高等教育機関向けDXプラットフォーム「Schoo Swing」に対面授業に向けた新機能を追加

学生一人ひとりの学習行動データの活用により、学習の個別最適化も可能に

株式会社Schoo

インターネットでの学びや教育を起点とした社会変革を行う株式会社Schoo(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:森 健志郎、以下「スクー」)は、高等教育機関向けDXプラットフォーム「Schoo Swing」に新機能を追加しました。コロナ禍の行動規制の緩和に伴い対面授業を再開する高等教育機関(大学・専門学校)が増えていることを受け、従来のオフライン授業にオンラインの利点を組み込み、学習体験をアップデートさせていきます。

 
  • 機能追加の背景
行動規制の緩和に伴い多くの高等教育機関(*1)が対面授業を再開する中で、従来の対面を中心とする授業スタイルにオンライン授業のノウハウを取り入れて、授業体験のアップデートを目指す大学・専門学校が増えています。(※)

スクーが提供する高等教育機関向け学習プラットフォーム「Schoo Swing」は、授業特性に合わせたオンライン/オフライン/ハイブリッドの授業形式を1つのツールで実現できることを強みとしたCMS/LMS(*2)一体型のクラウドベースの学習プラットフォームです。今回「Schoo Swing」に、多くの大学・専門学校の教職員の方々との意見交換を経て、教職員の認識している課題や意見をもとに対面での授業体験を向上させるための機能追加を行いました。

▶︎「Schoo Swing」サービスサイト:https://dx.schoo.jp/

(*1) 高等教育機関…大学、大学院、短期大学、高等専門学校、専門学校を含む、高等教育を提供する教育機関の総称
(*2) CMS/LMS…CMSはオンライン授業配信の管理システム、LMSは授業前後を含む学習管理システム
 
  • 主な新機能
(1)【対面授業でのオンライン活用】対面授業の双方向性を高める機能を追加
教室で受講する生徒とコミュニケーションが取れる「対面授業モード」を追加。また教室の限られたスペースでのSchoo Swing活用や端末の持ち運びの利便性の観点から、各授業をスマートフォンでも受講できるようにしました。

「対面授業モード」を活用することで、大人数・大教室で学生から質問・意見を集めにくい授業であっても挙手して発言するハードルが低くなり、議論が活発化しやすくなったり、教員が学生の理解度に合わせて補足説明をしやすくなります。

また、Schoo Swingでは視聴ログ・出席情報・課題提出状況・確認テスト結果など、学生IDに紐づいた様々な学習行動データも蓄積できるため、個々の学生のサポートや授業の質改善にも役立てていただけます。

△「対面モード」での参加画面(※イメージ)△「対面モード」での参加画面(※イメージ)


実際に対面授業でもSchoo Swingを活用し、この4月より先立って新機能をご利用いただいている大学の関係者からは、「対面授業のときでも、後からアーカイブ配信できるようにSchoo Swingの『ハイフレックスモード』を活用して録画している。他の配信ツールを併用する場合と比べて、後からアップロード・共有する手間がないので便利」とのコメントをいただいています。

(2)【データ活用】学生一人ひとりの学習行動を把握・分かりやすく可視化
今回の機能追加により、各動画コンテンツについて以下の3点を、学生全体はもちろん、一人ひとりの学生についても表示できるようになりました。
  1. 動画のどの部分を視聴したかの「視聴箇所」
  2. スキップ・巻き戻し・一時停止といった「動画プレイヤーの操作履歴」
  3. 「なるほど」「もやもや」ボタンの押下やコメント投稿などの「動画内アクション履歴」

左:動画コンテンツの「受講データ」確認画面 右:授業資料(PDFコンテンツ)の「受講データ」確認画面左:動画コンテンツの「受講データ」確認画面 右:授業資料(PDFコンテンツ)の「受講データ」確認画面


併せてSchoo Swing上にアップロードした授業資料(PDFコンテンツ)についても、各学生のページごとの閲覧時間が把握できるようになりました。これにより、ページごとの学生全体の閲覧率はもちろん、それぞれの学生がどこまで閲覧し終えたか、また特に長く閲覧したページはどこかが分かります。このように学生一人ひとりの学習行動が可視化されることで、学習の個別最適化に役立てていただけます。

