「炎舞炊き」シリーズ国内累計出荷台数100万台(※1)突破のお知らせ

象印マホービン株式会社

象印マホービン株式会社が2018年7月21日より発売している圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」シリーズが、発売から約7年でシリーズ国内累計出荷台数100万台※1を突破しました。

※1 2018年以降発売の「炎舞炊き」シリーズ(NX-A型、NW-F型、NW-K型、NW-L型、NW-N型、NW-P型、NW-U型、NW-E型)当社累計出荷数(集計期間:2018年7月11日~2025年9月24日 当社調べ)

よりおいしいごはんを追求するため、炊飯の原点である“かまど炊き”を徹底的に研究し、かまどの炎のゆらぎに着目してそれを再現する形で2018年に誕生したのが圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」です。「炎舞炊き」は、炊飯ジャーの心臓部であるIHヒーターを複数に分割して独立制御し、部分的な集中加熱を繰り返すことで釜内に激しい対流を生み出す独自の「ローテーションIH構造」を搭載。お米を縦横無尽に舞わせることで、一粒一粒にしっかりと熱を伝え、甘みのあるふっくらとしたごはんに炊き上げます。

発売以来、「炎舞炊き」はIHヒーターの構造を改良し続け、おいしさは着実に進化しています。「炎舞炊き」ご愛用者のおいしさ満足度は94%※2と高い評価をいただいておりますが、「おいしさに限界はない」という想いを胸に、これからも挑戦を続けてまいります。

※2 2024年当社従来品NW-FC型のご愛用者アンケート(n=776)

【「炎舞炊き」開発背景】

当社が初めて10万円を超える炊飯ジャーを発売したのは、2010年の「極め羽釜」でした。この商品は、内釜の“カタチ”を根本から見直し、業界で初めて羽釜形状の内釜を採用。そのおいしさは大きな話題となりました。翌年、内釜の“素材”を追求し、羽釜の形状はそのままに、伝統と高いブランド力のある岩手県の伝統工芸品「南部鉄器」を採用した「南部鉄器 極め羽釜」を発売しました。どちらも業界の常識を打ち破り、ごはんのおいしさにとことんこだわったことで好評いただき、2010年の発売以来、約9年でシリーズ累計55万台※3を出荷するヒット商品となりました。

※3 「極め羽釜」シリーズ 2010年9月21日〜2019年12月31日 累計出荷台数 当社調べ

2010年発売「極め羽釜」NP-SA10
2011年発売「南部鉄器 極め羽釜」NP-SS10

「炎舞炊き」発売以前の2010年代は、内釜の形状や材質をいかに“かまど”に近づけるかといった「内釜」に焦点をあてた商品開発が各社で繰り広げられていました。しかし、それらだけを追求していてはおいしさに限界があると感じたため、改めて炊飯の原点である「かまど炊き」の研究を進めました。すると、炎のゆらぎが釜底に不規則に当たり、釜内に大きな温度差が生まれて対流を作り出していることに気づきました。その原理を炊飯ジャーで実現したのが「炎舞炊き」です。

2018年発売「炎舞炊き」NW-KA10
かまど炊きの炎(サーモグラフィー画像 当社調べ)ゆらいだ炎が釜底に当たるため、釜内は部分的に高温になる

本体底に複数のIHヒーターを設置し、それぞれのヒーターを独立制御する「ローテーションIH構造」を搭載することでかまどの“炎のゆらぎ”※4を再現。「炎舞炊き」初代モデルでは、従来品と比べて単位面積当たり4倍以上※5の大火力での炊飯を実現しました。

※4 炎のゆらぎ…部分的加熱の火力切り替えを行うことを表現しています。

※5 中パッパ~沸とう維持工程の単位面積当たりの火力比較 2017年当社従来品NW-AT10型 約3.0W/cm2と2018年当社従来品NW-KA10 型 約12.5W/cm2との比較(当社調べ)。単位面積当たりの火力算出方法=中パッパ~沸とう維持工程の平均電力(W)÷IHヒーター加熱面積(cm2)×発熱効率(電波法に定める電磁調理器の高周波出力測定方法にて測定)

【「炎舞炊き」底IHヒーターの変遷】

圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」は、激しい対流を生み出すため、初代「炎舞炊き」NW-KA型は業界初※6の3つに分割した底IHヒーターを採用。2020年モデルからは3つのヒーターを倍の6つに増強。それ以降も、6つのコイルの形状・配置を変えることで更に複雑な対流を実現し、進化を続けています。2025年発売の新製品は、IHヒーターの厚さなどを一から見直すことで、象印史上最高の大火力※7を実現しました。

※6 2018年5月31日時点 家庭用炊飯ジャーにおいて 当社調べ

※7 当社炊飯ジャー底IHヒーターの定格消費電力比較(2017年当社従来品NW-AT10 1290WとNX-AA10 1400Wとの比較 当社調べ)

【ごはんのおいしさを追求し続ける開発者の想い】

もう改良できるところがないと思われていたIH ヒーターの構造を一から見直した「炎舞炊き」は、複数のIH ヒーターを配置する複雑な構造のため、その工数が従来の当社炊飯ジャーの約1.5 倍もあるなど、組み立ての難易度が極めて高いモデルです。マイスター制度を導入することで、その工程のスペシャリストが組み立てを行います。

2025年6月発売の新製品NX-AA型は、象印グループの総力とこれまで培った炊飯ジャー開発におけるノウハウを結集することで、「炊飯ジャーの心臓部」であるIH ヒーターのコイルを小さくしながらも、火力を従来の1200W から1400W へと火力をアップさせることを実現しました。

【2025年6月21日発売 圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」NX-AA型】

商品サイト:https://www.zojirushi.co.jp/syohin/rice/ricecooker/nx-aa/

【象印マホービンが手掛ける飲食事業について】

「おいしいごはんをより多くの人に知ってもらいたい」「日本のごはん文化を守りたい」という思いで2018年より“飲食事業”に参入。外食・中食など様々な業態で「炎舞炊き」で炊いたごはんをご提供しています。

ごはんレストラン「象印食堂」

2018年10月OPEN「象印食堂 大阪本店」
2023年2月OPEN「象印食堂 東京店」

お弁当専門店「象印銀白弁当」

2021年3月OPEN「象印銀白弁当」

おにぎり専門店「象印銀白おにぎり」

2022年4月OPEN「象印銀白おにぎり」
2025年9月OPEN「象印銀白おにぎり京橋店」

【大阪・関西万博で出店中のおにぎり専門店「ONIGIRI WOW!」】

おいしいごはんをお届けすることを使命とする当社は、世界中にごはん好きを増やすことを長期的な目標に掲げており、その一環で、大阪・関西万博に出店し、おにぎりを通じてごはんのおいしさを国内外に発信しています。

店舗名は「ONIGIRI WOW!」。誰が作っても、何を入れてもおいしいおにぎりの包容力や素晴らしさ、おにぎりをほお張れば思わず「WOW!」と声が出るような楽しさの輪を、国内外で食に携わる方々と協力しながら広げていきたいという思いを込めています。おにぎりの累計来客数は10万人、累計販売数は20万個を突破※8しました。

※8 集計期間:2025年4月13日~2025年9月4日 当社調べ

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調理・生活家電
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会社概要

象印マホービン株式会社

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URL
https://www.zojirushi.co.jp/index.html
業種
製造業
本社所在地
大阪府大阪市北区天満1丁目20番5号
電話番号
-
代表者名
市川典男
上場
東証プライム
資本金
40億2295万円
設立
1918年05月