ラクスル、男性社員の育児休業取得率67%、平均取得期間34日を達成

~ライフステージの変化にも対応し、長期にわたって活躍できる環境によりダイバーシティの推進を目指す~

ラクスル株式会社

ラクスル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:松本恭攝)は、2021年度の男性社員の育児休業取得に関して、取得率67%、平均取得期間34日間を実現したことをお知らせいたします。当社ではメンバーが多様な変化に適応し、長期間にわたって安心してチャレンジできる環境整備に努めております。先行きが不透明で、将来の予測が困難な時代であるからこそ、メンバーが出産・育児・介護などライフステージの変化や外部環境の変化にも対応して、安心してチャレンジできる環境を継続的に支援してまいります。

 

  • リリースの背景

少子高齢化が進む中、育児や介護を行う労働者が仕事と家庭を両立して働きやすい環境を整備することは喫緊の課題です。2022年4月より施行される育児・介護休業法の改正にも見られる通り、男性社員の育休取得が企業に強く求められている一方で、平成30年度「雇用均等基本調査」(厚生労働省※)によると、男性社員の育休取得率は6%、取得期間は2週間未満が全体の約7割を占めており、男性社員の育休取得は未だに進んでいない状況です。

これらの背景としては、男性社員が「育休を取得する上での制度整備」だけでなく、「収入を減らしたくない」そして「まだ男性社員が育休を取りにくい風土がある」など、認知・理解が追いついていないことが挙げられています。今後、企業側に求められるのは、制度の拡充と社内の風土づくりを両輪で進めていく姿勢であることも伺えます(※)。

※参考データ参照
 
  • ラクスルのこれまでの取り組み
ラクスルでは、メンバーがライフステージの変化にかかわらず長期間にわたって安心して働くことができる環境構築を目指して、経営陣から率先して育休を取得することで「男性社員が育休を取りやすい風土づくり」にチャレンジしてまいりました。さらに、育休中の「収入減」という不安にも向き合い、「産育休復職祝金制度」をつくり、育休取得中の給与を実質全額保証することで、男性社員育休の浸透を推し進めてまいりました。

<経営陣の取得実績>
・取締役CFO 永見世央、2017年度に38日間取得
・代表取締役社長CEO 松本恭攝、2020年度に14日間取得

「風土づくり」と「収入面の不安への対応」を率先して行ってきた結果、2021年度の育休取得状況としては、男性社員育休取得率67%、平均取得期間34日を実現しております。

<2021年度育児休業取得実績>
・女性社員 取得率100%、平均取得期間260日
・男性社員 取得率67%、平均取得期間34日

■男性育休取得社員よりコメント
ノバセル株式会社 マーケティング部 部長 中野 竜太郎 2022年度に33日間取得

2020年4月に運用型テレビCMサービス「ノバセル」をリリースしてから1年ほどしか経過しておらず、マーケティングチームは私を含め2名体制の中、育休を取得して良いのか正直悩みました。しかし、上長であるノバセル株式会社CEOの田部に相談したところ、「取ってください!妊娠中も何かあれば、奥様優先で」と温かい言葉をいただき、取得に至りました。ラクスル社内でも男性社員の育休取得実績がすでにあったことも後押しとなり、部署内でのサポートをいただいております。

育休を取ることによる金銭的不安に関しても、ラクスルは産育休復職祝金制度が整っていたため、安心でした。1か月間会社を休むという経験自体初めてで不安だらけでしたが、育休を取ることで家族とのかけがえのない時間を過ごすことができています。

■ラクスルCFO永見よりコメント
取締役/CFO 永見世央 2017年度に38日間取得

スタートアップは長期戦、かつ家族の幸せや理解があってこそ頑張れるものと常日頃から思っています。2017年に第四子が誕生した際に、東証審査開始前で上場準備が佳境でしたが、5週間強育休を取得しました。周りの仲間には負担をかけてしまいましたが、家族との時間を重視することができ、また自分の業務を巻き取ることで仲間が成長する姿を見ることもできました。制度はもちろんのこと、育休産休は男女ともに当たり前に取得するというダイバーシティを受け入れるカルチャーは当社においても強く根付かせていきます。

<参考データ>
■ラクスルのライフステージの変化における(育児・介護など)の主な制度

・結婚祝金&特別休暇
・出産祝金&特別休暇
・育児休業制度・産育休復職祝金
 (出産・育児休業期間の給与を実質全額支給する(男性社員:産後~6か月以内・最大約2か月分、女性社員:最大約5か月分))
・育児休業補償制度
・内閣府ベビーシッター割引券制度
・介護休業制度
URL:https://speakerdeck.com/raksulrecruiting/raksul-introduction?slide=52

■男性育児休業の取得期間

出所:平成30年度「雇用均等基本調査」(厚生労働省) をもとにラクスル作成


■出産・育児を目的として休暇・休業を利用しなかった理由(男性・正社員回答)

出所:三菱UFJリサーチ&コンサルティング 「仕事と育児等の両立に関する実態把握のための調査研究事業報告書」(平成30年度) をもとにラクスル作成

 

 
  • 【ラクスルグループについて】
「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」という企業ビジョンのもと、印刷や物流、広告といったデジタル化が進んでいない伝統的な産業にインターネットを持ち込み、産業構造を変えることで、より良い世界にすることを目指します。現在ではネット印刷・集客支援のプラットフォーム「ラクスル」、物流プラットフォーム「ハコベル」、広告のプラットフォーム「ノバセル」を提供するノバセル株式会社、コーポレートITの「ジョーシス」のサービスを提供するジョーシス株式会社を運営しております。(URL:https://corp.raksul.com/

【ラクスルが取り組む"産業DX"】
私たちは、シェアリングプラットフォームによる取引の効率化、ソフトウェア(SaaS)による業務の効率化、それらに基づく付加価値サービスの3つを統合したプラットフォームの構築により、バーティカルに各産業の課題を解決し生産性・収益性の高い業界に変革していきます。ラクスル株式会社は産業変革者として、デジタル化が進んでいない伝統的な産業に対して、統合バーティカルプラットフォームを通じてDXを推進し、世界をより良いものにしていきます。

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会社概要

ラクスル株式会社

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URL
https://corp.raksul.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区上大崎2-24-9 アイケイビル1F
電話番号
03-6629-4892
代表者名
永見世央
上場
東証プライム
資本金
-
設立
2009年09月