また、動画コンテンツに関する学生の行動データは管理画面にヒートマップとして表示され、学生のアクション量の相対的な多寡・濃淡を視覚的に分かりやすく把握できます。これにより「動画のどの時点で学生の反応が多かったのか」という細かい分析が可能になり、授業の改善ポイントの特定から大学全体の学びの質向上に寄与します。
 
  • 事業責任者のコメント
株式会社スクー プラットフォーム事業部門 責任者 井上 真吾
本格的にコロナが収束してきたという背景もあり、高等教育機関の授業も対面授業(オフライン)が戻ってきました。対面授業は、従来から慣れ親しんでいるので実施しやすい反面、学生の学習行動の把握などDX化が進んでいないのが現状です。Schoo Swingは対面も含めた授業のDX化、データの活用を通じて、「学修者本位の学び」の実現を目指しています。今回の新機能も加えていくことで、これからの日本の社会・未来を牽引するアフターコロナの教育モデルづくりを目指してまいります。
 
  • 導入・活用状況と今後の展望
上記の新機能について、Schoo Swingをすでに導入いただいている大学・専門学校では、2023年4月より活用が始まっています。今後もオンラインとオフラインを組み合わせて「学修者本位の教育」を実現するため、プロダクト強化を行ってまいります。
 
  • 参考データ
(※)出典:「遠隔授業に関するアンケート調査結果の概要」(国立情報学研究所、2020年)
https://www.nii.ac.jp/event/upload/20200914_Report.pdf
 
  • 「Schoo Swing」製品概要
「Schoo Swing」は、「学修者本位の学びを当たり前に。」をコンセプトに、スクーが大学等の高等教育機関に特化して提供しているCMS/LMS一体型のクラウドベースの学習プラットフォームです。授業特性に合わせたオンライン/オフライン/ハイブリッドの授業形式を1つのツールで実現できます。

製品名:Schoo Swing(スクー スウィング)
利用対象者:大学・専門学校等の高等教育機関
サービスサイト:https://schoo.jp/dx
サービスに関するお問い合わせ:dx@schoo.jp

▼第19回 日本e-Learning大賞で「EdTech特別賞」を受賞
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000207.000006391.html
 
  • 株式会社Schooについて
「世の中から卒業をなくす」をミッションに、インターネットでの学びや教育を起点とした社会変革を進めている。大人たちがずっと学び続けるオンライン生放送学習コミュニティ「Schoo(スクー)」は2012年のサービス開始後、「未来に向けて、社会人が今学んでおくべきこと」をコンセプトとした生放送授業を毎日無料提供。過去の放送は録画授業として約8,000本公開中。法人向けには社員研修と自己啓発学習の両立を実現する「Schoo for Business」を提供し、学び続ける組織作りに貢献。登録会員数は約87万人、導入企業実績は3,200社を突破。
2014年から約35の大学・教育機関のDX化を支援。2021年9月には高等教育機関DXプラットフォーム「Schoo Swing」を提供開始。
全国約30の自治体との提携をはじめ、奄美大島と包括協定を行うなど地方エリアへの遠隔教育普及によって実現する「未来の暮らし」の確立も進めている。

会社名 :株式会社Schoo(スクー)
代表者 :代表取締役社長CEO 森 健志郎
設立 :2011年10月3日
資本金 :1億円
所在地 :〒150-0032 東京都渋谷区鶯谷町2-7 エクセルビル4階
事業内容:インターネットでの学びや教育を起点とした社会変革URL:https://corp.schoo.jp/(コーポレートサイト)・https://schoo.jp/ (個人向けサイト)・https://schoo.jp/biz(法人向けサイト)・https://dx.schoo.jp/(高等教育機関向けサイト)・https://pencil.schoo.jp/(オウンドメディア)・https://note.com/schoo(公式note)

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会社概要

株式会社Schoo

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URL
https://schoo.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都 渋谷区鶯谷町2-7 エクセルビル4階
電話番号
03-6455-1680
代表者名
森健志郎
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2011年10月