携帯電話やSNSからの個人情報流出経験、ある?ない?(マクロミル調べ)
SNSからの個人情報流出に関する意識調査
株式会社マクロミル(本社:東京都港区、代表執行役グローバルCEO:スコット・アーンスト)は、全国の15歳から59歳までの男女を対象に、「SNSからの個人情報流出に関する意識調査」を実施いたしました。調査手法はインターネットリサーチ。調査期間は 2016年2月9日(火)~12日(金)。有効回答数は500名。
<Trend Eyes vol.4>
■Topics
- 年代によって異なる他人とのコミュニケーション手段
10代は携帯電話よりもTwitter利用率が高、50代はまだまだ固定電話利用が人気 - 55%がSNSの情報流出に不安をかかえる。しかし、3人に1人は対策せず・・・
- 5人に1人が恋人や家族の携帯電話を無断で見た経験アリ。女性は男性の2倍!さらに、覗き見経験者の18%が浮気を発見
■調査の背景
LINEやFacebook、TwitterにInstagram。SNSが年々普及拡大している中、利用者はセキュリティに対してどのような意識を持っているのでしょうか?そこで、SNSの利用実態や個人情報流出の実態・意識について調査しました。
■調査結果
【1】 LINEがコミュニケーションのメイン手段の10、20、30代と、電話がメインの40、50代。 固定電話をまだまだ使用中の50代に対し、イマドキの10代は携帯電話よりもTwitter。
直近1年以内に利用したコミュニケーション手段について聞きました。年代別にみると、全年代でLINEが浸透しており、10代93%を筆頭に、20代30代で1位、40代で2位、50代でも4位に入りました。Twitterは10代20代など若い世代に浸透。Facebookは20代30代で5位にランクインしているものの利用率は25~26%に留まっており、10代にはあまり浸透していないことも明らかに。一方、40代50代では固定電話の利用者も根強く残っていることがわかりました。
<図:直近1年のコミュニケーション手段)N=472 /複数回答>
【2】 SNSからの情報流出に不安を抱える人は55%にのぼる一方で、3人に1人は何も対策していない現状。
SNSのセキュリティや情報流出への不安の有無を聞いたところ、アカウントを持っているSNSに対し、全体の半数を超える55%が「不安を感じる」と回答しました。特に若い世代ほど、不安を感じる人が多く、10代では68%にのぼっています。
<図:SNSの情報流出に対しての不安と対策(ベース:全体/N=500)>
その一方で、情報流出を防ぐ工夫を“何もしていない”人は38%と、3人に1人はパスワードをかける等の対策を何もとっていないことがわかりました。その割合は年代が高いほど大きく、50代では約半数の47%が何もしていません。
なお、実際にSNSから情報流出したことがある人はわずか2%です。
<図:コミュニケーション手段を利用する際、情報流出を防ぐために行っている工夫(ベース:全体/N=500 /複数回答)>
【3】 他人の携帯電話を無断で覗き見、5人に1人が経験アリ。女性は男性の2倍以上!
他人(家族、恋人、友人知人)の携帯電話を、持ち主に「無断で見た」ことがある人は23%、自分の携帯電話を「無断で見られた」と感じたことがある人は13%でした。男女別にみたところ、女性は32%と男性14%の約2.3倍もいることがわかりました。一方で、見られたと感じたことのある人の割合は男女間でそれほど差がなく、気づかずに携帯電話を見られているのは男性のほうが多いといえそうです。
<図:他人の携帯電話を無断で見た/見られたことの有無(ベース:全体/N=500)>
また、携帯電話を無断で見たことのある人のうち、18%が浮気を発見したことがあると回答しました。これは6人に1人に当たります。
<図:SNSを通じて浮気を発見した経験の有無(ベース:他人の携帯電話を無断で見たことのある人/N=113)>
▼調査概要
調査主体 マクロミル
調査方法 インターネットリサーチ
調査対象 全国、15~59歳の男女(マクロミルモニタ会員)
割付方法 男女×年代(10,20,30,40,50代)を均等に回収 / 合計500サンプル
調査日時 2016年2月9日(火)~12日(金)
▼調査レポートまとめサイト
http://www.macromill.com/honote/
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