まとめ
しかし一方、実際に自社で導入が期待できるかについては、約7割が「期待できない」と回答しており、その理由として「労務管理がしにくい」や「労務管理や労災について制度整備ができないことを理由に二の足を踏んでいる」などが挙げられ、まだまだ制度面においての不安が残っているといった実態も判明しました。
テレワークの一般化に伴い、新たな働き方として期待を寄せられている「ワーケーション 」について、企業での導入ができるかの鍵は、労務管理や評価制度などの制度面の整備であると言えるでしょう。
- 会社概要
代表者 :代表取締役社長 髙橋 恭介
本社所在地:東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX11F
設立 :2008年9月25日
サイト :https://www.ashita-team.com/
社名 :株式会社 We'll-Being Japan
代表 :代表取締役社長 野⼝ 茂⼀
本社所在地:東京都中央区⽇本橋本町4-8-16 KDX新⽇本橋駅前ビル3F
設立 :2019年11⽉18⽇
サイト :https://well-being.inc
社名 :株式会社日本旅行
代表 :代表取締役社長 堀坂 明弘
本社所在地:東京都中央区日本橋1-19-1 日本橋ダイヤビルディング12階
設立 :1949年1月28日
サイト :https://www.nta.co.jp/
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